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レビルを逃したのは誰か?なぜ逃したのか? を考えました - アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』12話の感想

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毎週月曜日(日曜深夜)より、NHK総合にてアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』が放送されています。

2019年8月5日の放送は第12話「赤い彗星のシャア」でした。

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』

2019年4月29日(28日深夜)より、NHK総合にてアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の放送が開始されています。

 

www.gundam-the-origin.net

 

twitter.com

 

2019年8月5日の放送は第12話「赤い彗星のシャア」でした。

 

あらすじ

アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のあらすじです。

 

“赤い彗星”と呼ばれるジオン公国軍のエースパイロット『シャア・アズナブル』と、彼の妹『セイラ・マス』の運命を決定づけた悲劇の始まりと過去〜2人の兄妹の流転の物語〜を背景に、サイド3の実権を掌握しジオン公国を統率するザビ家、ランバ・ラルや黒い三連星など「一年戦争」で活躍した数々のジオン軍の名高きエースパイロットたちの若き日の勇姿、戦況を劇的に変えることとなった人型機動兵器「モビルスーツ」の開発秘話、地球連邦軍との軋轢や開戦への道程など、「一年戦争」以前の過去の物語が、映像として初めて描かれていきます。

 

公式webサイトの「INTRODUCTION 作品概要」のページにはこのように書かれています。

 

登場人物

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の主な登場人物です。

しかし、ファーストガンダムこと『機動戦士ガンダム』の登場人物など皆さんの方がよくご存知と思いますから、改めて紹介する必要を感じません。

 

    メインキャスト
  • シャア・アズナブル:池田秀一
  • アムロ・レイ:古谷徹
  • セイラ・マス:潘めぐみ
  • デギン・ソド・ザビ:浦山迅
  • ギレン・ザビ:銀河万丈
  • ドズル・ザビ:三宅健太
  • キシリア・ザビ:渡辺明乃
  • ガルマ・ザビ:柿原徹也

 

公式サイトの「MAINSTAFF & CAST メインスタッフ・キャスト」のページにはこのように書かれています。

1,2話ではキャスバル・レム・ダイクンが「 田中真弓」さん、アルテイシア・ソム・ダイクンが「潘めぐみ」さんが声を演じていました。

 

上記で紹介していない登場人物も多数存在します。

1話で登場したサスロ・ザビが「藤真秀」さん、ランバ・ラルが「喜山茂雄」さん、クラウレ・ハモンが「沢城みゆき」さん、ジオン・ズム・ダイクンが「津田英三」さん、アストライア・トア・ダイクンが「恒松あゆみ」さん、ジンバ・ラルが「茶風林」さん、クランプが「近藤浩徳」さん、タチが「北沢力」さん、ドノバン・マトグロスが「小形満」さんでした。

2話で登場したローゼルシアが「一城みゆ希」さん。

3話で登場したテアボロ・マスが「巻島康一」さん、ミライ・ヤシマが「藤村歩」さん、シュウ・ヤシマが「牛山茂」さん、ガイアが 「一条和矢」さん、オルテガが「松田健一郎」さん。

4話で登場したマッシュが「土屋トシヒデ」さん、シャア・アズナブルが「関俊彦」さん、ロジェ・アズナブルが「宗矢樹頼」さん、ミシェル・アズナブルが「進藤尚美」さん、リノ・フェルナンデスが「前野智昭」さん、ゼナ・ミアが「茅野愛衣」さん。

5話で登場したトレノフ・Y・ミノフスキーが「坂東尚樹」さん。

6話で登場したテム・レイが「坂口候一」さん、ヨハン・イブラヒム・レビルが「中博史」さん。

7話で登場したゴップが「楠見尚己」さん。

8話で登場したカイ・シデンが「古川登志夫」さん、ハヤト・コバヤシが「中西英樹」さん、フラウ・ボゥが「福圓美里」さん、ハロが「新井里美」さん。

9話で登場したゼナ・ザビが「茅野愛衣」さん、コンスコンが「竹田雅則」さん、ガルシア・ロメオが「家中宏」さん、クランプが「近藤浩徳」さん、コズン・グラハムが「丹沢晃之」さん。

10話で登場したドレンが「白熊寛嗣」さん、デニムが「大畑伸太郎」さん、ティアンムが「大川透」さん。

11話で登場したリュウ・ホセイが「田中美央」さん、メガネが「鈴木晴久」さん。

12話で登場したマ・クベが「山崎たくみ」さんでした。

 

12話「赤い彗星のシャア」

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の12話は「赤い彗星のシャア」でした。

 

 

12話の内容は、原作漫画でいうと14巻の74ページから始めから同じく14巻の151ページまでになりそうです。

アニメは原作のままではなく、シーンが端折られているか入れ替えられているかオリジナル要素を入れているかしているようですから、正確なものかはわかりません。

 

12話の内容を簡単に書きます。

宇宙世紀0079年1月15日でしたか、「ルウム戦役」が勃発し、戦闘は地球連邦軍の4分の1の戦力しか持たないジオン公国の圧勝に終わっています。

ジオンは戦勝に沸き、パレードが催されています。

シャアは戦艦5席を沈めた功績により少佐に昇進、シャアがジオンのエースパイロット「赤い彗星」として内外から脚光を浴びる存在になりました。

敵の大将レビル将軍を捕虜とした黒い三連星もジオン十字勲章を授与されたようです。

ついでにガルマ・ザビもルウムの残敵掃討の功績で少佐になった様子。

 

戦争の継続を望んでいないデギン・ザビ公王は、捕虜となったレビルと面会し、彼に対し和平工作を持ちかけます。

しかしその一方、ギレン・ザビとキシリア・ザビは戦争継続を望んでおり、特にキシリアは(表向き)和平交渉のため地球へ向かわせる全権大使に、戦争推進派で地球通のマ・クベ中将を任命しました。

 

その頃、ドズル・ザビは連邦軍が「V作戦」なるモビルスーツ開発計画を進行しているとの情報をキャッチしていて、シャアを呼びその探索と破壊を命じます。

シャアには「ムサイを超えたムサイ」である『ファルメル』を与え、また任務のためなら単独行動をも許すという破格の待遇をしています。

 

ある夜、レビルは何者かの導きによってムンゾを脱出。

サラミス級巡洋艦に乗り込み宙域を脱出しようとしたところで、単独行動中のシャアの乗艦に遭遇してしまいました。

レビルどうなる? シャアはどうする? というところです。

 

理解や認識に誤りがあったら申し訳ありません。

 

レビルを逃したのは誰か?

12話で最大の疑問点はレビルを逃したのは誰か? です。

 

命じた人物は?

誰が命じたものか、これはデギン公王でしょう。

デギンは、戦争はここで終わりにして、スペースノイドの勝利とジオンの連邦からの独立を勝ち取りたい、と考えています。

 

しかし、ジオン軍総帥である長男ギレンは戦争継続を強く望んでいます。

そんな息子に恐ろしさを感じているデギン、長女のキシリアを呼んでレビルを逃がす算段を取り付けたようです。

 

実行者は誰か?

ということで、レビル救出の具体的な作戦を画策した人物はキシリアやキシリア機関の者と考えられます。

 

と同時に連邦側にジオンの内通者がいることが、レビルがサラミス級に乗り込めた理由になっているようです。

彼らが警備をかいくぐってレビルをムンゾから救出し、地球へ連れ戻したと。

 

キシリアたちはあくまでも連邦軍がレビルを奪い返したことにしたいのですね。

 

などと考えるならば、作戦の手引きはキシリアや機関の者が行ったと捉えるべきでしょう。

ルウム戦役でジオンの御前会議をリークした人物と同じかもしれませんね。

 

戦争続行へ

デギンの見込み違いは、デギンが頼ったキシリアもまた戦争継続を望んでいる点です。

キシリアはギレンのことを好かないようですけど、戦争継続の一点に関してはギレンと同意見です。

 

戦争を続けて地球を手に入れたい、だからキシリアは連邦軍がレビルを奪い返したことにしたいのです、たぶん。

キシリアは、戦争が継続される中でギレンを追い込み倒したい、ゆくゆくは自分がジオンを率いて全てを支配下に置きたい、とまで考えているのかも。

 

デギンは、キシリアが自分の思い通りに動いていると見せて実際には反対のことをしている、とまでは考えられなかったみたいですね。

年老いたからでしょうか、デギンは人を見る目がない、という視点は最終回まで持っておくと良いでしょう。

 

おわりに

ということでアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』第12話の感想記事でした。

 

次回が最終回ですかね。

レビルがどう出るかが最終回の見どころになるでしょう。

『機動戦士ガンダム』の物語をご存じの方なら結末は言わずもがな。

 

  

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