「貧乏コーヒー」カテゴリーの「水」回です。
コーヒーはミネラルウォーターを使った方が美味しかろうとは思っていながら、水道水でコーヒーを淹れていました。
最近ようやく重い腰を上げてミネラルウォーターで淹れ始めています。
ミネラルウォーターで淹れたコーヒーは水道水で淹れたそれとどう違うのか、どのミネラルウォーターが好みかを調べていきます。
目次
- コーヒーが好き
- コーヒーに合う水は何か?
- ミネラルウォーターとは何?
- 「スプリングミネラルウォーター」
- 『サンドラッグ』
- 価格
- コントレックス
- 原材料と栄養素
- コーヒーを淹れて飲んでみた
- 感想
- おわりに
コーヒーが好き
2018年8月30日の当ブログの記事にドリップコーヒーを始めたことを書いています。
上に貼った記事リンクがそれです。
コーヒーを豆から挽いて飲みたい。
でも私は貧乏でお金がありません。
ですからコーヒー豆は『業務スーパー』など、スーパーで販売されている安い品を購入していることがほとんどです。
最近は、Amazonで加藤珈琲店のコーヒー豆「ゴールデンブレンド」を購入しています。
上にリンクを貼った記事に味の感想などを書いています。
コーヒーに合う水は何か?
私はコーヒーを水道水の水を使って淹れています。
金銭面で水道水にせざるを得ない部分が大きいです。
元々私は水道水にあまり抵抗感がないので、気にせずに飲んでいます。
でもわかるんですよ、ミネラルウォーターで淹れたコーヒーの方が美味しいはずだと。
なので、これからは色々なメーカーから展開されているペットボトルのミネラルウォーターを購入して、それで淹れたコーヒーの味を調べていこうと思っています。
私は繊細な舌を持っている訳ではないので、軟水と硬水の違い、あるいはミネラルウォーターと水道水の違いすら見分けられるか怪しいのですが、物は試しです。
ミネラルウォーターとは何?
基本的なところ「ミネラルウォーター」って何か? から調べてみます。
ミネラルウォーター(英: mineral water)あるいは鉱泉水(こうせんすい)とは、容器入り飲料水のうち、地下水を原水とするものを言う。
ミネラルウォーターのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
地下水を原水とする鉱泉水のこと。
ミネラルウォーターに含有する程度のミネラルでは栄養補強には程遠い[3]。
上記のようにも書かれています。
ミネラルウォーターだけで必要なミネラルを全て摂取できる訳ではありませんよと。
ミネラルとは何か?
もっと手前の「ミネラル」とは何か? についても調べます。
ミネラル(mineral)は、一般的な有機物に含まれる4元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外の必須元素である。無機質、灰分(かいぶん)などともいう。蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンと並び五大栄養素の1つとして数えられる。
ミネラルのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
ミネラルは体内で合成できないため食物として摂る必要があります。不足した場合は欠乏症やさまざまな不調が発生しますが、摂りすぎた場合にも過剰症や中毒を起こすものがあります。
- https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-035.html
『厚生労働省』のwebサイト『e-ヘルスネット』にもミネラルについて書かれているページがありました。
ミネラルは体内で合成できないから食べ物から摂る必要はあるけど、摂りすぎは身体によくないから、バランス良く適切な量を摂取することが大切ですよということでした。
- ナトリウム
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
上記のミネラルを「多量ミネラル」と呼ぶようです。
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- マンガン
- ヨウ素
- セレン
- クロム
- モリブデン
上記のミネラルを「微量ミネラル」と呼ぶようです。
軟水と硬水
よく聞く言葉に「軟水」と「硬水」があります。
私は日本のミネラルウォーターは「軟水」、海外、特にヨーロッパのミネラルウォーターは「硬水」とアバウトな覚え方をしています。
実際に、日本のミネラルウォーターと比べると海外のミネラルウォーターを飲むと硬質な印象を受けますね。
水に含まれるカルシウム塩とマグネシウム塩の量の指標(硬度)が一定水準より少ない場合を軟水、多い場合を硬水という。
ミネラルウォーターのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
- 軟水:硬度60 ミリグラム/リットル未満
- 中程度の硬水:硬度60 ミリグラム/リットル以上 120ミリグラム/リットル未満
- 硬水:硬度120 ミリグラム/リットル以上 180ミリグラム/リットル未満
- 非常な硬水:硬度180ミリグラム/リットル以上
『JICA(ジャイカ)』こと『独立行政法人 国際協力機構』の「水の硬度」のページには上記のように書かれています。
『WHO(世界保健機関)』の指標のようです。
これはわかりやすいですね。
水道水の硬度は?
水道水の硬度はどれくらいなのでしょう?
住む地域によって異なるとは思いますが。
日本食品標準成分表というPDFデータが検索結果に出たのでリンクを貼っておきましょう。
URLから文部科学省のものと思います。
「スプリングミネラルウォーター」
水回の第3弾は『コントレックス』の「ナチュラルミネラルウォーター」です。
画像がパッケージです。
Mg Ca
Contrex
Eau minerale naturelle - SOURCE CONTREX
パッケージ表面には上記引用部のように書かれています。
アクサンテギュは省略。
1.5リットルしか売られていませんでした。
500ミリリットルの『クリスタルガイザー』との比較画像。
『サンドラッグ』
本品はドラッグストアチェーン『サンドラッグ』で購入しました。
東京都府中市に本社があるようです。
価格
『コントレックス』の「ナチュラルミネラルウォーター」の価格です。
価格は210円(税込み)でした。
1.5リットルとは言え少々高価でした。
コントレックス
ミネラルウォーター「ナチュラルミネラルウォーター」は『コントレックス』社の商品です。
コントレックス (Contrex) は、フランスのヴォージュ県コントレクセヴィルで採れる湧き水(ミネラルウォーター)である。
(略)
2018年、Nestle Waters Marketing & Distributionとジュピターインターナショナルコーポレーションが日本の小売店への総輸入販売代理店契約を結ぶ[1]。同年、ジュピターインターナショナルコーポレーションとアイコン・ユーロパブ株式会社が日本の小売店への販売契約を結ぶ。
コントレックスのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
ジュピターインターナショナルコーポレーション
本品の輸入者は「ジュピターインターナショナルコーポレーション」です。
兵庫県神戸市にある会社のようです。
原材料と栄養素
コントレックス「ナチュラルミネラルウォーター」の原材料と栄養素を見てみましょう。
原材料
- 原材料名:水(鉱水)
シンプル。
栄養素
先ほど貼った画像に書かれています。
- エネルギー:0kcal
- たんぱく質:0g
- 脂質:0g
- 炭水化物:0g
- 食塩相当量:0g
- ナトリウム:46.8mg
- カルシウム:7.45mg
- マグネシウム:7.45mg
- カリウム:0.28mg
- 硬度:1468mg/L
- pH値:7.4
100ミリリットルあたりの数値です。
何ですか、この数値は?!!!
硬水ってレベルを超えていますね。
超硬水。
コーヒーを淹れて飲んでみた
コントレックス「ナチュラルミネラルウォーター」を使ってコーヒーを淹れて飲んでみました。
やかんに本品の中身をどぼどぼと投入し、火にかけ沸騰させます。
沸騰したらコーヒーポットにお湯を移します。
この画像を見るだけで、コントレックスの軟水とは異なる感じがわかります。
何だか「ヌルヌル」するんですよ。
口に含んでも抵抗感が強い。
私はコーヒーポットに直に火をかけません。
コーヒーポットの底面が五徳にギリギリ乗るくらいの経しかなく、不安定で危険ということが一番です。
一度移し替えることでお湯の温度が適度に下がりますし、ちょうど良いかなと。
比較のためネルドリップにするはずが、今回はステンレスフィルターでした。
これですね。
豆は『アバンス』の「キリマンジャロブレンド」というコーヒー豆です。
今回はマグ2杯分の20グラムを使用しました。
粒度は「中挽き」ほどにしています。
あまり膨らまないです。
抽出終わり。
感想
コントレックス「ナチュラルミネラルウォーター」を使ってハンドドリップで淹れたコーヒーを飲んだ感想です。
砂糖もミルクも何も加えず、ブラックで飲んでいます。
これから書くことはあくまでも私の主観です。
絶対的なことではないことをご了承ください。
水道水で淹れたときと比べると、同じコーヒー豆でも苦味が強まりました。
また、味がふんわりとしたボリュームが出て、コクが生まれるのも感じられます。
アバンスの「キリマンジャロブレンド」は冷めてくると酸っぱさが出てくるのですが、冷めてきても酸っぱさが強くなりすぎることはなかったです。
軟水より硬水を使った方が個人的には好みの味で、豆に合っている感があります。
2杯目は砂糖を入れてみました。
使った砂糖は「コーヒーシュガー」です。
味はまろやかさが出ました。
普段以上にまろやかで、刺々しい甘味は感じにくくなっています。
上白糖の強い甘さが苦手な方には良いですね。
ミネラル成分が付着
コーヒーポットを数時間放置した後に、何気なく内部を見たらとんでもないことになっていました。
白い粉のようなものが付着していました。
これが含まれていたミネラル成分でしょうか?
いやいや……今までこのようなことはなかったですねぇ。
超硬水凄い。
おわりに
ということで、『コントレックス』のミネラルウォーター「ナチュラルミネラルウォーター」を購入し、コーヒーを淹れて飲んでみた感想記事でした。
コントレックスは水だけで飲む場合は正直あまり得意ではないです。
でもコントレックスを淹れたコーヒーは美味しく飲めます。
不思議ですね。