ディスディスブログ

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粒揃い。井上陽水さんの17thアルバム『カシス』を購入。聴いた感想を書きました

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井上陽水」さんのアルバム『カシス』を購入しました。

CDジャケットの紹介や曲を聴いた感想を書いています。

 

目次

 

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井上陽水にハマる

シンガーソングライターの「井上陽水(いのうえ・ようすい)」さんにハマっています。

 

井上陽水さんは説明不要、日本を代表するシンガーソングライターで、日本の音楽業界における重要人物の一人です。

私はこれまで、音楽番組などで観たり聴いたり、あるいはベスト盤を借りて聴いたりすることしかしていませんでした。

名前も知っているし、曲も有名なシングルであればたいていサビくらいは知っているけれど、ベスト盤ではないアルバムをきちんと聴いたことがなかったです。

 

『ザ・カセットテープ・ミュージック』

私が陽水さんにハマったきっかけは、tvk(テレビ神奈川)で再放送されているBSトゥエルビの音楽番組『ザ・カセットテープ・ミュージック』です。

 

dysdis.hatenablog.com

 

『ザ・カセットテープ・ミュージック』の第4回「深遠なる井上陽水の名曲特集」の放送を観て以来、初期のアルバムを一度聴いてみたいと思うようになりました。

 

『SONGS』

また、NHKで放送されている音楽番組『SONGS』でも陽水さんの特集が組まれていました。

2019年4月6日と2019年4月13日の2回に分けて。

この放送を観たことも想いをより強くした要因です。

 

こうして私は陽水さんのCD購入に踏み切りました。

Amazonで購入した『断絶』と『陽水Ⅱセンチメンタル』、ブックオフで購入したライブCD『スターダスト・ランデヴー 井上陽水・安全地帯 LIVE AT 神宮』と『氷の世界』、『9.5カラット』、『Negative』、『ハンサムボーイ』、『UNDER THE SUN』、『永遠のシュール』、『コーヒー・ルンバ』は既に当ブログに記事を書いています。 

あわせてご覧になってください。

 

井上陽水『カシス』

今回紹介するCDは『カシス』です。

 

CD

画像がCDジャケットの表と裏。

カシス色ということでしょうか。

アントシアニン。

 

今までで一番手の込んだパッケージ。

 

CD

中身、CDと歌詞カードの裏表紙。

 

本品は『ブックオフ』で購入しています。

価格は税込み700円でした。

 

説明

簡単な説明です。

 

調べたところ、本作『カシス』は井上陽水名義の17作目のアルバムです。

2002年7月24日リリース。

いよいよ2000年代に入りましたか。

16作目『九段』が1998年3月18日リリースだそうですから4年ぶりのアルバムになるでしょうか。

 

ジャンルはPOPになるでしょうか。

 

作詞と作曲は全曲陽水さんです。

9曲目の作詞に「三谷幸喜」さんが参加しています。

あの三谷幸喜さんですよね?

 

7,8,9曲目の作曲に「平井夏美」さんが参加しています。

平井さんは「川原伸司」さんの別名義らしいです。

平井さんは陽水さんの作品に触れる上での重要人物の一人ですね。

 

曲リスト

『カシス』の曲リストです。

 

CD

  1. イミテーション・コンプレックス
  2. この世の定め
  3. Final Love Song
  4. テレビジョン
  5. 恋のエクスプレス
  6. 森花処女林
  7. パンキー・ロカビリー
  8. 結局 雨が降る
  9. You are The Top
  10. 都会の雨
  11. 決められたリズム

 

曲のリストは上記のようになっています。 

 

聴いた感想

井上陽水さんの17thアルバム『カシス』を聴いた感想です。

 

これから書くことは、あくまでも私の感想です。

絶対的な評価ではないことをご了承ください。

見当違いなことを書いていたり、認識に誤りがあったりしたら申し訳ありません。

 

感想は「良い」です。

良曲ばかりと思いますがインパクトはさほど大きくありません。

じんわりきます。

前回紹介した『永遠のシュール』までに比べると、全体にやや元気のなさというか落ち着きすぎというかそういう感覚は持ちました。

陽水さんは1948年生まれですから2002年当時は54歳ですか。

 

タイアップ

本作はドラマやCMのタイアップが多いみたいです。

 

2曲目「この世の定め」と4曲目「Final Love Song」はキリンビバレッジ『聞茶』のCMソングです。

6曲目「森花処女林」がフジテレビ系列のドラマ『ランチの女王』の劇中歌です。

11曲目「決められたリズム」が松竹映画『たそがれ清兵衛』の主題歌です。

 

You Are The Top ~今宵の君~ [Blu-ray]

それと9曲目「You are The Top」は『You Are The Top ~今宵の君~』という三谷幸喜さんの手がけた舞台で使われた曲のようです。

陽水さんが舞台音楽を担当したということですか。

 

音質

音質がこれまで聴いた中で一番良い気がします。

私が音楽を聴いている環境は常に同じで、MacやiPod touchで聴いています。

それでも一番音が良いように聴こえますから、収録時の音が良いということですよね。

スタジオや機材を変えたのでしょうか。

ただその影響か、少し音響を効かせすぎな感覚も持ちました。

難しいところです。

 

1「イミテーション・コンプレックス」

個人的に本作で最も好きな曲は1曲目の「イミテーション・コンプレックス」です。

シンセサイザーから始まって、ベース、ドラムと次々に加わってくるイントロから、メロディが走っている感覚が聴いていて気持ち良いです。

相変わらず歌詞は意味不明ですが、語感を大事にしている陽水節が全開なことは伝わります。

 

4「テレビジョン」

4曲目の「テレビジョン」で陽水さんのラップを初めて聴きました。

心に引っかかりがある曲ということで言えば、イミテーション・コンプレックスの次にこの曲です。

歌詞はおそらく陽水さんがテレビを見ていたときに、テレビに映った番組、ニュースやスポーツなどのことばかりが書かれている、ただそれだけのことです。

ですが、言葉たちのピックが陽水さんらしくアイロニカル且つニヒリスティック。

陽水さんの高音の澄んだ声質を聴いているうちに機械的に聴こえ、機械のテレビジョンとマッチしていきます。

 

「テレビジョン」という単語、陽水さん好きですよね。

 

5「恋のエクスプレス」

5曲目の「恋のエクスプレス」は、本作で最も私のイメージにある「井上陽水」らしい一曲です。

80年代の退廃・デカダンス陽水感が漂い、個人的に好みです。

 

10「都会の雨」

10曲目の「都会の雨」も好きです。

ジャズ。

まさに都会の夜の雨がしっとりと降り注いでいる感じのする、色っぽい曲です。

詞の「あなたの皮膚に」という表現にゾクッとしました。

肌と表現するよりも野性的というか本能的というか身体的というか肉感的というか。

 

おわりに

ということで、井上陽水さんにハマっているので、ブックオフで『カシス』を購入して聴いた感想を書いた記事でした。 

 

今は1970年代後半の作品が欲しいです。

70年代というとレコード時代なので、CD化されているといってもCD時代にリリースされた作品に比べると、ブックオフなど中古市場に出回る球数は少ないでしょうね。

Amazonで購入することが基本になりそうです。

 

カシス

カシス

  • アーティスト: 井上陽水,三谷幸喜,BANANA U・G,大村雅朗,平井夏美,宮崎一哉,美久月千晴
  • 出版社/メーカー: フォーライフミュージックエンタテイメント
  • 発売日: 2002/07/24
  • メディア: CD
  • クリック: 10回
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