近ごろ「ラジオ」にハマっています。
私が聴いているラジオ番組をご紹介します。
目次
ラジオが流行る
近ごろ私の中でラジオが流行っています。
このラジオ流行りは何年かに一度やって来ます。
ブームがやって来て、しばらく聴いては波が収まる。
何年かラジオを一切聴かずに過ごし、またブームが来る。
この繰り返しです。
2020年に入ってから、ブームがやって来ました。
それ以来1ヶ月ほど、ラジオを毎日聴いています。
radiko
1月も10日を過ぎた辺りでしょうか、日曜日の午後、何となしに『radiko』をつけました。
『radiko』とはインターネットでラジオを聴くことができるサービスです。
私は持っている「iPod touch 6」に『radiko』のアプリを入れていました。
iPod touchを購入してすぐインストールしていました。
アプリを起動したところ、「山下達郎」さんがMCを務める『サンデーソングブック』が放送されていました。
その回では「新春放談」として、ゲストに「宮治淳一」さんを迎えていたはずです。
その、山下さんと宮治さんのトークがとても面白かったのですね。
私は音楽が好きですけど詳しくないので、お二人が何を話しているのか全然なレベルでわかりません。
それでも、チョイスする楽曲センスの良さも相まって、55分間ですか、放送時間があっという間に過ぎていました。
番組を聴き終わったときには既にラジオにハマっていて、他に何か面白い番組はないか探していました。
タイムフリー
私に訪れるラジオの流行りは、いつもなら比較的早く消え去ってしまいます。
何か特別なきっかけがあるのではなく、何となく聴かなくなります。
ところが今度のラジオ流行りはまだしばらく消えそうにありません。
消える気配すらない。
消えそうにない理由を考えてみると、radikoの「タイムフリー」機能のおかげかなと思い至りました。
2016年(平成28年)10月11日正午に開始したサービスで、実証実験と位置付けられていて過去1週間の番組を無料聴取可能にした
radikoのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
radikoには過去1週間の番組を、放送後にも聴くことができる機能がついているのです。
このタイムフリー機能のおかげで、聞き逃した番組が放送時間が重複する番組、番組で聞き逃したトークを、期間限定ではあるものの、聴きたいときに聞き返すことができるようになりました。
好きなときに聴くことができる、このタイムフリー機能は個人的には画期的でした。
ラジオに私の生活リズムを合わせる必要がなくなったことで、私にとってラジオがより身近な存在になりました。
私が聴いているラジオ番組
私が聴いているラジオ番組をご紹介します。
『サンデーソングブック』を聴いて以来、毎日ラジオを聴いています。
聴いていても楽しくない曜日や時間帯も、正直言うとあります。
聴かない時間帯はありつつも、1秒も聴かなかった日はおそらく1日もなかったはずです。
番組を紹介する順番に意味はありません。
単純に思いついた順です。
1. 山下達郎サンデーソングブック
私が聴いている番組の1つは『山下達郎サンデーソングブック』です。
毎週日曜日の14:00から14:55まで『TOKYO FM』で放送されています。
DJはもちろん「山下達郎」さん。
達郎さんがチョイスしたオールディーズを紹介する番組なのでしょうか。
あくまでも達郎さん個人のコレクションの中から曲が紹介されているみたいです。
まだ聴き始めて1ヶ月ほどしか経っていないですから、認識を間違えているかもしれません。
私が聞いてもさっぱりわからない情報が、山下達郎さんの口からたくさん流れてくる訳ですが、わからないのに聴いていて楽しいのですよね。
不思議と。
私は山下達郎さんに特別な興味を持ってこなかったため、今まで一度も番組を聴いたことがありませんでした。
何ともったいないことをしてきたのかと、今の私には思えます。
音楽の他のトーク部分も面白いです。
例えば、達郎さんは昨年末に風邪をひいていたそうです。
「竹内まりや」さんが年末に『紅白歌合戦』に出場することが決まっていたため、まりやさんに風邪を移しては大事です。
なので達郎さんは年末をホテルで過ごしていたのだとか。
部屋で『Netflix』の音楽関係を見まくっていたと仰っていたでしょうか。
そういうエピソードも交えてトークが展開されています。
他、番組のトークで印象に残っていることは、紅白の「AI美空ひばり」について語ってもいました。
AI美空ひばりについて、リスナーから感想を求められた達郎さんが一言発言していました。
何と言ったかは翌日ネットで話題になっていたので、皆さんもご存知のことと思います。
2. 宮治淳一のラジオ名盤アワー
次は『宮治淳一のラジオ名盤アワー』です。
毎週日曜日17:55から18:55まで『ラジオ日本』で放送されています。
DJはもちろん「宮治淳一」さんです。
先ほど少し書いた、『サンデーソングブック』の「新春放談」のゲストに出演していた宮治淳一さんがDJをしている番組。
『ラジオ名盤アワー』の内容は『サンデーソングブック』に近いものを感じます。
達郎さんチョイスか宮治さんチョイスかの違いは大きいでしょうけど。
宮治さんが、選んだ曲やレコードに関連したエピソードを語ったり、リリースされた時代のことなども話をされているようです。
2020年2月2日の放送では、1972年2月のアメリカのヒットチャートでしたっけ、が扱われていました。
個人的にいくつか発見があって興味深い内容でした。
スキー場へ行って、ご自身は滑らず滑っている人を眺めていた的な話は共感できました。
私はスキーやスノーボードをする側の人間でした。
でも以前から、1日ホテルのレストランなどからゲレンデを眺めることも一度は体験してみたいと思っていたので。
色々な人の滑ったり転んだりしている様子を見ることは飽きない気がします。
ただし、こちらの番組はタイムフリーで聴くことがほとんどです。
理由はこのあとすぐ。
3. Barakan Beat
3つ目は『Barakan Beat』です。
バラカンビート。
毎週日曜日18:00から20:00まで『InterFM』で放送されています。
先ほど紹介した『ラジオ名盤アワー』と放送時間が被ってしまっています。
現状、放送時間の長いバラカンビートをリアルタイムで聴いて、あちらをタイムフリーで聴くことで対処しています。
バラカンビートは「ピーター・バラカン」さんがDJを努めています。
ピーターさんはEテレ『2355』で少し、声の出演をされているはず。
以前、同じ『InterFM』で『BARAKAN MORNING(バラカンモーニング)』という番組が放送されていました。
平日朝の放送。
前回のラジオ流行りが来ていたときは〜モーニングを聴いていたのですが、現在は〜モーニングは番組が終了しています。
その代わりはわかりませんが、〜ビートが放送されているみたいです。
私が知らない音楽世界を教えてくれる、私の音楽の先生みたいな存在が、ピーター・バラカンさんです。
『〜モーニング』では「Holger Czukay(ホルガー・シューカイ)」の「How Much Are They」の存在を知りました。
先日の『〜ビート』では「Paul Simon(ポール・サイモン)」の「50 Ways To Leave Your Lover」の存在を知りました。
「S&G(サイモン&ガーファンクル)」は、親の影響もあって子どもの頃から知っていたのですが、ポール・サイモン個人の作品は今まで縁がなかったです。
ポール・サイモンの曲も良い曲ばかりで、「50 Ways To Leave Your Lover」は特に好みでした。
アルバムが欲しい。
4. 伊集院光とらじおと
『伊集院光とらじおと』です。
平日の08:30から11:00まで、『TBSラジオ』で放送されています。
DJはもちろん「伊集院光」さんです。
今まで紹介した3つ番組とは毛色の異なる番組です。
というのもトーク中心の番組だから。
特定のコーナーを除いて音楽がほとんど流れません。
でもある意味今回紹介する番組の中で一番好きかもしれない、そういう番組です。
平日の午前中というと、私はブログの記事を書いたり筋トレをしたりしていることが多い時間帯です。
テレビですと目を奪われてしまうこともしばしば、しかし耳を占領されても筋トレそのものを邪魔しない意味で、ラジオはちょうど良いのです。
伊集院さんのトークは私には耳に心地よく聞こえます。
週4日2時間半も伊集院3トークを聴いていても全く苦にならないですね。
金曜日だけは、似た構成の番組ですけど、DJが異なります。
メインは伊集院さんではなくTBSアナウンサーだった(?)「有馬隼人」さんと、タレントの「山瀬まみ」さんです。
番組名も『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』に変更されます。
がしかし、こちらは聴いていてあまり楽しくないので、ほとんど聴いていません。
『伊集院光とらじおと』の特徴としては、毎日アシスタントが代わる点があります。
月曜日は「新井麻希」さん、火曜日は「竹内香苗」さん、水曜日は「安田美香」さん、木曜日は「伊東楓」さんor「喜入友浩」さんです。
TBS系のフリーアナウンサーの方が多いのでしょうか。
木曜日のみ現役TBSアナウンサーさんですよね。
また木曜日のみ伊集院さんのパートナーとして、タレントの「柴田理恵」さんが出演されています。
この曜日アシスタントさんたちがどなたも良いのですよねぇ。
伊集院さんとのトークの絡みが良い。
特に新井さんと安田さんのトークは楽しいです。
新井さんはヒヤヒヤする発言もありますけど、その天真爛漫さが魅力的な方です。
2020年2月3日の放送では、伊集院さんからアシストしないアシスタントと言われていました。
安田さんはハスキーな声がとても好みで、明るく大きな笑い声もとても好きです。
元気をもらえる気がして。
いえ、竹内さんも安定した喋り、落ち着いた大人の雰囲気があって、好きなアナウンサーさんですよ?
フォローとかじゃなく。
毎日別々のコーナーが用意されていて、そちらも面白い。
火曜日の「俺の5つ星」が特に面白いです。
数週間前は、リスナーさんが子どもの頃に地元(?)で見かけた、自動車で移動販売をしている「たこ焼き屋」のその後や正体を調査する回がありました。
他の複数のリスナーさんから、件のたこ焼き屋に関係する情報が寄せられ、番組で調査を進めていきました。
このどんどん謎が解かれていく様、謎が解けるかと思ったらどんでん返しが待っていて……。
まるでミステリー小説を読んでいるようで、聴いていて楽しめました。
水曜日の「あれコード」のコーナーも好きですね。
同じく水曜日の「電気代ビンゴ」はよく思いついたなと発想に感心します。
良くないと思っている点は、ニュース解説のコーナーは質が低いと感じられることです。
解説ではなく感想になっている方がいらっしゃるように受け取れます。
5. JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力
『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』です。
毎週火曜日01:00から03:00まで(月曜深夜25:00から27:00まで)『TBSラジオ』で放送されています。
DJはこちらも「伊集院光」さん。
『伊集院光とらじおと』と同様、トークメインの番組です。
『〜とらじおと』はアシスタントやゲストもいます。
深夜はほぼ一人で話しているようです。
ディレクターと思われる方が、伊集院さんの隣り(?)でよく笑っています。
深夜番組ということで、伊集院さんの言葉遣いが少し乱暴だったり、シモ関係の内容・言葉も出てきたりします。
朝と深夜とで、一人称の呼び方や口調、話の内容までをしっかり区別して使い分けているところに彼のプロ意識を感じ取れ、毎度のように感心しています。
特に朝の番組では言って良いこと良くないことの線引きがよりシビアでしょう。
想像される年齢層的に。
あるときは、トーク内容が朝と深夜とで同じことがありました。
ドラクエウォークのことです。
そのときに伊集院さんが言葉や内容を使い分けていると感じられ、この人はすごいなと。
なので私の中では『〜とらじおと』と『JUNK』はセットになっています。
両方とも聴いて伊集院さんの凄さがより良くわかる気がしました。
『JUNK』は月曜深夜というか火曜未明というか、の放送です。
火曜日の8時半からは『〜とらじおと』の放送があります。
以前の発言内容から、月曜日はTBSラジオで寝てそのまま朝の放送に挑んでいるようですね。
大変だ……。
難点は、薬物で逮捕された芸能人を、伊集院さんはしばしば笑いのネタにすることです。
私はそういうことを笑いのネタにされても笑えない質です。
あまり目につく・耳につくようなら聴くことを止めるかもしれません。
6. サタデーミュージックバトル 天野ひろゆき ルート930
「サタデーミュージックバトル 天野ひろゆき ルート930」です。
毎週土曜日13:00から16:30まで『ニッポン放送』で放送されています。
番組の前半はミュージックバトル。
2組のゲストがクイズに挑戦し、クイズに正解した方がリクエストした曲を番組で流すことができる、という内容です。
番組の後半はミュージシャンをゲストに呼んでのトークです。
個人的には前半のクイズバトルのパートが楽しいです。
以前「大友康平」さんがゲスト出演していたことがありました。
大友さんのリクエストが『GLIM SPANKY(グリムスパンキー)』で、そのことが私にとっては驚きでした。
大友さんクラスの方でも若い人の音楽を聴いて、リクエストまでするんだなぁと。
何でも大友さんは「松尾レミ」さんの歌声が気に入っているみたいです。
そういうミュージシャンの意外(?)な一面を知ることもできて楽しいですね。
後半のゲストトークは、クイズバトルに比べるとゲストへの依存度が強い気がして、人によって面白くないこともあったり。
でも「家入レオ」さんが出演された回は楽しめました。
おわりに
ということで、近ごろ私の中で「ラジオ」が流行っているので、聴いているラジオ番組を紹介した記事でした。
まだ1ヶ月くらいしか聴いていないですから網羅できていません。
番組は今後もう少し増えるかも。