毎週月曜日(日曜深夜)より、NHK総合にてアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』が放送されています。
2019年5月27日の放送は第5話「シャアとガルマ」でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』
2019年4月29日(28日深夜)より、NHK総合にてアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の放送が開始されました。
アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』、2019年5月27日の放送は第4話「シャアとガルマ」でした。
あらすじ
アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のあらすじです。
“赤い彗星”と呼ばれるジオン公国軍のエースパイロット『シャア・アズナブル』と、彼の妹『セイラ・マス』の運命を決定づけた悲劇の始まりと過去〜2人の兄妹の流転の物語〜を背景に、サイド3の実権を掌握しジオン公国を統率するザビ家、ランバ・ラルや黒い三連星など「一年戦争」で活躍した数々のジオン軍の名高きエースパイロットたちの若き日の勇姿、戦況を劇的に変えることとなった人型機動兵器「モビルスーツ」の開発秘話、地球連邦軍との軋轢や開戦への道程など、「一年戦争」以前の過去の物語が、映像として初めて描かれていきます。
公式webサイトの「INTRODUCTION 作品概要」のページにはこのように書かれています。
登場人物
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の主な登場人物です。
しかし、ファーストの登場人物など皆さんの方がよくご存知と思いますから、改めて紹介する必要を感じません。
- メインキャスト
- シャア・アズナブル:池田秀一
- アムロ・レイ:古谷徹
- セイラ・マス:潘めぐみ
- デギン・ソド・ザビ:浦山迅
- ギレン・ザビ:銀河万丈
- ドズル・ザビ:三宅健太
- キシリア・ザビ:渡辺明乃
- ガルマ・ザビ:柿原徹也
公式サイトの「MAINSTAFF & CAST メインスタッフ・キャスト」のページにはこのように書かれています。
1,2話ではキャスバル・レム・ダイクンが「 田中真弓」さん、アルテイシア・ソム・ダイクンが「潘めぐみ」さんが声を演じていました。
上記で紹介していない登場人物も多数存在します。
デギン・ソド・ザビが「浦山迅」さん、ギレン・ザビが「銀河万丈」さん、サスロ・ザビが「藤真秀」さん、ドズル・ザビが「三宅健太」さん、キシリア・ザビが「渡辺明乃」さん、ランバ・ラルが「喜山茂雄」さん、クラウレ・ハモンが「沢城みゆき」さん、ジオン・ズム・ダイクンが「津田英三」さん、アストライア・トア・ダイクンが「恒松あゆみ」さん、ジンバ・ラルが「茶風林」さん、クランプが「近藤浩徳」さん、タチが「北沢力」さん、ドノバン・マトグロスが「小形満」さんでした。
2話で登場したローゼルシアが「一城みゆ希」さん。
3話で登場したテアボロ・マスが「巻島康一」さん、ミライ・ヤシマが「藤村歩」さん、シュウ・ヤシマが「牛山茂」さん、ガイアが 「一条和矢」さん、オルテガが「松田健一郎」さんです。
4話で登場したマッシュが「土屋トシヒデ」さん、シャア・アズナブルが「関俊彦」さん、ロジェ・アズナブルが「宗矢樹頼」さん、ミシェル・アズナブルが「進藤尚美」さん、リノ・フェルナンデスが「前野智昭」さん、ゼナ・ミアが「茅野愛衣」さんです。
5話で登場したトレノフ・Y・ミノフスキーが「坂東尚樹」さんです。
5話「シャアとガルマ」
『前夜 赤い彗星』の5話は「シャアとガルマ」でした。
6月3日放送予定の第6話の次回予告を公開!また公式サイトでは、第5話『シャアとガルマ』の場面カットとあらすじも掲載していますので、ぜひチェックしてください。
— 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (@G_THE_ORIGIN) May 27, 2019
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5話の内容は、原作漫画でいうと11巻の最初から129ページまでになります。
5話の内容を簡単に書きます。
ジオン・ズム・ダイクンの遺児である、エドワウ・マスことキャスバル・レム・ダイクンは、シャア・アズナブルに成り代わることでキシリア機関の魔の手をかいくぐり、故郷であるサイド3「ムンゾ」へと帰還しました。
シャアに成り代わり、シャアが入る予定のジオンの士官養成学校に入学し、すぐに頭角を現し始めたキャスバル。
同学年のザビ家の御曹司・ガルマ・ザビに目をつけられたものの、卒業を間近に控えた頃にはガルマから深い信頼の念を抱かれるようになります。
その間サイド3では、尊大な態度を取り続ける連邦軍の駐屯兵に対する、人民の不満や怒りが増幅すると共にジオン独立の機運が高まり、デモから暴動へと発展していきます。
そんな中で、シャアは駐屯する連邦軍を奇襲して、彼らに武装を解除させようとガルマに持ちかけます。
怖気づき、ドズルに頼ろうとするガルマを制したキャスバルは……
「きみは自分の手で歴史の歯車を回してみたくないのか?」
……と悪魔のようにささやくのでした。
認識に誤りがあったら申し訳ありません。
ミノフスキー博士
5話で「ミノフスキー博士」が登場しました。
ジ・オリジンだけでなく多くのガンダム作品の中でも重要な設定となる「ミノフスキー粒子」を発見し実用化した人物ですね。
「トレノフ・Y・ミノフスキー」
というのがミノフスキー博士の名前だそう。
ロシア系?
ミノフスキー博士はサイド3の科学者です。
ジ・オリジン5話において初登場し、ジオンのモビルスーツ開発計画の技術顧問を務めています。
5話でギレン・ザビが、ドズル・ザビが先頭に立って進めているモビルスーツ開発計画の現場を視察する運びになりました。
開発途中のモビルスーツを見て、動力部分がむき出しのままで、兵器として使い物にならないと判断したギレンは、開発の中止を宣言してしまいます。
それに待ったをかけたのがミノフスキー博士でした。
博士は、ミノフスキー粒子を使用したモビルスーツを動かすための小型の核融合炉の実用化計画をギレンに見せて納得させたことで、ギレンに計画中止の撤回をさせていました。
ミノフスキー粒子とは何か?
ミノフスキー粒子とは何なのか?
正直私にはよくわかりません。
アニメ『機動戦士ガンダム』(以降ファーストと表記)から、「ミノフスキー粒子」という名称のみがアニメに出ていました。
ミノフスキーとは何なのか、果たして人物からとった名称なのか、そんな初歩的な情報からしてファーストではわからなかった記憶です。
ファーストを観た当時は私自身子どもでしたから、余計について行けなかったこともあるでしょう。
私は、テレビシリーズですとファーストとZ、ZZの初期3部作くらいしか観てきませんでした。
最近の作品も、UCやらGのレコンギスタやらオルフェンズやらは観ましたけど、その間がすっぽりと抜けています。
VとかWとかF91とかSEEDとかは抜けていて、∀も怪しいです。
いや、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』や『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』もTOKYO MXの再放送を観ましたから、間が完全に抜けている訳でもないですか。
各作品でミノフスキー粒子について詳細な説明があった記憶はありませんし、あったとしても私の頭脳では理解できない・覚えられないため、私にとっては、ミノフスキー粒子とは何かについて未だわかっていません。
ただ何となく「レーダー波に割り込んでミサイルなど誘導兵器を使えなくする物質=ミノフスキー粒子」があるから、白兵戦や接近戦がより重要になってきて、そのためモビルスーツを登場させる意味がある、みたいなアバウトな認識しかないですね。
5話においてはミノフスキー博士はミノフスキー粒子について下記のように説明していました。
「ミノフスキー粒子は電磁波の伝達を阻害し、レーダーや電子回路の機能をダウンさせ、戦争を変えると言われています」
おおよそ、この理解で良さそうですね。
MS-03
ミノフスキー博士がギレンを説得している最中に、画面には1機のモビルスーツが動いていました。
そのモビルスーツの外見は「ザクⅠ」、私たちの世代にわかりやすく表現すれば「旧ザク」に近いものでした。
カラーは白というかグレーというか。
右手にバズーカ砲、左腕に盾がありました。
ほぼザクⅠです。
ギレンは開発中の新システムを搭載したモビルスーツを「MS-03」と名付けていましたから、画面に映っていたモビルスーツが「MS-03」なのでしょう。
- YMS-03 ヴァッフ
- 型式番号:YMS-03
公式webサイトの「MECHANICAL」ページに、5話に登場していたモビルスーツと同じものと思われる機体がありました。
「ヴァッフ」という機体名称みたいです。
形式番号は「YMS-03」で、ギレンが言っていた「MS-03」とは少し異なります。
Amazonで調べたら商品は販売されていました。
モビルスーツ開発計画の継続を決定づけたのが、トレノフ・Y・ミノフスキー博士が提案した試作機YMS-03 ヴァッフの存在であった。
ところが、ヴァッフの説明テキストには引用部があります。
テキスト内容からすると、5話で動いていた機体がヴァッフということで良いみたいです。
YMSのYはトレノフ・Y・ミノフスキーのYでしょう。
5話ではまだヴァッフは完成されていないはずで、ヴァッフが動いていた映像はミノフスキー博士の完成予想の想像の映像化なのだと思います。
完成したのかと思わせるほど完成された機体でしたし、絵も描き込まれていたことで、視聴者にはかえってわかりにくい描写だったかもわかりません。
いや、実際に開発が進んでいたのでしょうか?
シャアがモビルワーカーの存在を知る
5話では、シャアがモビルワーカーの存在を知りました。
連邦軍のサラミス級巡洋艦がサイド3の農業プラントに激突した事故が起こりました。
士官学校の生徒たちは、事故のあった宙域の掃海作業にあたっています。
そこで掃海用の(?)小型船舶にシャアがガルマたちと乗っていて、デブリの回収などにあたっていた「モビルワーカー」を目の当たりにしました。
ガルマがシャアにだけ特別に、あのモビルワーカーは本来月の地下資源を採掘するためのものだけど、ドズルが責任者になって軍事に転用可能にしていると、軍のトップシークレットを漏らしてしまっています。
ガルマがおもらししたとき、ヴァッフは既に開発の最終段階にあるようでした。
その名称を「モビルスーツ」と呼ぶこともガルマはシャアに伝えています。
実用化が近い、ということは独立戦争も近いということですか。
原作ではガルマはこのとき、シャアにモビルスーツのことまで話していなかったようです(今単行本を読み返しています)。
というか、アニメでは次回と思いますけど、原作のシャアはいつの間にかモビルスーツのことまで知っているのですね。
シャアがモビルスーツ開発のことを知るエピソードがないみたいです。
なのでアニメ版では原作で端折られた部分を補完するセリフを入れていたということになるでしょう。
公式サイトによれば、5話で掃海作業をしていたモビルワーカーは「MW-01 01式」の最後期型、宇宙仕様のようですね。
OP・EDが変更
5話からジ・オリジンのOPとEDがそれぞれ変更されました。
OP「悲壮美」
OPです。
さらに第5話よりオープニングテーマとエンディングテーマが変更になりました。第2弾オープニングテーマはLUNA SEAが歌う「悲壮美」(ひそうび)です!https://t.co/eHSzejRF85
— 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (@G_THE_ORIGIN) May 27, 2019
公式Twitterアカウント (@G_THE_ORIGIN) にもツイートがありました。
曲タイトルは「悲壮美」で、作詞・作曲・編曲・歌ともに「LUNA SEA」が担当しています。
EDが「水の星へ愛をこめて」!!
そして新しいEDが何と「水の星へ愛をこめて」でした!!
【作品ニュース】[機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星]第2弾EDはコムアイ「水の星へ愛をこめて」!『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』第2弾OP&ED公開! https://t.co/JybXfg47RT
— サンライズ (@SUNRISE_web) May 27, 2019
何と、『機動戦士Ζガンダム』のOPであったあの名曲が、まさかファーストが始まる前の物語であるジ・オリジンに採用されるとは……予想だにしませんでした。
いや、すごく好きな曲なのですよね、私。
これには感涙でした。
森口博子&ニール・セダカ
オリジナルの「水の星へ愛をこめて」は「森口博子」さんが歌っていました。
曲の作詞が「売野雅勇」さんで作曲が 「ニール・セダカ」さんです。
ニール・セダカというと「おお! キャロル」とか「恋の片道切符」とかの世界的な名曲を歌っているあのニール・セダカです。
凄い人に頼みましたね、当時。
水曜日のカンパネラ
ジ・オリジン版の「水の星へ愛をこめて」を歌っている人は、クレジットには「SUGIZO feat. コムアイ(水曜日のカンパネラ)」と書かれていました。
私は「水曜日のカンパネラ」さんは名前くらいしか知りません。
「水の星へ愛をこめて」を歌っている「コムアイ」さんがボーカル担当で、「ケンモチヒデフミ」さんが作曲・編曲を担当、「Dir.F」さんがディレクターだそう。
ララァ・スン
ED「水の星へ愛をこめて」が流れているときの映像は、「ララァ・スン」が中心に描かれていました。
ララァがマンタに乗ったり、海が近い草原を走っていたりしています。
色はパステルのような中間色を使って、のっぺりとした色の乗りをした描写。
ララァ自身はのっぺら坊のように目や口や鼻が描かれていません。
でもあの独特な髪型や服装などは間違いなくララァのそれです。
本編の登場も近い?
おわりに
ということでアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』第5話についての感想記事でした。
ゼータをまた観たくなってきました……MXさんお願いします。
ZZもお願いします。
Z・刻を越えて/星空のBelieve/水の星へ愛をこめて/銀色ドレス (TV版 機動戦士Zガンダム主題歌)
- アーティスト: 森口博子鮎川麻弥,鮎川麻弥,森口博子,井萩麟,竜真知子,渡辺博也,馬飼野康二
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2005/04/27
- メディア: CD
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