Eテレの紀行ドラマ『ふるカフェ系ハルさんの休日』が2024年4月から放送されています。
この記事では2021年度に番組で紹介されたお店の情報をまとめています。
新しい情報が記事の上の方、下へ行くほど今季の放送初期に紹介されたお店です。
目次
ふるカフェ系 ハルさんの休日
Eテレで放送されている『ふるカフェ系ハルさんの休日』とはどのような番組でしょうか。
今、地方では過疎化が進み、何代も受け継がれてきた古民家が廃屋として次々と取り壊されつつある。そんな古民家を惜しみ次世代に残そうとする試みが、リフォームカフェ。
一歩足を踏み入れば、懐かしい空間が広がる古民家カフェは、女性や若者達に新鮮なおしゃれスポットとして大人気。京都、奈良の町屋カフェや下北沢の古民家喫茶など全国的にブームとなっている。そんな古民家カフェを舞台に、記憶から失われつつあるかつての町の姿と記憶をドラマ形式で甦らせていく番組。カフェを訪れる住民たちとの出会いを通して、全国各地の意外な歴史を明らかにしていく。
こちらは以前のシリーズのイントロダクションです。
古い建物のカフェがあれば全国どこへでも。ふだんはうだつの上がらない青年・真田ハルは実は人気のカフェブロガー!ゆったり流れる時間、地元の人たちとの出会い、全国の“ふるカフェ”の魅力を描きます。
2021年4月現在の公式webサイトには上記引用部のように書かれています。
登場人物
登場人物についてです。
本作の主人公は「真田ハル(さなだ・はる)」です。
「渡部豪太(わたべ・ごうた)」さんが演じています。
一部に熱狂的なファンを持つカフェブロガーだそう。
番組の特徴的なところでは、渡部さんの他の出演者が皆さん、地元の方であるという点です。
カフェのオーナーもお客さんも皆さんが演技の素人ですから、基本的にセリフは棒読みですし、演技もお世辞にも上手とは言えません。
古カフェや古い建築物が好きな方で、なおかつ演技面が気にならない方であれば、大いに楽しめる番組になっていると思います。
2021年4月8日放送「東京・国分寺」編
2021年度の第2回、2021年4月8日の放送は「東京・国分寺」編でした。
武蔵野の台地、東京郊外の国分寺市は昔、別荘天国だった!明治~昭和初期のレトロで貴重な洋風建築のカフェを発見。それは、これまで幻とされてきた建物だった。軽井沢を思わせる雰囲気、おしゃれな部屋と階段、ドイツの山小屋風の屋根にガラス張りの回転窓、ロシア風のポットに暖炉、そこは老姉妹が暮らしていた館だった。なぜ“幻の建物”になったのか?どうして、カフェに生まれ変わったのか?住民の絆が生んだ奇跡のカフェ。
録画データに書かれていた番組説明は上記のとおりです。
番組では「築88年! 竹やぶにある幻のカフェ」と紹介されていました。
店名
紹介された古カフェ、その店名は「カフェおきもと」さんです。
https://www.instagram.com/cafe_okimoto/?hl=ja
webサイトとInstagramページがありました。
場所
カフェの場所についてです。
webサイトを拝見すると、住所は「東京都国分寺市内藤 2-43-9」と書かれていました。
ドラマの中で、ハルさんは「国分寺駅」で下車していました。
JRの中央本線と、国分寺線と多摩湖線が乗り入れているでしょうか。
地図を見る限りでは、カフェは同じく中央本線の「国立駅」の方がずっと近いです。
劇中でハルさんは「30分以上歩いていた」とか言っていましたが、それはそうです。
国分寺からでは1駅以上先にある場所へ行こうとしているのですから。
営業時間と定休日
営業時間と定休日についてです。
営業時間は「11時00分から17時00分まで」とのこと。
ランチが11時からラストオーダーが14時まで。
カフェが14時から17時までで、ラストオーダーが16時とのこと。
定休日は「火曜日・水曜日・木曜日」です。
放送直後は混雑が予想されますから、来店される際にあらかじめ問い合わせた方が良いでしょう。
ネット情報では席数が多くないみたいですし人気店のようですので、予約なさると良さそうです。
感想
感想です。
「アサココ」さんで詳しいことが書かれていました。
私の拙い説明よりリンク先の記事を一読なさることをお勧めします。
竹林の中にあるのですよね、竹林を抜けるとアーリーアメリカンスタイルの木造2階建の建物が姿を現すと。
カフェにする際にほぼ改装をしていないと仰っていたかと思いますので、個人的にかなり興味のある建物でした。
建物を維持して有名文化財を目指していらっしゃるそうで、それが改装をしなかった理由のようです。
素晴らしいご判断。
建物は木材がふんだんに使われていて雰囲気抜群でした。
『ハウス食品・世界名作劇場』の作品に登場していそうな。
また、数寄屋造りの日本建築が併設されていて、2つが渡り廊下でつながっているとのこと。
日本建築は多目的スペースとして利用されているそうですが、こちらもまた良い雰囲気なのですよね。
敷地入り口から続く竹林を抜けると2つの建物に出会えることから、竹林が2021年と88年前とをつなげている装置のように感じられます。
竹林のおかげ、沖本さんのおかげで幻と思われていた今回の建物が現存している。
奇跡の建物を一度拝んでみたいものです。
2021年4月1日放送「愛媛・松山」編
2021年度の第1回、2021年4月1日の放送は「愛媛・松山」編でした。
ふるカフェのシーズン6がスタート。第1回は瀬戸内海に面した松山の古き港町・三津。最近、移住者が増えている活気あふれれる街、人気の秘密とは?築125年の商家を利用したカフェにお邪魔。ハルさん、ついに幻の“遠州床”を発見し大興奮!天窓や登り梁など、面白い建築がいっぱい!三津は海運で栄えた開かれた町、昔からの住民は新たな移住者とどう付き合ってるの?人に優しいレトロな港町のあったかいカフェにようこそ!
録画データに書かれていた番組説明は上記のとおりです。
番組では「築125年! 港町を救った元商家カフェ」と紹介されていました。
店名
紹介された古カフェ、その店名は「カフェ&バル太陽と月」さんです。
https://www.instagram.com/taiyoutotuki214/
webサイトとInstagramページを発見しました。
場所
カフェの場所についてです。
webサイトを拝見すると、住所は「松山市三津2丁目12番16」と書かれていました。
松山市というと四国の愛媛県ですね。
ドラマの中で、ハルさんは「港山駅」で下車していました。
「伊予鉄道高浜線」ですか。
地図を見る限りでは、港山駅でもその隣りの「三津駅」でもほぼ同じ距離にありそうです。
海に近い、三津埠頭の方向へ行くとあるみたいです。
営業時間と定休日
営業時間と定休日についてです。
営業時間は「11時00分から22時00分まで」とのこと。
バルとあるので夜の時間帯は食事とお酒がメインになるのでしょう。
定休日は「月曜日」です。
放送直後は混雑が予想されますから、来店される際にあらかじめ問い合わせた方が良いでしょう。
感想
感想です。
元米屋の建物だったそうです。
元々がしっかりかっちりとした造りなこともあってか、シンプルな内装にしていたり、照明や家具、古道具などにも統一されたセンスを感じられ、好感を抱きました。
番組でも取り上げられた床の間の「遠州床」、このデザインが素晴らしかったです。
壁や木材との色合いや、ライティング、置かれていた壺とのバランスも、派手さこそありませんけど、落ち着いた品の良さを感じます。
『ハルさんの休日』を観ていると、古民家カフェ業界には「古民家カフェのテンプレート」のようなものがあると感じます。
今回の『太陽と月』さんもそのテンプレートから外れていないタイプに見受けられ、そこに若干の物足りなさはあるにはありました。
しかし、受け入れられやすいからこそテンプレ化したのでしょうから、そういうものなのだろうと思っています。
四国は人生で一度も訪れたことのない土地なので一度行ってみたいです。
土讃線など電車に乗りたい。
おわりに
ということで『ふるカフェ系ハルさんの休日』の2021年シーズンに放送されたお店の情報を紹介する記事でした。
情報は放送が進むごとに増えていきます。