毎週土曜日18:59から19:30まで『TOKYO MX』で放送されていた音楽番組『ミュージック・モア』。
2020年度から放送日時が変更されています。
目次
TOKYO MX『ミュージック・モア』
TOKYO MX『ミュージック・モア』についてです。
邦楽洋楽・年代問わず、『良い』と思えるステキな音楽に出会える番組。
様々な音楽がすぐに手に入るようになった今だからこそ伝えたい『音楽』の魅力を、余すことなくお届けします。
公式webサイトの「コンセプト」欄には上記引用部のように書かれていました。
司会
番組の司会を務めるのはタレントの「クリス松村」さんです。
音楽にとても詳しい方のようです。
レコードを何万枚と所有しているとかいないとか。
近ごろは、クリスさんがパーソナリティを務めるラジオ番組も聴いています。
ゲストトーク
『ミュージック・モア』は、ほぼ毎回ゲストのミュージシャンが出演します。
主に1970年代、80年代、90年代に活躍した方が多いようです。
ゲストが当時のエピソードや想いを生の言葉で聞くことができる、この点が『ミュージック・モア』の一番の魅力と感じています。
2020年度からの変更点
2020年度から、『ミュージック・モア』は大きな変更がありました。
https://s.mxtv.jp/music/music_more/
変更点、それは「放送日時」が変わったことです。
2019年度までは毎週土曜日の18:59から19:30まで放送されていました。
再放送は毎週金曜日21:30から22:00まででしたっけ。
2020年度からは毎週金曜日01:05から01:35までの放送になりました。
木曜深夜25時05分からの放送ですね。
再放送は毎週金曜日16:30から17:00までの放送です。
初回ゲストは原田真二さん
放送時間が変わった2020年度の初回放送は、2020年4月2日に放送されました。
ゲストは「原田真二」さんでした。
原田さんの番組出演は今回で2回目だったそう。
初めて出演されたとき、私はまだ番組の存在に気がついていませんで、見逃していました。
2020年現在の原田さんの外見、声、話しぶりなどを番組で初めて拝見しました。
こういう話し方をされるのですねぇ。
原田さんはスタジオで、ジャズテイストの「タイムトラベル」や「OUR SONG」を演奏・歌唱してくださっていました。
以前当ブログでは原田さんの『GOLDEN☆BEST OUR SONG~彼の歌は君の歌~』を購入して、聴いた感想を書きました。
良い曲ばかりで衝撃を受けたということを書いていたかと思います。
CDで聴いた原田さんは、2020年から見ると40年ほども前の彼です。
あれから40年ほどの年月が経ち、原田さんはどのように変わったのか、逆にどこが変わらなかったのか、それを多少なりとも知ることができた今回の放送でした。
変わったところは年齢はもちろん、見た目や声、歌い方ですね。
また、トークを聞いた限りでは自らの楽曲、特に詞と、当時の環境・境遇に対する解釈は、おそらく当時からは変わっているのでしょう。
「OUR SONG」の歌詞に関して語っていらっしゃる部分に「それ」を感じ取れました。
しかし原田さんの根底にある、大きな意味での「愛」をもって音楽と向き合い、人と向き合っている姿勢は変わっていらっしゃらないのではないか、と感じました。
芯がぶれていない感。
私は原田さんのことほとんど知りません。
私の知らない40年の間に彼の中では芯がぶれた瞬間はあったかもしれませんけど、40年後から見て40年前と芯の部分に共通点を感じられる、その時点で人として立派だと思うのですよね。
改めて偉大なミュージシャン、偉大な人物と感じた次第です。
おわりに
ということで、TOKYO MXの音楽番組『ミュージック・モア』が2020年度から放送日時が変わったことを書いた記事でした。
しかし、新コロナウィルスの感染の問題で、テレビ業界ではロケやスタジオ収録が難しくなっていると聞きます。
『ミュージック・モア』もゲストを呼ぶ内容を考えると、今後しばらくの間は新規の放送が少なくなってくる可能性がありそうですね。
これを機に番組の放送開始当時の再放送などをしていただければ、それはそれで当時を知らない私などは楽しめるかもしれませんが……。