ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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TOKYO MX『ミュージック・モア』を初視聴。ゲストは尾崎亜美さんで「マイ・ピュア・レディ」を歌っていました

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2019年5月25日、毎週土曜日18:59から19:30までTOKYO MXから放送されている『ミュージック・モア』を初めて視聴しました。

尾崎亜美」さんがゲスト出演していたからです。

 

目次

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TOKYO MX『ミュージック・モア』

ミュージック・モア』は毎週土曜日18:59から19:30までTOKYO MXから放送されている音楽番組です。

 

s.mxtv.jp

 

邦楽洋楽・年代問わず、『良い』と思えるステキな音楽に出会える番組。
様々な音楽がすぐに手に入るようになった今だからこそ伝えたい『音楽』の魅力を、余すことなくお届けします。

 

公式webサイトの「コンセプト」欄にはこのように書かれていました。

 

引用部の「『良い』と思えるステキな音楽」の主語は誰なのか、誰が「良い」と思えるのかが気になるところです。

番組スタッフなのか、それともMCを務める「クリス松村」さんなのか。

おそらく後者でしょう。

 

番組タイトルは、2018年9月まで『ミュージック・モア 今夜、僕たちはきっと音楽を聴く。』であったが、2018年10月から『ミュージック・モア』と変更された。

 

- ミュージック・モア 今夜、僕たちはきっと音楽を聴く。 - Wikipedia

 

ミュージック・モア 今夜、僕たちはきっと音楽を聴く。のWikipediaには引用部のようなテキストが書かれていました。

2018年7月7日から放送が開始されたとのことですから、1クールほど放送した後に番組タイトルがマイナーチェンジしているようです。

 

ゲスト「尾崎亜美」

2019年5月25日の放送は、私にとっての初『ミュージック・モア』でした。

今回のゲストは「尾崎亜美(おざき・あみ)」さんです。

 

実は放送の直前まで番組の存在自体を知りませんでした。

たまたまテレビのチャンネルをMXに設定していたところ、『ミュージック・モア』のCMが流れまして、そのCMに今回のゲストが尾崎亜美さんだとあったので、録画をしつつ視聴することにした、というのが出会いです。

尾崎亜美さん目当て。

 

『ザ・カセットテープ・ミュージック』がきっかけ

尾崎亜美さんは、私にとって特別な存在ではありませんでした。

きっかけはtvk(テレビ神奈川)で再放送が流れている『ザ・カセットテープ・ミュージック』です。

 

その第11回「春の名曲フェア~スージーの春~」で、「スージー鈴木」さんがチョイスした1曲に尾崎亜美さんの「マイ・ピュア・レディ」が紹介されていました。

「春の名曲フェア~スージーの春~」は、『資生堂』と『カネボウ』という化粧品メーカーの大手2社が、1980年前後に化粧品のCMでバトルを繰り広げてました。

その資生堂やカネボウで使用された、テレビCMのキャンペーンソングからスージーさんが6曲をチョイスした回です。

 

最後の1曲に取り上げられた曲が尾崎亜美さんの「マイ・ピュア・レディ」です。

「マイ・ピュア・レディ」の存在自体は以前から知っていましたけど、大人になってからしっかりと聴いたことがなかったことと、スージーさんのコード進行を絡めたトークで説明してくれたこと、それとカセットから流れる尾崎亜美さんの声質が今の私の好みだったことで、気になる曲&ミュージシャンになってました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

近ごろは、『ザ・カセットテープ・ミュージック』のおかげ(せい?)で「井上陽水」さんが私の家で流行っています。

陽水さんのCDを集めていることは当ブログで紹介しているので、気になる方がいらっしゃいましたら上に貼った記事リンクからご覧になってください。

そのため尾崎亜美さんのCDは買えていません。

陽水さんのCD集めが落ち着いたら手を広げて、尾崎亜美さんたちの音源も手に入れようかなと画策しているところです。

 

そんな背景があったところで、先ほど書いた『ミュージック・モア』の番組宣伝のTVCMを観ました。

CMには2019年現在の尾崎亜美さんが「マイ・ピュア・レディ」を歌っている様子がほんの少し流れていて、それが今回視聴することにした決め手です。

 

YouTubeなど動画は別として、テレビでリアル尾崎亜美の歌を聴けるチャンスって今はほぼないですからね。

私の家は貧乏なためBSなど観られないですし、地上波で懐メロ系の音楽番組があっても尾崎さんはまず登場されません。

これは観なければきっと後悔すると思いました。

 

歌を聴けた喜び

尾崎亜美さんは放送(収録)時点で62歳だそうです。

番組内でご自身が仰っていました。

 

当時をあまり聴いていないですからわからない部分は多いですが、番組で流れた歌声を聴いた限りでは62歳とは思えない声量が出ていましたし、独特のかすれる感じの声質も健在で、素晴らしい演奏&歌でした。

 

声量に関しては当時よりは、出なくなっているのかもしれません。

ただ、他の50代や60代のミュージシャンの歌を聴いていると、全然と言えてしまうレベルで声が出なくなっていることもしばしばありますから、そういう方々に比べればずっと出ていました。

普段から歌ったりトレーニングをしたりされているのでしょう。

そう感じさせる内容になっていました。

 

残念なところ

MX『ミュージック・モア』 を初視聴しました。

1回の放送を観ただけの初心者です。

初心者ながら、番組を視聴してこれは少しどうなのかという点がいくつかあったので、書いてみます。

 

ゲストトーク

ゲストトークのパートが残念でした。

 

クリス松村さんはレコードやCDなどを2万枚以上お持ちの方だそうです。

今回も尾崎さんのレコードを家から持って来ていたようで、レコードをプレイヤーでかけながら尾崎さんとトークをしていました。

 

それが一言「聴きづらかった」です。

レコードの音量がそこそこ大きくて、しかもレコードを流しながらトークをします。

音楽もトークも両方聴き取りにくいがために、どちらも頭に入りづらい状況が生まれていました。

 

番組としてはしっとりした大人の雰囲気を出したいみたいです。

スタジオセットや照明、クリスさんの落ち着いた声のトーン、これらのことから大人のムードを出そうとしていることが私にも伝わってきました。

 

しかし、それだけにレコードの音とトークの音がケンカをしていたように思えたのです。

 

『ザ・カセットテープ・ミュージック』のように、カセットから曲を流すパートとトークのパートをしっかりと分けた方が良いのではないでしょうか。

 

ゲストを迎える形式を採っている以上、当時の心境などゲストご本人ならではのエピソードを引っ張り出したい気持ちはわかります。

しかしながらゲストを呼ぶということは、番組内でゲストに曲を演奏してもらうパートがある、現在の活動をPRするパートがある、ということでもありますからね。

 

放送時間は30分しかありません。

1回1アーティストで、そのアーティストの深いところまで聞こうとすれば、それだけで30分以上必要になるでしょうし、それに加えて演奏やPRがあるとなるとどこかで無理が出てきてしまいます。

それがトークパートのごちゃごちゃ感に現れているのではないか、少々盛り込みすぎではないかと、私には感じられました。

 

テキストが……

歌を歌うパートについては歌詞のテキスト表示に疑問を感じました。

 

番組では、尾崎さんたちが歌っている間、画面下に歌詞を表示していました。

歌詞は画面に「右寄せ」しています。


ゲストトークパートでも、画面下部に黄色系の帯を出して、その帯の中に「ゲスト 尾崎亜美」の文字を「右寄せ」で表示していました。

帯の大部分が空白なのに。

 

昨今のTV番組は画面の四隅には、局の名称だったり時刻だったり番組名だったりコーナー名だったりゲスト名だったりが入ることが多いですよね。

それだけでなくテレビ側の設定でも、時間だったり局だったりを表示するように設定しているユーザーは少なからずいると思います。

ですから番組側としては、画面の隅にはできる限り重要な要素は入れない方が、何かの情報に被ってしまうリスクを避けられるのではないでしょうか。

 

歌を歌っている様子が画面に流れているときに、画面に歌詞が表示されていれば視聴者は高い率で歌詞を読むでしょう。

私の場合、自宅のテレビは画面右下には時間を表示していましたから、番組の歌詞と時間が被ってしまったため、歌詞を読みたいがためにテレビの時間設定をOFFにしました。

視聴のために一つでも手間がかかる時点で結構なストレスです。

 

フォントもフォントサイズも、もう少しやりようがあるような気がします。

大人のムード、落ち着いたムードを番組で出したいのであれば、歌詞のフォントはゴシックで良いのか、ゴシックで良いとしてもあのフォントで良かったか、視聴者層を考えればフォントサイズはもっと大きい方が良いのではないか、という。

 

気になる点は他にも一つありました。

ただこれ以上は……。

 

赤い鳥逃げた

スタッフ総出で曲を歌う不思議パートが終わると、「ランキング・ブリッジ」というコーナーがありました。

昭和のオリコンランキングから、当時の名曲を紹介するコーナーみたいです。

 

赤い鳥逃げた  [12

今回は1985年5月の月間シングルランキングTOP10で、『赤い鳥逃げた』を取り上げていました

「中森明菜」さんの楽曲。

 

「赤い鳥逃げた」は、中森明菜さんの代表曲の一つ「ミ・アモーレ〔Meu amor é...〕」と同じ曲です。

曲タイトルと歌詞、それにアレンジが異なります。

 

リリースされた1985年当時、音楽業界では12インチのレコードでシングルを出すことが流行っていたそうで、「赤い鳥逃げた」も12インチで出されたそう。

クリスさんの発言のニュアンスでは、始めは「赤い鳥逃げた」ができたけど、「ミ・アモーレ」に変更してシングルをリリースし、「赤い鳥逃げた」は12インチ盤でリリースしたのでしょう。

 

番組では、クリスさんが12インチ盤「赤い鳥逃げた」のレコードを流して聴かせてくれました。

貴重な体験をいただきました。

ありがとうございます。

 

「赤い鳥逃げた」はそれはそれで良い曲でした。

しかし「ミ・アモーレ」に比べると地味な印象は拭えず、「ミ・アモーレ」をメインに展開して大正解と思えます。

 

私は当時「赤い鳥逃げた」のことは知りませんで、「ミ・アモーレ」だけを知っていました。

ずいぶん後になって知った記憶です。

 

おわりに

ということで、『ミュージック・モア』で尾崎亜美さんの「マイ・ピュア・レディ」を聴くことができたことと、番組を初視聴したことの感想記事でした。

 

「マイ・ピュア・レディ」良い曲ですねぇ。

やっぱり初期のアルバムは欲しい。

『SHADY』の「瞑想」なんてとても良さそうですし。

 

SHADY(紙ジャケット仕様)

SHADY(紙ジャケット仕様)

 

   

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