Eテレ『シャキーン!』の、2019年1月7日の放送からだったでしょうか、番組の最後に出演者の皆で「パプリカ」を披露しています。
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Eテレ『シャキーン!』
子どもたちを シャキーン!と目覚めさせて、楽しい一日のスタートを切ってもらう知的エンターテインメント番組。「いつもとは違うモノの見方」や「柔軟な発想力」が楽しみながら身につきます。
毎週月曜日から金曜日の朝7時からEテレで15分間放送されている知的エンターテイメント番組『シャキーン!』の番組説明です。
『0655』からの流れでそのまま観ている方も多いことでしょう。
「パプリカ」
『シャキーン!』の2019年1月7日月曜日放送分からだったでしょうか、番組のエンディングの後に、「パプリカ」が披露されています。
「パプリカ」はEテレとNHK総合で放送されている『みんなのうた』で、2018年8月から歌われている曲です。
この曲は「NHK2020応援ソング・プロジェクト」の楽曲として制作されたのだそう。
2020というと2020年7月から開催される予定の「オリンピック東京大会」のことですね。
- パプリカ
- 歌:Foorin
- 作詞・作曲:米津玄師
- 編曲:米津玄師
- 映像振付:辻本知彦+菅原小春
作詞作曲、映像振り付けの担当者は上記のとおり。
曲を作った方は「米津玄師(よねづ・けんし)」さんです。
米津さんについて私は全く知らなかったのですねぇ……詳しくは後述します。
私は『みんなのうた』が好きなので、「パプリカ」の曲も聴いていて知っていました。
しかし、米津さんのことを知らなかったので、紅白で米津さんを見知って、その後からあの「パプリカ」を作ったのが紅白に出ていた米津さんだったのか! と点と点が線でつながった感じです。
歌を歌っている「Foorin」は小学生のユニットだそう。
『みんなのうた』では、5人の男の子と女の子が「パプリカ」を歌いながら踊っているバージョンがありました。
上記の記事リンクのサムネイルに写っている子どもたちのことですね。
米津玄師さん
先ほども書いていますが、米津玄師さんのことを私は全くと言っていいほど知りませんでした。
知ったきっかけはつい最近、2018年12月31日に放送された『NHK紅白歌合戦』です。
米津さんが紅白に、中継でしたか、出演していて話題になっていました。
私も紅白を見ていて、そのときに初めてというくらいに存在を知りました。
いえ、お名前は以前からネットでちょいちょいお見かけしていましたけど、興味がなくて知ろうとしなかったですね……。
彼がどういう経緯で有名になられたのか、有名な曲は何があるのか、そういうことは今なおほとんど知りません。
ボーカロイドクリエイターハチとしてインターネットを中心に活動した後、2012年に本人名義のアルバム『diorama』でソロデビュー、翌年ユニバーサルシグマからメジャーデビューを果たした。
米津玄師さんのWikipediaにはこのように書かれています。
平成生まれ。お若い。
『ニコニコ動画』に自身で制作した楽曲を発表していたクリエイターさんが、ソロでメジャーデビューするに至ったということですか。メジャーへはそういう流れで行くこともあるのですね。
Twitterによると、健康保険証の画像から「米津玄師」が本名であることを主張なさっているようです。確かに芸名と言われても納得できるお名前。
パプリカ シャキーン!バージョン
で、2019年1月7日月曜日からと思いますが、Eテレの平日朝に放送されている『シャキーン!』のエンディング後に、シャキーン!出演者総(?)出演による『パプリカ』が披露されています。
「パプリカ シャキーン!バージョン」
メインMCの「めいちゃん」と「モモエ」ちゃんが中心となって、「ジュモクさん」や「ネコッパチ」はもちろんのこと、各コーナーの出演者や……
……、「八代亜紀」さんたち、過去の「シャキーン!ミュージック」に出演していた方々も多数登場して、めいちゃんたちと一緒に歌って踊っています。
- パプリカ
- 作詞・作曲:米津玄師
- 映像振付:辻本知彦+菅原小春
- シャキーン!バージョン編曲:小宮山雄飛
曲のイントロで曲タイトルと共に作詞作曲などの担当者の名前がクレジットされているのですが、『シャキーン!』バージョンは『みんなのうた』バージョンとは編曲が異なるようで、「小宮山雄飛」さんの名前が書かれていました。
小宮山雄飛さん
小宮山雄飛さんというと、『シャキーン!』では「給食のほそみち」というコーナーに「ばしょうさん」として出演している方です。
「給食のほそみち」は、全国の美味しい給食を求めて全国を旅するコーナーで、給食にも各地の独自性が出ていて私が好きなコーナーの一つでもあります。
その「ばしょうさん」は『シャキーン!』バージョンの「パプリカ」に登場していました。
小宮山雄飛さんというと2人組のPOPグループ「ホフディラン」のお一人。
ちなみに小宮山さんの相方の「ワタナベイビー」さんも「給食のほそみち」で声の出演をしています。
番組が侵食されていく
この『シャキーン!』の番組に「パプリカ」が歌われていることについて、大きな問題が1点あります。
それは番組が短くなっていることです。
番組には「シャキーン!ミュージック」という歌のコーナーがあります。
その歌のコーナーは通常通り放送しつつ、エンディングを1,2分早めて、その空けた1,2分に「パプリカ」の映像が挿入されているのです。
つまり『シャキーン!』のコーナーの何かが削られている、ということになろうかと思います。
「パプリカ」や米津さんにそれほどの思い入れがある訳ではなく、『シャキーン!』が好きで毎回楽しく観ている私のような人間からすると、コーナーが削られているであろう事実は改悪でしかないのですね……。
「パプリカ」は「2020応援ソングプロジェクト」の楽曲であるのなら、下手をすると東京オリンピックが開催されるまでの1年半ほど、毎回放送される可能性が無きにしもあらずで……。
出演しているのが シャキーン!のメンバーだけなのだからイイじゃん、といえばイイじゃんなのですが……モヤります。
「シャキーン!ミュージック」の曲としてコーナーで扱ってくれれば何とも思わなかったと思うのですよね。
おわりに
同じくEテレの『にほんごであそぼ』でも、番組の最後に「パプリカ にほんごであそぼバージョン」が流れています。
食傷を起こしそうなくらいのヘビーローテション。
追記
『新・ざわざわ森のがんこちゃん』バージョンも見ました。