ディスディスブログ

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富士見ドラゴンブック『アイテム・コレクション』が相変わらず面白い!1人のイラストレーターさんの名前を知りたいです

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『富士見ドラゴンブック』から出版されていたファンタジー・ファイル・シリーズの、「安田均」さんが書いた書籍『アイテム・コレクション』を読んでいます。

10年ほど前にAmazonで購入し、今でも時おり読んでいます。

 

目次

 

 

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『アイテム・コレクション』

『富士見ドラゴンブック』から出版されていた『アイテム・コレクション -ファンタジーRPGの武器・装備-』を最近読みかえしています。

 

アイテム・コレクション

ファンタジー・ファイル

Fantasy file

ファンタジーRPGの武器・装備

 

アイテム・コレクション

 

安田均 / グループSNE

 

冒険者の装備図鑑!

ファンタジー・ゲームに登場する武器や鎧、装備をバッチリ解説!

決定版!

富士見ドラゴンブック

定価600円(本体583円)

富士見文庫

 

画像がアイテム・コレクションです。

イラストから伝わる1980年代感がすごい。

 

安田均さん

本書の著者は「安田均(やすだ・ひとし)」さんと「グループSNE」です。

 

安田 均(やすだ ひとし、1950年7月25日 - )は小説家、翻訳家、ゲームライター。グループSNE代表。

 

安田均 - Wikipedia

 

安田均さんのWikipediaには上記引用部のように書かれています。

 

twitter.com

 

Twitterアカウント (@yasudahitoshi2) もお持ちのようです。

 

www.groupsne.co.jp

 

グループSNE(グループエスエヌイー)は安田均が中心になって設立されたクリエーター集団・株式会社。兵庫県神戸市に本社を置く。

テーブルトークRPG(TRPG)・トレーディングカードゲームの制作・翻訳などを行っている。日本のロールプレイングゲームの草分け的存在で、日本国内で最も普及したTRPG『ソード・ワールドRPG』や国産ファンタジーとして有名な『ロードス島戦記』をはじめとして、多くのゲームや小説作品を世に送り出した。

 

グループSNE - Wikipedia

 

グループSNEのWikipediaには上記引用部のように書かれています。

 

私は、いずれも名前は知っているけど、どういう方なのか、どういうグループなのかはいまいちわかっていません。

特に安田均さんは、『ロードス島戦記』を書いていた「水野良」さんとしばしば混同します。

 

アイテム・コレクションとの出会い

『アイテム・コレクション』といかにして出会ったかなどを書いていきます。

 

ゲームブックとの出会い

子どもころに、私の周りでは「アドベンチャー・ゲームブック」というものが流行っていました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

『火吹山の魔法使い』とか『バルサスの要塞』とか『運命の森』とか。

 

ゲームブックとは何か?

意味はそのまま「ゲームができる本」で良いでしょう。

本で遊べるRPG的な。

 

各段落に番号が振られており、段落の最後に番号が書かれた選択肢が用意されていて、読者は段落の内容を読んだ上で選択をし、進んだ番号によって異なるストーリー展開をしていきます。

進んだ先には何かが落ちていたり、他の冒険者たちとの出会いがあったり、モンスターとの戦闘があったり、突然罠にかかったりして死んだり……そうして謎を解き明かしつつエンディングに進んでいく、というものです。

 

ロードス島戦記とアイテム・コレクション

ゲームブックの流行りは少なくとも私の周りでは限定的なものでした。

私の周りでは私と友人の5〜6名だけが遊んでいて、他の学校の同級生たちは存在すら知らない子も大勢いたはずです。

特に女子は。

 

ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION (角川スニーカー文庫)

ゲームブックが流行ってから何年か経つと『ロードス島戦記』が刊行され、それとほぼ同じ時期と思いますが、本書も出版されたと思います。

なので私が知ったのはロードス島戦記を知った頃、あるいはその少し後のことでしょう。

 

当時、私は『アイテム・コレクション』をゲームブック仲間から借りて読んでいます。

友人から借りて読んだ結果、これまでに読んだファンタジーものの中でも特別面白く感じられました。

ファンタジー世界に登場する武器や装備などアイテムだけを取り扱っていて、私にも読みやすくなっている書籍など、それまで見たことがありませんでしたから、私の目に新鮮に映ったのでしょう。

特に登場人物の「ルーファス」が実はあの人だった! ことが、子どもだった私を大いに興奮させました。

 

ファンタジーから離れる

しかし、私が呼んでいた『アイテム・コレクション』は借り物でしたから返さなければなりません。

返却後すぐに近所にある本屋という本屋で探してみたのですが、どこにも売られておらず、泣く泣く購入を諦めました。

 

私自身、当時は子どもで行動範囲も狭く、資金もお年玉やお小遣いしかないため乏しく、また当時はAmazonなどネットショップから手軽に購入できる時代とは異なりましたから、入手手段は限られていました。

本屋で注文をすれば良かったのでしょうけど、当時から店員さんに聞くことができない性質でした。

 

大きくなるにつれて、環境が何度か変わり、それに伴い付き合う友人も変わっていって、興味の対象も変わったり増えたりして……。

そのうちファンタジー世界から興味は薄れていき、いつしか『アイテム・コレクション』の存在も忘れていました。

 

ソード・ワールドSFC 攻略の手引き (アスキームック)

忘れたと言いつつ、スーパーファミコンのソフト『ソード・ワールドSFC』は1も2もプレイしましたから、記憶が完全に失われてはいなかったのですが。

 

『ソード・ワールドSFC』が行動に失敗しても経験値がもらえるという概念は私には新しかったです。

確かに、成功だけでなく失敗から学ぶことは少なくないですものね。

 

その頃私は何をしていたかと言いますと、音楽を聴いたり、オシャレを頑張ったり、夜遊びをしたり、横乗り系スポーツをしたり、そういうことにお金を使っていました。

自分がファンタジー世界やゲームが好きだとは、友人や付き合っていた女性に隠していて、家で一人でいるときにこっそりとゲームをするみたいな生活です。

当時はファンタジー的なものを他人に話すことが恥ずかしいことに感じていたのですよねぇ。

 

ついに購入

『アイテム・コレクション』を再び思い出したのは今のような生活をするようになってから、あるいはパソコンを使うようになってからです。

 

ある日、ふと『ロードス島戦記』をもう一度読みたいと思い、『ロードス島戦記』はブックオフで買い揃え、また『新ロードス島戦記』も購入して読みました。

読んだ後すぐにまた売ってしまったため、記事作成現在は手持ちにありませんが……どうして売ってしまったのか、今また読みたくなっています。

 

『ロードス島戦記』を思い出した流れで『アイテム・コレクション』の存在も思い出していました。

「あのときフクちゃん(友だちの名前)から借りたあの本をもう一度読みたい」と。

 

思い出したときは書籍のタイトルを覚えていませんで、インターネットで調べるとあの本のタイトルは『アイテム・コレクション』であることを知り(思い出し)ました。

 

『アイテム・コレクション』も『ロードス島戦記』と同様、古本屋で探しましたが、まぁこれが見つかりません。

古本屋で探しているだけでは埒が明かない、いずれ見つかるかもしれないけど効率が悪すぎると判断し、Amazonで中古を購入することに決めました。

当時の私はネットショッピングに対して今ほど信用しておらず、Amazonで購入する習慣もありませんでしたから、失敗覚悟でお金を支払った記憶です。

 

2019年に本記事を書いていますが、実は購入したのは2009年か2010年頃です。

2019年からは10年ほど前のことで、今さらブログにしています。

 

なので購入価格は覚えていません。

中古で購入したので送料込で500円ほどと思いますけど。

記事作成現在はKindleでも売られているみたいです。

 

アイテム・コレクションを見てみる

『アイテム・コレクション』を見てみましょう。

 

f:id:dysdis:20190820084338j:plain

アイテム・コレクション

アイテム・コレクション

帯まで付いていました。

 

アイテム・コレクション

昭和63年9月30日に初版が発行されているようです。

西暦1988年ですね。

記事を書いている2019年からは30年以上も前の作品になります。

 

アイテム・コレクション

内容はストーリー仕立てになっています。

 

剣士「ルーファス」が奴隷となり、囚われた土地で剣闘士として生死をかけた戦いを日々している様子や、3年間生き延びて剣闘士を卒業して冒険者となり、そして南へと旅立つまでが描かれています。

 

ストーリーでルーファスたちが装備・使用したり、冒険から持ち帰ったり、道具屋(?)「奇跡の店」に売られていたりと、登場した武器や防具など装備、アイテムを具体的に解説するというのが基本的な流れ。

『D&D』や『Wizardry』、『指輪物語』や『ドラゴンランス戦記』、『グイン・サーガ』、『ファイティング・ファンタジー』などではどのように扱われているか、みたいなことも書かれています。

物語部分だけでなく、この解説部分も読んでいてとてもタメになります。

 

主人公「ルーファス」の正体

先ほども少し書いていますけど、本書は「ルーファス」という青年が主人公として描かれてます。

 

そのルーファスの正体は、ファンタジー小説やそちら系のライトノベルをご存じの方なら一度は読んだことのあるであろう超有名作に登場する人物です。

当時は「ライトノベル」という名称は存在していなかったと思いますが。

 

「呪われた島」「吉なる方向は南(北にある大陸から来た)」「一度は王冠をいただくことになる」 「立ち向かうは炎」

 

これらのキーワードは、ルーファスが作中、カードで占ってもらった結果。

これらから思う浮かぶ人物が1人いますよね。

 

まぁ30年も前の書籍ですからネタバレをしてしまって何ら問題ないと思いますけど……名前は一応伏せておきましょう。

 

本書のエピローグの最後に本名が書かれていますので、答えが気になる方はぜひ購読してみてください。

ネットで調べれば容易にたどり着きますけど。

 

イラストレーターを知りたい

本書を読むと毎回思うのですが、1人のイラストレーターさんの名前を知りたいです。

本書はところどころに挿絵があり、数名の方が絵を担当していらっしゃいます。

 

f:id:dysdis:20190820100937j:plain先ほども貼った画像のような、リアリティのある絵柄の方もいらっしゃいます。

 

アイテム・コレクション

例えばこのような絵を描く方もいらっしゃいます。

こちらは「米田仁士」さんでしょうか?

 

アイテム・コレクション

可愛らしい絵柄を描く方もいらっしゃいます。

すごく1980年代っぽい。

 

アイテム・コレクション

私が知りたい方は画像のイラストです。

このイラストのイラストレーターさんのことを知りたいです。

 

子ども当時は怖い絵を描く方だなと思った記憶があり、どちらかというと苦手でした。

と同時に惹きつけられてもいたのでしょう。

大人になって思い返すとこのイラストレーターさんの絵の印象が異様に強く残っていることに気が付きました。

 

確かなデッサン力を基にした極めて優れた画力をお持ちの方とお見受けします。

あえて描き込まない「引き算の美学」を感じられるイラストレーションでもあります。

 

このイラストレーターさんがどなたかを知りたいです。

本書にはイラストレーターの名前が入っていないのですよね……。

 

スペル・コレクションなども欲しい

『アイテム・コレクション』などファンタジー・ファイルのシリーズは他にも出版されています。

 

アイテム・コレクション

『モンスター・コレクション』に『ホラー・コレクション』、『スペル・コレクション』、『トラップ・コレクション』が画像からは確認できます。

他にも確か『シティ・コレクション』や『キャラクター・コレクション』も上下巻で出版されていたと思います。

 

これらは全て欲しいのですよねぇ。

今のところ『アイテム・コレクション』しか持っていません。

 

D&Dがよくわかる本―ダンジョンズ&ドラゴンズ入門の書 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)

『D&Dがよくわかる本』などクロちゃんさんが書いているシリーズも読みたいです。

 

おわりに

ということで「安田均」さんの『アイテム・コレクション』を読んでいて、イラストレーターさんの名前を知りたいことを書いた記事でした。 

 

実ははてなブログを運営する以前にFC2でブログを運営していまして、FC2時代にも『アイテム・コレクション』を読んでいる記事は書いています。

ブームはめぐるみたいで、時おり無性に読みたくなる本ですね。

 

アイテム・コレクション―ファンタジーRPGの武器・装備 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)

アイテム・コレクション―ファンタジーRPGの武器・装備 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)

 

 

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