古着の「ワークジャケット」や「ワークコート」の着こなし参考を紹介します。
着こなしを参考にするためには、当時の方々がリアルにどのように着ていたかを見ることが一番ですね。
目次
ワークジャケット/コートの着こなし参考
ワークジャケット、ワークコートの着こなし参考です。
この画像がとても良いです。
画像には3人の男性が写っていますが、左右の方はインナーというかボトムというか、「Over-all(オーバーオール)」を着ているでしょうか。
胸にオーバーオールの胸当て部分がチラリと見えます。
「Chambray(シャンブレー)」生地などのワークシャツを着て、オーバーオールを着て、あるいは穿いています。
さらにその上からワークジャケット/コートを着ているように見えます。
この着こなしですね。
ジャストサイズのシャツに、テーパリングのないワイドストレートのボトム、その上にワークジャケットを着る、帽子はキャスケット的なワークキャップ、靴はレザーのブーツというスタイル。
私なら、ボトムもジャケットも、あえてデニムを選んでインディゴの濃淡を楽しみたい。
インナーをチャコールのシャンブレーシャツを着て、寒い時期はシャツの上に「Browns Beach Jacket(ブラウンズ・ビーチ・ジャケット)」、いわゆる「ゴマシオ」のジャケットやベストを着て、その上からワークジャケットを着ます。
靴はコンバースのオールスターでも問題なさそうですね。
レザーシューズやレザーブーツの方が雰囲気は出ますか。
大切なのはトップスのサイズ感になるでしょうか。
ボトムはオーバーサイズ気味に着て、トップのシャツはジャスト、ジャケットもジャストで着ないと、特に細身の方は服を着させられた感が出てしまう危険があります、気をつけたいです。
サイズ感も画像の人たちはいい感じです。
あと地味に大切なのはボトムのロールアップ。
これはしておいた方が良さそう。
ちなみに私はワークジャケットのサイズは38か40を選んでいます。
メーカーによってもサイズ感が異なるのであれですが、38がちょうど良いことが多いです。
アメリカ古着だとなかなか出てこないんですよね、38。
もっと大きいのばっかり。
記事作成現在の私の身長と体重は178.5cm60kgです。
カバーオールとワークジャケットのチョアジャケット(チョージャケット)
本文中に散々書いているワークジャケットは、日本のファッション業界的には「Cover-all(カバーオール)」という名前を用いられていることも多いかと思います。
しかし、カバーオールは本来、「Cover All」の言葉通り「身体全体を包む服」のこと。
つまり「ツナギ」のようなアイテムを指す言葉ですので、私は基本的には使いません。
人と会話をするときは、ワークジャケットで通じなくてもカバーオールと言えば何のアイテムを指しているのかが通じる相手なら、それに合わせます。
でも本当のことを言いますと、実はワークジャケットともあまり言っていません。
画像のようなジャケットなら私は「チョア・ジャケット」または「チョー・ジャケット」とか、「チョア・コート」または「チョー・コート)」とか言っています。
スペルは「Chore Jacket/Coat」。
choreは英語で「雑用」の意味ですね、なので「雑用ジャケット」や「雑用コート」となります。
それが正しい認識かは分からないですけど、英語サイトやアメリカ人の文章を読むと結構こちらの単語が使われている印象です。