Eテレ『シャキーン！』の、新MCの一人「歌鳴家はるか（かなりや・はるか）」ちゃんが率いる「はるかとカナリア歌劇団」による、火曜日限定コーナー「お祝いミュージカル」に少し変化が生まれていました。
目次
Eテレ『シャキーン！』
Eテレで放送されている『シャキーン！』とはどのような番組でしょうか。
子どもたちを “シャキーン！” と目覚めさせて、楽しい一日のスタートを切ってもらう知的エンターテインメント番組。「いつもとは違うモノの見方」や「柔軟な発想力」が楽しみながら身につき、「体の目覚め」と「心の目覚め」を促します。
『シャキーン！』の番組説明にはこのように書かれています。
放送日時は毎週平日、月曜日から金曜日の5日間の07:00から07:15まで放送される15分番組です。
『シャキーン！』の新MC陣
2019年4月1日月曜日から新年度となり、メインMCも代替わりしました。
メインMCは「ここちゃん」です。
2018年度まで「めいちゃん」がメインMCでしたが、2018年度まで「たいがー・りーの仮説」で助手をしていた「ここちゃん」がメインMCに昇格（？）しています。
2018年度まで「モモエ」ちゃんが就いていたポジションも、「歌鳴家はるか（かなりや・はるか）」ちゃんが就きました。
他、壊れたテレビの妖精「ジュモクさん」をお笑いコンビ「ラーメンズ」の「片桐仁（かたぎりじん）」さんが、捨てられたハチのぬいぐるみとネコの魂が合体した妖精「ネコッパチ」をお笑いコンビ「エレキコミック」の「やついいちろう」さんが、それぞれ声を担当しています。
ジュモクさんとネコッパチの2人は前年度までと変わらずですね。
この4人（1人と1羽と1台と1匹）が『シャキーン！』の2019年度の番組MCです。
木かん車
それとスタジオに「木かん車」がいることも、2019年度からの大きな特長です。
月日は流れ、妖精のひとりがその大きな木の種を世界中に植えるために旅立ちました。種のひとつは、ある女の子の手に渡り、森の奥で眠っていた機関車をよみがえらせました。そして新しい放送局がうまれました。
「ここちゃん」が、「めいちゃん」から受け取った「シャキーン！の木の種」を、森の奥に眠っていた機関車の火室（で良いでしょうか？）に入れたところ、機関車に生命が宿って「木かん車」となり動き始めた。
そう受け取れる様子が、新年度のオープニング・アニメーションで描かれています。
見逃している方は今後の放送でオープニングアニメをご覧になってください。
ちなみに、オープニングアニメには走っている「木かん車」を追うように飛んでいる黄色い「カナリア」が1羽います。
あれが「はるか」ちゃんの元の姿なのでしょう。
新コーナー「お祝いミュージカル」
新年度の放送が始まって以来、毎週火曜日だけが特殊なオープニングです。
「お祝いミュージカル」というコーナーが入ります。
はるかとカナリア歌劇団が何でもお祝いしちゃいます！
出演:
千代田信一
小椋あずき
石井美奈子（米米CLUB）
公式webサイト「主なコーナー」ページの「お祝いミュージカル」の欄には上記引用部のように書かれています。
放送された日にちなんだ記念日に関することを、ミュージカルでお祝いするコーナーです。
「お祝いミュージカル」と、カナリア歌劇団の石井さんに関しては以前、当ブログでも記事にしています。
「お祝いミュージカル」リニューアル
その「お祝いミュージカル」が、夏休み明けの2019年9月3日の放送からリニューアルされていました。
リニューアル前は、「はるか」ちゃんが「私が主役！」だったり「○○禁止ーー！！」だったりを言いながら、わがまま姫っぷりを存分に発揮していた内容になっていました。
「はるか」ちゃんは独善的な言動を取り、「カナリア歌劇団」の3人はそんな「姫（はるかちゃん）」を相手に右往左往しながら、それでも姫に従います。
そういうことをミュージカル仕立てにしています。
ところが、リニューアル後は「はるかちゃん」が担当する歌詞から独善的な言葉がなくなっていて「お祝いしましょう」などとなっていたり、演技で「○○禁止」などとわがままを言う役割も王様（？）に扮した「千代田信一」さんに替わったりしていました。
マントを羽織って王様に扮する千代田さんの役どころは、「はるか」ちゃんの「お父様」のようです。
リニューアルした理由は？
「お祝いミュージカル」の内容というか設定を変えた、その理由は何でしょうか？
2019年4月から1年経っていないどころか半年も経っていない2019年9月という、ある意味中途半端なタイミングで。
私にはわかりません。
でも不評だったから変わったのだろうとは容易に想像されますよね。
番組が好評かどうかを調べるのに最もシンプルにして明確なことは、「視聴率」が高いか低いかでしょう。
火曜日だけ低かったのでしょうか。
毎分のように視聴率はわかるのでしたっけ？
それなら火曜日の中でも「お祝いミュージカル」のパートだけが低かったのかもしれないですね。
「お祝いミュージカル」の何が不評だったのでしょうか。
主役を演じている「はるか」ちゃんの独善的な態度が鼻につくということでしょうか。
それとも「はるか」ちゃんの演技が下手ということでしょうか。
前者であるなら、「はるか」ちゃんの我の強さは、あくまでも演技でしていることであって、何かにつけて「はるかですけど！」と言うことも含めてキャラクターですよね。
昨年度までの「モモエ」ちゃんも、独善的・高飛車まではいかないまでも、我の強いキャラクターとして演じていました。
「はるか」ちゃんの場合は、我の強さが行き過ぎていたのでしょうか。
我が強いけどそんなところが可愛い！ とはならず、我が強いだけで終わってしまっているように見えるのかも。
後者なら仕方がないことかもしれません。
それでも、下手なことを含めての子どもが出演する子ども向け番組ではないのか、とも思います。
変更を決定した方々にとってはそうではなかったのかもしれません。
仮に演技が下手ということであれば、「はるか」ちゃんには無理矢理に演技をさせないで、できる限り「佐々木春樺」さんの素のままを出してあげた方が良いかな、とも思います。
また、誰から不評だったのでしょう。
視聴者からでしょうか、現場でしょうか、それともNHKの上の方の方々でしょうか、それらの複数かもしれませんし、全てかもしれません。
視聴者からの不評が決め手になったのだとすれば、1人2人の意見で1コーナーの設定を変更するとは思えませんから、相当数の便りが届いたのでしょうかね……。
おわりに
ということで2019年度の『シャキーン！』の火曜日限定のコーナー「お祝いミュージカル」の内容が変わっているよの記事でした。
本文で書いたことはあくまで私の予想でしかありません。
本当の理由はわからないです。
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