毎週月曜日(日曜深夜)より、NHK総合にてアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』が放送されています。
2019年5月6日の放送は第2話「母との約束」でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』
2019年4月29日(28日深夜)より、NHK総合にてアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の放送が開始されました。
アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』、2019年5月6日の放送は第2話「母との約束」でした。
あらすじ
アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のあらすじです。
“赤い彗星”と呼ばれるジオン公国軍のエースパイロット『シャア・アズナブル』と、彼の妹『セイラ・マス』の運命を決定づけた悲劇の始まりと過去〜2人の兄妹の流転の物語〜を背景に、サイド3の実権を掌握しジオン公国を統率するザビ家、ランバ・ラルや黒い三連星など「一年戦争」で活躍した数々のジオン軍の名高きエースパイロットたちの若き日の勇姿、戦況を劇的に変えることとなった人型機動兵器「モビルスーツ」の開発秘話、地球連邦軍との軋轢や開戦への道程など、「一年戦争」以前の過去の物語が、映像として初めて描かれていきます。
公式webサイトの「INTRODUCTION 作品概要」のページにはこのように書かれています。
登場人物
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の主な登場人物です。
しかし、ファーストの登場人物など皆さんの方がよくご存知と思いますから、改めて紹介する必要を感じません。
- メインキャスト
- シャア・アズナブル:池田秀一
- アムロ・レイ:古谷徹
- セイラ・マス:潘めぐみ
- デギン・ソド・ザビ:浦山迅
- ギレン・ザビ:銀河万丈
- ドズル・ザビ:三宅健太
- キシリア・ザビ:渡辺明乃
- ガルマ・ザビ:柿原徹也
公式サイトの「MAINSTAFF & CAST メインスタッフ・キャスト」のページにはこのように書かれています。
1,2話ではキャスバル・レム・ダイクンが「 田中真弓」さん、アルテイシア・ソム・ダイクンが「潘めぐみ」さんが声を演じていました。
上記で紹介していない登場人物も多数存在します。
デギン・ソド・ザビが「浦山迅」さん、ギレン・ザビが「銀河万丈」さん、サスロ・ザビが「藤真秀」さん、ドズル・ザビが「三宅健太」さん、キシリア・ザビが「渡辺明乃」さん、ランバ・ラルが「喜山茂雄」さん、クラウレ・ハモンが「沢城みゆき」さん、ジオン・ズム・ダイクンが「津田英三」さん、アストライア・トア・ダイクンが「恒松あゆみ」さん、ジンバ・ラルが「茶風林」さん、クランプが「近藤浩徳」さん、タチが「北沢力」さん、ドノバン・マトグロスが「小形満」さんでした。
2話で登場したローゼルシアが「一城みゆ希」さん。
2話「母との約束」
『前夜 赤い彗星』の2話は「母との約束」でした。
2話の内容を簡単に書きますと、ジオン・ズム・ダイクンの死によりサイド3「ムンゾ」は大混乱をきたし、それと同時に政治抗争が表面化&激化しました。
政治抗争は言い換えるとザビ家とラル家の争いになります。
ダイクンの遺児であるキャスバルとアルテイシアは、ダイクンの葬儀後の帰路で市民に囲まれましたが、ランバ・ラルに救われラル家に保護されています。
しかし、その後(おそらく)キャスバルとキシリアの取引が成立して、ローゼルシアの邸宅へと迎え入れられたアストライアとキャスバルとアルテイシアの3人。
ローゼルシアはアストライアを敷地内の塔へ幽閉、直前の最後の夜だけ子ども2人と親子水入らずで過ごすことをアストライアに許しました。
そこへ現れたのがハモンでした。
ザビ家によるサイド3掌握がほぼ成ったことによって、ダイクンの遺児に身の危険が迫っていると判断したランバ・ラル。
彼は遺児2人を父・ジンバとともに地球へ亡命させることにし、彼の協力者であるハモンが2人を連れ出しに来たのです。
こうしてキャスバルとアルテイシアとジンバは輸送用カーゴに入れられ、地球へと送られたのでした。
これが母・アストライアとは今生の別れになるとキャスバルは理解しているようです。
まだ幼いアルテイシアは……。
認識違いがあったら申し訳ありません。
ローゼルシアって誰?
2話で謎な点は「ローゼルシアって誰?」ですよね。
私も始めに漫画のジ・オリジン9巻を読んだときにわかりませんでした。
アニメ『機動戦士ガンダム』(以下ファースト)には登場していない人物と思います。
ローゼルシアはジオン・ズム・ダイクンの正妻です。
えぇ……と私は思いました。
だってローゼルシアはお婆さんに見えますから。
ダイクンはアストライアよりずっと年上に見えますけど、ローゼルシアほどは老いていません。
アストライアはクラブの歌手をしていて、そこでダイクンと知り合い子どもを2人もうけた、いわば「愛人」なのですね。
アストライアはダイクンの子どもをもうけたことで、ムンゾでの自らの立場を大きく引き上げたということでしょう。
成り上がった。
私はダイクンの正妻として夫とムンゾのためにあらゆることを今までしてきた自負がある。
ただ子どもができなかっただけ。
対してアイツ(アストライア)はただ子どもを作っただけ、それだけなのに……という思いがローゼルシアにはあるようです。
ガンタンクが別デザイン
2話で個人的に気になっている点は、ローゼルシアの他にあって、それが「ガンタンク」です。
ハモンがキャスバルとアルテイシアを連れ出すときに使っていた機体がガンタンクでした。
しかし、ジ・オリジンのガンタンクは、ファーストに登場するガンタンクとは形状もカラーリングも異なりました。
ガンタンクと言えば画像のような、ハヤト・コバヤシやリュウ・ホセイたちが乗っていた機体ですよね。
ではジ・オリジン2話に登場したあのガンタンクは何なのか?
答えは公式webサイトにありました。
公式サイトの「MECHANICAL」ページを見ると、あのガンタンクは「ガンタンク初期型」と書かれていました。
U.C.0065年に地球連邦軍が制式採用した大型戦闘車両。
説明テキストの一部を抜粋しました。
1,2話の舞台はU.C.0068だったと思いますので、その3年前に正式採用された大型先頭車両がガンタンクということになります。
ファーストガンダムにおいては、ガンタンクはガンダムとガンキャノンともにホワイトベースに1機のみ配備されていたはずです。
ガンタンクもガンキャノンもガンダムも、量産に移行する前の「試作機」段階だったと思います。
劇場版の終盤では、ガンキャノンはカイ・シデンが乗っていた他にも、ハヤトもガンキャノンに乗っていましたし、他にも登場していた気がしますが……ハッキリと覚えていません。
ジ・オリジンにおけるガンタンクとガンキャノンは、ファーストとは異なる立ち位置・設定にあるみたいです。
1,2話の舞台であるU.C.0068時点ではモビルスーツそのものがまだ登場していません。
0068年当時はガンタンクがそれまでの戦車の概念を覆すほどの最新鋭の機体で、各コロニーの治安維持のための大きな力になっていたみたいです。
既に量産されているということでしょう。
おわりに
ということでアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』第2話についての感想記事でした。
2話もハモンさんが良い味を出していました。
ハモンもランバ・ラルもアストライアと知り合いみたいですね。
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