近ごろ「井上陽水」さんにハマっています。
今回は、陽水さんと「安全地帯」がコラボレーションした、ライブ音源のCDがあったのでこれは! と思い購入しています。
買ったCDは『スターダスト・ランデヴー 井上陽水・安全地帯 LIVE AT 神宮』です。
CDジャケットの紹介や曲を聴いた感想を書いています。
目次
井上陽水にハマる
シンガーソングライターの「井上陽水(いのうえ・ようすい)」さんにハマっています。
井上陽水さんは説明不要、日本を代表するシンガーソングライターで、日本の音楽業界における重要人物の一人です。
私はこれまで、音楽番組などで観たり聴いたり、あるいはベスト盤を借りて聴いたりすることしかしていませんでした。
名前も知っているし、曲もサビくらいは知っているけれど、ベスト盤ではないアルバムをきちんと聴いたことがなかったです。
『ザ・カセットテープ・ミュージック』
私が陽水さんにハマるきっかけをくれたのは、tvkで再放送されているBSトゥエルビの音楽番組『ザ・カセットテープ・ミュージック』です。
tvkの放送は2019年になってから始まりました。
『ザ・カセットテープ・ミュージック』の第4回「深遠なる井上陽水の名曲特集」の放送を観て以来、初期のアルバムを一度聴いてみたいと思うようになりました。
『SONGS』
また、NHKで放送されている音楽番組『SONGS』でも陽水さんの特集が組まれていて、放送を観たことも思いをより強くした原因です。
そうして、私は陽水さんのアルバムを購入するに至ったのです。
初めて買った陽水さんのアルバムは、井上陽水名義のファーストアルバム『断絶』です。
『断絶』については当ブログに記事を書いています。
あわせてご覧になってください。
『スターダスト・ランデヴー 井上陽水・安全地帯 LIVE AT 神宮』
今回紹介するCDはオリジナルアルバムではありません。
『スターダスト・ランデヴー 井上陽水・安全地帯 LIVE AT 神宮』というタイトルのCDです。
画像がCDの表と裏。
購入したお店は『ブックオフ』です。
CDの価格は880円の値札シールの上から、680円のシールに上書き(?)されていました。
680円、ありがたいです。
説明
本品の説明です。
歌詞カードには下記引用部のように書かれていました。
ここに収録されたコンサートは、1986年8月20日・21日、神宮球場に於ける初の音楽イベント、井上陽水と安全地帯のジョイントコンサート“スターダスト・ランデヴー”をライヴ・レコーディングしたものである。
人気・実力共に第一線で活躍中である2大アーティストの初共演は、過去に安全地帯が井上陽水のバックバンドを務めていた事から実現した。
最初で最後のこのコンサートの為に、270日間の日数と、1200人の警備員と、800人のスタッフが携わった。
尚、観客動員数は、計6万人であった。
ライブ音源であるということですね。
セットリスト
『スターダスト・ランデヴー 井上陽水・安全地帯 LIVE AT 神宮』のセットリストです。
- 青空
- デリカシー
- エクスタシー
- プルシアンブルーの肖像
- 帰れない二人
- 夕立
- リバーサイド・ホテル
- ジェニー My Love
- 夏星屑
- 夢の中へ
- 飾りじゃないのよ涙は
- 夏の終りのハーモニー
セットリストは上記のようになっています。
1曲目から4曲目までは安全地帯の曲、5曲目から11曲目までは陽水さんの曲です。
ラスト12曲目「夏の終りのハーモニー」が、井上陽水と安全地帯のコラボったシングル曲ですか。
聴いた感想
『スターダスト・ランデヴー 井上陽水・安全地帯 LIVE AT 神宮』を聴いた感想です。
やっぱりめちゃくちゃ良いです。
当時、安全地帯は好きなバンドでした。
「ワインレッドの心」や「恋の予感」、「熱視線」なんて、TBSの音楽番組『ザ・ベストテン』で聴いたとき身震いをしたくらい。
しかし子どもも子どもだった当時の私は、レコードを買う発想がありませんでした。
当時の私なら、レコードやカセットを買うお金があるのなら、ゲームや漫画、プラモデルなどのオモチャを買っているはずです。
好きだけどレコードは優先順位の上位にはなかった、もっと好きなものがあったので、安全地帯どころかレコードは1枚も持っていませんでしたね。
音楽に目覚めるのは当時よりずっと先の話です。
「プルシアンブルーの肖像」
安全地帯パートでは「プルシアンブルーの肖像」が一番気に入っています。
正直、今回聴くまで曲の存在を忘れていました。
セットリストで曲タイトルを見たときに、「ああこんな曲あったなぁ」と思いました。
思いましたけど、すぐにメロディや歌詞は出てこず。
なのでCDをかけて、ではなくiTunesにCDを読み込ませてから、1〜3曲目を飛ばしていきなり「プルシアンブルーの肖像」を聴いてみて、ようやく記憶が蘇った次第です。
まぁ当時音楽番組で聴いたくらいでしたし、あれから何十年も経っていますからね……と自分に言いきかせました。
リリースは1986年7月1日、11枚目のシングルだそう。
前出の『ザ・カセットテープ・ミュージック』でも「スージー鈴木」さんが仰っていたと思いますけど、特にこの頃の玉置さんの曲は素晴らしいです。
「プルシアンブルーの肖像」も「はなさない」連呼のサビ部分がドラマチックで素晴らしいですね。
ドラマチックなサビに向かう展開も、切なさ満点のAメロ、徐々に盛り上がっていくBメロ、そしてはなさないの連呼。
う〜ん、素晴らしすぎます。
「リバーサイド・ホテル」
陽水さんパートでは「リバーサイド・ホテル」が一番気に入っています。
と言いますか、「リバーサイド・ホテル」が購入理由の一つです。
子どもながらに不思議な曲だなぁと思っていました。
今聴くとサビの歌詞なんて、同じ意味の言葉を英語と日本語で言っているだけなんですけどね……。
子どものときには思わなかったことで今回聴いて思ったことというと、この「リバーサイド・ホテル」は「The Eagles(ザ・イーグルス)」の「Hotel California(ホテル・カリフォルニア)」を想起させますよね。
歌詞も曲の雰囲気も、ホテル・カリフォルニアと共通するものを感じます。
パクリという意味ではなく、いやパクリでも良いですけど。
そういう部分を踏まえた上で、今聴いても曲の不思議さは消えていませんでした。
浮遊感というか虚構感というか、現実離れしている世界観に一気に持っていかれる感じが昔聞いたときと同じでした。
いや、ベスト盤などでは聴いていたはずですから、聴いたのは子どもの頃以来ではないかも……。
しかし、10年以上は聴いていなかったはずなので一時代隔てたくらい久しぶりなことは間違いないでしょう。
それでもあの浮遊感は得られるのですから、「井上陽水の音楽」は面白いです。
加えて、この曲を聴くとある小説を思い出します。
「遠藤周作」さんの『深い河』を。
インドでしたっけ、『深い河』から感じられる暑い、息苦しくなるような蒸し暑さみたいなものは、私の中の「リバーサイド・ホテル」のイメージとは異なるのですけど。
それでもなぜか私は聴くたびに思い出しますね。
共通の「気だるさ」を感じているのでしょうか。
「夏の終りのハーモニー」
もう一つ、「夏の終りのハーモニー」もCD購入の理由でした。
1986年9月25日リリース。
陽水さんと安全地帯の合作ですね。
作詞が井上陽水、作曲が玉置浩二、歌が井上陽水と玉置浩二という贅沢すぎる一曲です。
リリース年から考えるに、おそらくこのシングルがあったから、『スターダスト・ランデヴー』のライブも催されたのでしょう。
この曲の歌詞は個人的には特別良さを感じていないです。
しかしこの曲は、陽水さんと玉置さんのハーモニーが素晴らしいのですよねぇ。
絶妙なマリアージュ感、たまらなく良いです。
車通りが多い、且つ人通りは少ない道路でこの曲を聴きながら、私も思いっきり大声でハーモニーに加わりたい、そんな一曲。
おわりに
ということで、井上陽水さんにハマっているので、ブックオフで『スターダスト・ランデヴー 井上陽水・安全地帯 LIVE AT 神宮』を購入して、聴いた感想を書いた記事でした。
『スターダスト・ランデヴー 井上陽水・安全地帯 LIVE AT 神宮』はDVDも販売されているみたいなんですよね。
めっちゃ観てみたいです。
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