ディスカウントストア『Big-A』で、高カカオチョコレート「カレ・ド・ショコラ カカオ88」を買ってみました。
パッケージや価格、容量、栄養成分、見た目の紹介、食べた感想を書いています。
目次
高カカオチョコレートとは?
高カカオチョコレートとは何か? についてです。
高カカオチョコレートとはカカオ含有率70%以上のチョコを示す言葉です。
通常のチョコレートはカカオ含有率が30%から40%ほどと言われています。
高カカオチョコレートは通常の2倍から3倍ほどのカカオが含まれていることになるでしょうか。
私はチョコレート好きです。
食べない日がないくらいに日常的にチョコレートを食べています。
1日に食べる量を決めていて、それ以上多く摂取しないように心がけていますから、1日に食べる量は決して多くありません。
午前中に1ブロック、午後にも1ブロック、多いときは夜も、小腹が空いたときに1ブロックずつ食べる感じです。
高カカオチョコレートの効果
カカオに含まれる「カカオポリフェノール」には「副作用なく血圧を下げる効果」が期待できるそうです。
最近よく聞かれる高カカオチョコレートであれば、カカオポリフェノールの効果をよりたくさん得ることができるでしょう。
また、高カカオチョコレートには「食物繊維」も多いと言われています。
栄養表示基準的に食物繊維が高いと表示するには、商品100グラムあたり食物繊維が6グラム以上含まれる必要があるようです。
私たちはこういう情報を知ると、ポリフェノールや食物繊維といった良い面ばかりに意識をを向けてしまいがちです。
しかし、上にリンクを貼った『国民生活センター』の「高カカオをうたったチョコレート(発表情報)」ページを拝見すると、高カカオチョコレートのネガティブな面も書かれています。
簡単に書きますと、高カカオチョコレートは高脂質と高カロリーだということです。
健康に良いからといって摂取量を気にせず食べてしまうと、太ったり生活習慣病にかかったりする危険が出てくる、ということ。
また、カカオ豆に含まれる「テオブロミン」や「カフェイン」には興奮作用や利尿作用があるとされますし、カカオ豆にアレルギーを持つ方もいるようです。
摂取そのものに注意が必要な方もいらっしゃいます。
特に日頃から病院から薬を処方されている方は、高カカオチョコレートを食べる前に医師にその旨を伝え、医師から指示を仰ぐと良いでしょう。
『Big-A』で購入
これから紹介する高カカオチョコレートを購入したお店は、生鮮食料品や加工食品を中心にしたディスカウントストアの『Big-A(ビッグ・エー)』です。
以前、『meito』の「おいしくカカオ73」や、『大一製菓』さんの「カカオを楽しむチョコレート」を購入したことを紹介しています。
当ブログで紹介するのは3度目になるでしょうか。
「カレ・ド・ショコラ カカオ70%」
今回購入した高カカオチョコレートは、『森永製菓』の「カレ・ド・ショコラ カカオ88」という品です。
画像が「ビットカレカカオ70」のパッケージです。
突き抜けたカカオを愉しむ極みのハイカカオ
商品パッケージ表面にはこのように書かれていました。
カカオ分88%の本格ハイカカオチョコレート。
雑味がなくスッキリとした後切れのよい味わい。
カカオ豆本来のキリリと力強い風味を極めた
ハイカカオチョコレートの逸品です。
裏面にはこのように書かれています。
カカオ含有率が88%ということですから、本商品は高カカオチョコレートに分類されます。
これまで紹介した高カカオチョコはカカオ含有率70%台の品ばかりだったと思いますので、本商品はもしかしたら当ブログでは初の80%台の品になるかもわかりません。
フタを開けたところです。
1枚取り出すとこのような感じです。
「Cacao 88」と書かれています。
『森永製菓』
「カレ・ド・ショコラ カカオ88」は『森永製菓』の商品です。
超有名な製菓メーカーさんですね。
今回紹介している「カレ・ド・ショコラ」のブランドサイトがありました。
リンクを貼っておきましょう。
カレ・ド・ショコラとはフランス語で「四角いチョコレート」のことだそう。
カレが「正方形」という意味なのでしょう。
今回私が購入した「カレ・ド・ショコラ カカオ88」の商品ページもありました。
原材料や栄養成分など
『森永製菓』の「カレ・ド・ショコラ カカオ88」の原材料や栄養成分を見てみましょう。
原材料
原材料です。
- カカオマス
- ココアパウダー
- ココアバター
- 砂糖
- 乳化剤
- 香料
内容量は「86g (18枚) 」。
アレルギー物質は「乳」と「大豆」だそう。
ご注意ください。
栄養成分
栄養成分です。
- エネルギー:27kcal
- たんぱく質:0.5g
- 脂質:2.2g
- 炭水化物:1.8g
- 糖質:1.0g
- 食物繊維:0.8g
- 食塩相当量:0~0.005g
- ポリフェノール:150mg
1枚(標準4.8g)あたりの栄養成分です。
価格
「カレ・ド・ショコラ カカオ88」を『Big-A』で購入したときの価格です。
価格276円(税抜き)でした。
内容量は86グラムです。
商品が198円ですから1グラム3.21円ほどです。
これまで紹介した高カカオチョコの中では高価な品と言えそうです。
以前、当ブログで紹介した、『業務スーパー』で購入した輸入品の高カカオチョコ「Belgian HARVEST ハイカカオダークチョコレート カカオ85%」は、100グラムで178円でした。
1グラム1.78円。
100円ショップの『Can Do(キャンドゥ)』で購入した『ネスレ』の高カカオチョコ「ネスレ 1927」は70グラムで100円でした。
1グラム1.42円ほど。
しかし、こちらはバレンタインデーのためのセール品で、期間限定で安くなっていました。
『Big-A』で購入した「おいしくカカオ73」は150グラムで239円でした。
1グラム1.59円ほど。
『西友』で購入した「チョコレート効果」は130グラムで298円でした。
1グラム2.29円ほど。
『西友』で購入したPB品「カカオ70%ビターチョコレート」は77グラムで198円(税抜き)でした。
1グラム2.57円ほど。
『クリエイトSD』で購入した「ビットカレ カカオ70」は130グラムで価格198円(税抜き)でした。
1グラム1.52円ほど。
グラム当たりの値段と考えると、これまで最もコスパが良かった品は「ビットカレ カカオ70」でした。
今回はカカオ含有率が高いですし、森永さんとしても「カレ・ド・ショコラ」は安さ第一に考えた品という立ち位置には置いていないと思います。
『明治』の「チョコレート効果」を意識した商品かなと。
なので本品についてコスパに関してどうこうと書くことはあまり意味がないと考えています。
1つ取り出した
「カレ・ド・ショコラ カカオ88」を1個取り出してみました。
1枚ずつ紙に包まれていました。
紙を取り除いてチョコレートを手のひらに置いています。
中身を取り出すと、チョコ1枚は小さなタイル状の形をしていました。
前回のブルボン「ビットカレ」に似ています。
大きさは「ビットカレ」より小さく、
縦2cm*横2cm*厚さ0.4cmほどでしょうか。
割ると画像のような感じです。
既に溶け始めています。
食べてみた
「カレ・ド・ショコラ カカオ88」を食べてみました。
これから食べた感想を書きますけど、私の感覚や評価が絶対的なものではないことは考慮の上ご覧になってください。
いつものように、口に入れた後は舌の上に置いて上顎と挟むようにして、なめて溶かし食べます。
噛んで飲み込んでしまうと味がわかりにくいからです。
チョコが溶け始めてから最初に感じた味は「苦味」でした。
カカオが88%も入っていますから当然といえば当然です。
苦味は口にチョコを入れている間長いこと感じられます。
苦味と同時に「酸味」も感じましたがすぐに消えました。
ビットカレのようなフルーツを感じさせる酸味とは異なり、個人的にはあまり得意な酸味ではありません。
溶けてくると微かに「甘味」も感じられます。
甘味もすぐに消えてしまいます。
その後、さらに溶けてくると再び「酸味」が出てきました。
酸味は溶けた状態からさらに舌で舐めたり、飲み込んだりするときに感じられます。
キレはまずまずでしょうか。
後味、余韻に苦味が続く感じはあります。
少し噛んでみましたが、ザラつきを若干感じられます。
舌で上顎をなめるときもザラつきを覚えました。
しかしザラつきはごくわずかなもので、全体的にはトロリとした食感です。
チョコ単体の味はカカオ含有率88%ということもあって、感じられる味のほとんどが苦味でした。
チョコを食べているというよりカカオを食べている感じで、個人的にはもう少し甘味が欲しいです。
何だか薬を飲んでいる感覚に陥ります。
私はチョコをコーヒーと一緒にいただくことが多いです。
今回の「カレ・ド・ショコラ カカオ88」は比較的コーヒーに合うかと思います。
チョコに苦味がありますから、苦いコーヒーより甘味のあるコーヒーと合わせたいです。
ココアの方がもっと合いそう。
おわりに
ということで、ディスカウントストア『Big-A』に高カカオチョコレート「カレ・ド・ショコラ カカオ88」が売られていたので、買って食べてみた記事でした。
お値段が張るため何度も購入できる品ではありません。
ただカカオ70%の品もあるみたいなので、いずれそちらも試したいです。