前回書いた私のファッションの着こなしの話です。前回は色のまとめ方というか合わせ方を書いていますので、今回はサイズのお話でもしようかと。
私の好みのファッションはアメリカ古着です。60's後半~80’s前半くらいまでのおよそ20年間くらいの洋服が特に好きみたいですけど、その年代を狙って購入しているわけではなく、気に入ったものを買っていたらその年代のものが多くなっていたというだけの話です。
着こなしの法則、サイズ編
サイズに関して言うと、自分の体型を知ることに尽きます。終わり。
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……では味気ないですね。でも実際にそうですよ。単純に身長の高い低い、痩せているか標準か太っているかだけでもいいので、自分を騙さず直視することからファッションは始まるのでは、と思っております。
着こなす上で大事なことは「体型を隠そうとしない」ことです。
お腹周りが気になるから大きめのトップスを着ようとか、脚を長く見せたいから踵まで完全に隠れる着丈にしようとか、そういうことをしない方がよいかと。そういうことをすると、かえって体型を強調してしまうことになりますし、だらしなく見えてしまいます。
トップスもボトムスも「ジャストサイズ」を知ること。MサイズとかLサイズとかアバウトでいいので。
ただ例外として、ボトムのウエストに関してはオーバーサイズ寄りのアイテムを持ってきてもいいですね。注意点は丈を長くしすぎない方がいいということ。ロールアップ目的なら長くても問題ないですが、先ほど書いたような脚を長く見せたいがために丈の長いボトムを穿くことはお勧めしません。
トップはジャストサイズ。Tシャツやシャツはジャストサイズで、シャツはやや小さいものでもいいです。着丈はお尻に半分くらい隠れるまでかそれより短いものにして、短すぎるのも避けたいですが、お尻が完全に隠れるものはもっと避けたいところ。
ただし、シャツをボトムにインするなら着丈は短くない方がいいですね。当たり前ですが。あと着丈を長くしてボトムから出して着る際も、例えばサルエルパンツなどのルーズな形状のボトムなら大丈夫と思います。シャツの上にベストを着たりしてね。
レイヤリング、重ね着をする際はインナーとアウターの着丈の長さに気をつけたいですね。あまりに長さに差があると合わせるのが大変です。上級者ならあえて長さの違いを楽しめるかもしれないですが、基本は近い長さものを選んだ方が無難です。
袖丈は袖先が手首より先まで行ってしまうものは避けたいですし、短すぎるものも避けたい。手首が適度に隠れるものを。首周りもきっついのや逆にユルユルなものは避けましょう。
ボトムはウエストをジャストサイズかややオーバーサイズに。着丈はジャストサイズのストレートフィットのデニムパンツなら、くるぶしが隠れるくらい短めでもOKかと。ロールアップをさせるなら、ウエストもやや大きめサイズを買いたい。
靴はスニーカーなら大きめのサイズの方がいいです。スリッポンならジャスト。シューレース付きのものなら、1インチくらい大きい方が良いかと。大きすぎると歩いていて疲れやすいのでご注意を。
レザーシューズならジャストサイズか、少しキツめかな、くらいの方がいいかと思います。ある程度なら馴染むので。ブーツは夕方など脚のむくんでいるときに購入するといいかも知れません。あまり大きすぎるのも良くないですが、適度にゆとりのあるものを選んだ方が良いと思います。
中井精也さんは参考になる
男性で太めの方、または太っている方は何を着ていいか迷われる方が多いと聞いたことがあります。そういう方のファッションの着こなし参考としては、鉄道写真家の「中井精也(なかい・せいや)」さんが良いのではないでしょうか。
中井さんは、NHKで平日11:05-11:53に放送されている『ひるまえほっと』(ひるまえ ほっと | NHK@首都圏)という番組にたまに出演されています。私は氏をほぼそこでしか拝見していないので、私が中井さんを拝見した時の服装がたまたま格好良かったのかもしれないのですが、色の合わせ方とサイズ感覚がとても良かった、というか私の好みの合わせ方・着方をされていたので、記憶に残っています。
参考にしてみてください。