私が所有するヴィンテージ食器を紹介します。
「ファイヤーキング (Fire King) 」の「サラダボウル」です。
目次
古着ファッション好き
私は若い頃からファッションが好きです。
1960年代から1980年代のアメリカ古着が特に好き。
古着と同様に、当時のアメリカを中心とした古家具や古い食器、雑貨も大好きです。
古着と古家具・古雑貨は私にとってはほぼ同列です。
おそらく当時のアメリカの文化が好きなのでしょう。
Fire-King「サラダボウル」
今回ご紹介するアイテムは『Fire-King』の「サラダボウル」です。
画像が「サラダボウル」。
そのままサラダなどを入れるためのボウルですね。
深さのあるお皿。
「透明ガラス」ではなく「ミルクガラス」です。
ミルクガラス大好きたまらん。
ファイヤーキングとは何か?
『ファイヤーキング』って何? というところからご説明します。
と言いましても私も皆さんに説明するほどはわかっていません。
アメリカ合衆国オハイオ州ランカスターに本社のあるガラス製造メーカー、アンカーホッキング社 (Anchor Hocking) が製造していた耐熱ガラスを使用した商品のブランドの1つである。
ファイヤーキングのWikipediaには上記引用のように書かれています。
耐熱ガラス製品で有名なブランドです。
このページに来られた方なら必ず聞いたことがあるでしょう。
ファイヤーキングのロゴを使用した商品は1940年に製造が開始され1976年に終了している。
現在は、2011年より『ファイヤーキングジャパン社』を設立し、日本を中心に製造、販売を行っている。
前出のWikipediaには上記引用部にも書かれています。
『Fire-King Japan オフィシャルサイト』というWebサイトもありました。
詳しくは公式サイトさんからご覧になってください。
サラダボウルを見てみる
Fire King「サラダボウル」を見てみましょう。
サイズ・大きさ
サイズや大きさです。
手に持ってみると画像のような感じです。
サイズ感がおわかりいただけるでしょうか。
小さいですね。
ボウルの上というか口部分の直径を定規を使って測りました。
画像を見る限りでは、直径は12.5cmあります。
底の直径は8.5cmほどですか。
定規が5.0cm部分から始まっています。
0.0cmで合わせると定規の重心が取れなかったため、5.0cmのところで合わせています。
高さを測った様子を収めた写真を撮り忘れました。
今測ったところでは4.7cmほどでした。
容量はどれくらいだろうと、ボウルにコーヒー豆を入れてみました。
コーヒー豆100グラムほどでいっぱいになりました。
カラー
カラーについてです。
既に画像をご覧いただいていると思いますので今さらですが。
カラーはミルクガラスの乳白色を地色に、ボトムが黒色、途中がグラデーションをしていて灰色に霞んでいます。
こういう色合いがミルクガラスの良いところ。
ボトムスタンプ
サラダボウルの底裏面にある「ボトムスタンプ」を見てみましょう。
毎度のことですけど見づらいですね……。
ソフトを使ってこの画像を露出を下げ、かつモノクロにしてみましょう。
ANCHOR HOCKING
(ブランドロゴマーク)
Fire-King
WARE
MADE IN U.S.A.
11
上記引用のような刻印です。
『ファイヤーキング』は年代ごとにボトムスタンプの仕様が少しずつ異なります。
今回のボトムスタンプは1960年代に用いられたタイプと思われます。
アンカーホッキングのブランドロゴが入った頃のものでしょう。
これ以前のボトムスタンプにはブランドロゴマークは入っていなかったはず。
最後の「11」というのは11番工場で製造されたことを意味するのでしょうか。
よくわかりません。
取扱い上の注意点
ヴィンテージの耐熱ガラス製品を扱う上での注意点があります。
ファイヤーキングに限らず、他のブランドのヴィンテージ食器も共通した注意点と思います。
生産された時代的に「電子レンジ」が一般家庭に普及する前に設計・製造された可能性があります。
ですから設計時に電子レンジで使うことを想定されていないでしょう。
いくら耐熱容器といえども、電子レンジでの使用は控えた方が良いと思います。
私はファイヤーキングのマグを電子レンジで温めた経験があります。
そのときはマグが割れることはありませんでした。
でもできるだけ電子レンジの使用は避けた方が無難です。
直接火にかけることも避けなければいけません。
ファイヤーキングの製品は「耐熱」であって「耐火」ではないからです。
急激な温度変化を加えることも、私は極力避けています。
例えば、熱いコーヒーを淹れて飲んだ直後に冷水をかける、みたいなことですね。
その場合はマグが常温に冷めるまで待つか、温水をかけるようにしています。
逆もまた然りで、冷やした直後に熱いものをかけません。
あまり神経質にはならなくて良いかもしれないですけど、何せ50年以上も前の製品ですから念のため丁寧に扱っています。
年代のことを考えると、「自動食器洗い機」でも使用を避けた方が良いかもしれません。
自宅に食洗機がないので私は試したことがないです。
おわりに
ということで、私の手持ちのヴィンテージ食器のうち『ファイヤーキング』の「サラダボウル」を紹介した記事でした。
雑貨カテゴリのことを失念していました。
数は少ないですけどヴィンテージのテーブルウェアはもう少し持っています。
いずれご紹介しましょう。
サラダボウルは1つしか持っていないのでもう1つ欲しいです。
同じ色でなくても良いので。
出会えると良いなぁ。
ネットショップで価格を見るとそこそこ高価なんですよね、このサラダボウル。