新しい「コーヒーミル」が欲しいです。
今使っている『ニトリ』のミルに不満や不安な点が出ています。
コーヒーミルには手動と電動、手持ち型と据え置き型、いくつかタイプがあるようで悩んでいます。
目次
ニトリのコーヒーミル
記事作成現在は『ニトリ』で購入した手動のコーヒーミルを使っています。
価格は1,000円ほどでした。
画像が『ニトリ』で購入したコーヒーミルです。
手動ミル。
これまでコーヒー関連の記事で何度か登場しているかもしれません。
コーヒーミル SC-0202(セラミックコーヒーミル SC-0202) | ニトリ公式通販 家具・インテリア・生活雑貨通販のニトリネット
『ニトリ』さんの公式通販サイトに同じ商品の販売ページがありました。
価格は925円、税込みだと999円。ギリギリ三桁ですね。
昨年2018年の8月、たまたま立ち寄ったリサイクルショップで『フジイ』の「月兎印」の「スリムポット」を見つけて衝動買いしたことをきっかけに、ドリップコーヒーをはじめました。
100円ショップでドリッパーとドリップペーパー、計量スプーン、刷毛(はけ)を買って、『業務スーパー』で350円ほどのコーヒー豆を買いました。
そして、どうせならミルで豆を挽きたいなと感じ、こちらもたまたま立ち寄った『ニトリ』さんで見かけた手動のコーヒーミルを購入しています。
『ニトリ』のコーヒーミルのスペックは以下のようになります。
- サイズ(約):幅16×奥行10×高さ17cm
- 主な素材:スチール・セラミック・天然木
- 重量:約500g
- 本体:木
- 金属部分:鉄(メッキ)
- ミル部・ミル受け:セラミック
ミルとミル受けがセラミックで、臼型をしています。
セラミックの臼型のコーヒーミルが1000円で購入できる、貧乏にはありがたいことです。
ニトリのコーヒーミルのあれなところ
購入してから4ヶ月以上、毎日のように『ニトリ』のコーヒーミルを使っています。
使っていると、いくつかの不満や不安が出てきました。
止め袋ナット硬すぎ問題
あれなところ1点目は「『止め袋ナット』が硬すぎる問題」です。
豆の挽き具合を変える場合、画像のように「止め袋ナット」を外し、「ハンドル」を外し、「ストッパー」を外して、「調整金具」を回して緩めたり締めたりします。
調整金具を任意の場所に決めたら、先ほどとは逆に、調整金具にストッパーをはめ、
ハンドルを取り付け
最後に止め袋ナットを締めます。
私は他のコーヒーミルを知らないのですが、おそらく同じタイプの臼型の手動コーヒーミルであれば、たいていが同じ調整方法なのでしょうか。
調整の最後にナットを締めるときに、手で行うと止め方が甘くなるようで、豆を挽いている間にナットが緩んできてしまいます。
挽いている最中にナットが緩みすぎてしまうと、ストッパーが調整金具から外れてしまい、豆の挽き方がバラバラになります。
豆の粒度がバラバラになれば、淹れるコーヒーの味にも大きく影響するでしょう。
ですからナットを締める際には毎回、ペンチで止め袋ナットをギュッと締めています。
すると、今度は止め袋ナットがガッチガチに固定されすぎてしまいます。
私の握力では硬すぎてうんともすんとも言わず、再びペンチを持ち出して止め袋ナットを外すことになるのです。
常に同じ粒度の豆を使うのであれば、たまに緩んでいないか確認するくらいで、ペンチの出番はほぼないと思います。
しかし、私はまだコーヒー素人で色々な粒度を試したいですし、購入する豆も毎回のように種類が異なりますから、粒度を変える機会は少なからずあるのです。
挽き方を変えるたびに毎回ペンチを持ち出す行為は、とてもじゃないですけど手軽とは言えず、面倒くさい作業に感じられます。
ちなみに画像のペンチは、私が物心ついた頃には既に家にあったものです。ヴィンテージ工具?
引き出しが開く問題
2点目に「『引き出し』が勝手に開く問題」があります。
コーヒーを挽くと、豆が臼から下の木製「引き出し」の中に落ちていきます。
ところが、ハンドルを回していると「引き出し」が勝手に開いてしまって、挽いた豆が引き出しの外に散らばってしまいます。
対処としては、画像のように輪ゴムを本体に回すように取り付けて、引き出しが勝手に開かないようにしています。
鉄の微粉が落ちる問題
3点目、「ハンドルを回した後に『鉄の微粉』が調整金具や豆の投入口に落ちている問題」があります。
個人的にはこれが一番あれです。
鉄の粉なのかメッキの粉なのかわからないものの、画像にある青や緑の粉が落ちています。
この青や緑の粉は「錆(さび)」と思われます。
錆の粉が豆と一緒に引き出しに落ちている可能性も極めて高いです。
つまりは錆を口を経て体に取り入れている危険もまた高いのですね。
毎回、使う前と使った後に刷毛や布で微粉を取り除いていますが……(画像は1度挽いた直後)。
これ以上は健康面でも問題が出てきそうだと、このたび扱いを止めることにしました。
なので新しいコーヒーミルが欲しいのです。
コーヒーミルが欲しい
コーヒーミルを新調したい! ということで、以前からAmazonでコーヒーミルを探しています。
既に候補はいくつか絞っていますけど、金銭的な問題もあって購入に踏み切ることはできていません。
私は、コーヒーを1人で飲んでいますし、豆を挽くときの時間、挽いているときの豆の香りも楽しく感じられる要素になっています。
ですから新しく買うコーヒーミルの候補に電動ミルは入っていません。
ターゲットは手動のみ。
1人で飲んでいることもありますし家が小さいこともあるので、家に大きな道具を増やしたくはありません。
ですから据え置きタイプのミルも候補には入りづらいです。
しかし、こちらは完全に可能性を排除することはしません。
好みの外観をしていれば候補に入れます。
これから購入リストに入れているコーヒーミルを紹介します。
Porlex コーヒーミル セラミック
1番の候補は『ポーレックス (Porlex) 』のハンドミルです。
画像がポーレックスの「コーヒーミル セラミック」です。
記事作成時点のAmazonでの価格は6,264円。
非常にシンプルな見た目は好みで、所有したい欲求に駆られます。
買った場合には高い満足を得られそう。
ポーレックス コーヒーミル | JAPAN PORLEX ジャパンポーレックス
ポーレックスさんの公式Webサイトがありましたのでリンクを貼っておきます。
セラミックの刃を採用していて摩耗もしにくく錆びることもないとのこと。
セラミックなら挽いているときの熱の発生も金属製より抑えられそうですね。
ポーレックスさんのハンドミルには、サイズの小さい「コーヒーミル セラミック ミニ」もあります。
価格はノーマルと同じみたいです。
ミニは黒の帯がアクセントになって見た目には良いかもしれませんけど、私はノーマルの方が好きな外観です。
部品は少なければ少ないほどトラブル発生率も下がるでしょうから、よりシンプルな見た目の方が良いかなという素人考え。
また、コーヒー豆の粒度(りゅうど)調節が簡単そうなところも、私が本品に対してポジティブな印象を持つ一因になっています。
これはノーマルにもミニにも言えることです。
画像を見る限りではありますが、ツマミが大きそうですね。
ツマミがこれだけ大きければ、手で回すときに強い力を加えずとも調節できそう。
ペンチを使わずに済むでしょう。
パーツを全て分解して洗うことが可能とのことですから、衛生的に使用できそうな点もポジティブ。
ネガティブなポイントは価格が高めであること。
ニトリさんのミルは999円に対して……6,264円という値段は高く感じられます。
もちろん、見た目や断然ポーレックスさんの方がカッコイイですし、機能的にもポーレックスさんの方が優れていそうで、単体で見る限り値段も納得ですけれども。
それと気になるのは、手持ちのコーヒーに関連した本や雑誌を読むと、以前は同じ(と思われる)品が3,000円ほどで売られていたみたいなんですよね。
どうして倍以上もの価格になったのでしょうか? 見た目がソックリなだけの別の商品でしょうか?
足元を見られている?
HARIO 手挽きコーヒーミル セラミック スケルトン
『ハリオ (HARIO) 』の「手挽きコーヒーミル セラミック スケルトン」も、購入の候補には入っています。
コーヒーミル コーヒーミル・セラミックスリム 耐熱ガラスのHARIO
リンクはハリオさんの公式Webサイトのうち、後述するスリムタイプのページです。
Amazonでの価格は2,651円です。
こちらは、粒度の調節の方法はニトリのミルと同じように、ハンドルを外して行うようですね。
スリムタイプもあって、価格2,082円とより安価です。
私が購入するならスリムタイプになろうかと思います。
なぜかというと、粒度の調節を「ツマミ」でできそうだから。
しかしながら、ノーマルもスリムもどちらも見た目的なデザインが私の好みではありません。
画像を見ても買いたい! 欲しい! とはならないですね。
本体を手にとってみれば考えも変わるでしょうか。
Kalita ダイヤミルN
ハンドミルではありませんけど、『カリタ (Kalita) 』の「ダイヤミルN」は気になる存在です。
カリタさんの公式Webサイトのリンクを貼っておきましょう。
まず見た目が好き。
部屋やキッチンに置いておくだけでも雰囲気が出るはず。
腕を大きく回しながら豆をゴリゴリ挽いていると、職人さんになったかのような気分を味わえそうで、楽しそうです。
Amazonでの価格は14,734円……高い。
高いですけど、臼歯が硬質鋳鉄製で欠けや劣化は起きにくそうですし、見るからにボディが頑丈そうです。
それに本体の重さは3.3kgだそうですから、挽いているときの安定感が高いでしょう。
一方で、やはり「場所をとる」問題は出てきそうですよねぇ。
サイズは174×180×245 (mm) とのことですから、想像していたよりは小さいものの……。
据え置き型は大きく重いけど安定感がある。
ハンドミルはコンパクトで手軽なところが長所としてあっても、コンパクトゆえに安定した力を入れづらい傾向にはあると思います。
それぞれに一長一短がありそうで、どちらを良いとするかは人それぞれ、家の事情などによっても異なってきそうです。
粒度の調節はハンドルのちょうど反対側のダイヤルで行うみたいです。
Kalita ナイスカットG
ダイヤミルNと同じく『Kalita』さんの「ナイスカットG」も、据え置き型では魅力的なミルです。
こちらは手動ではなく電動のグラインダーになります。
先ほどは電動は候補にないと書いておきながら、どうしても気になってしまう商品です。
ミルとグラインダーの違いが私にはよくわからないです。
前出の「ダイヤミル」はミルのカテゴリで、「ナイスカットG」はグラインダーのカテゴリに入っています。
この外観ったら。
Amazonの価格は、画像の「クラシックアイアン」のカラーが21,654円でした。
う〜ん……値段を考えると私にとっては現実的はありませんね。
それに本体重量は3kg、サイズは120×218×337 (mm) で、ダイヤミルと同様に場所も取ります。
けれどもカッコイイことは確かにカッコイイ。
粒度の調節ダイヤルもわかりやすそうですし、価格の問題さえクリアできれば有力候補の1台になったことでしょう。
ボンマック コーヒーミル BM-250N
ナイスカットGと似たような機能を持っていて、より安価なミルは『ボンマック (BONMAC) 』の「コーヒーミル BM-250N」になるでしょうか。
Amazonでの価格は14,965円。
ナイスカットGより安く、ダイヤミルと同じくらいの値段です。
重量が3kg、サイズが120×270×360 (mm) とナイスカットGとほぼ同じ。
粉を受ける部分が異なるくらいで、ほとんど同じ仕様に見えます。
www.lucky-coffee-machine.co.jp
ボンマックという会社のことを私は全く知りませんでした。
ボンマックはコーヒーマシンの製造販売をしていらっしゃる『ラッキーコーヒーマシン』さんの自社ブランドだそう。
電動ミルを選ぶなら、こちらの方が現実的な候補になるかもしれないです。
見た目も悪くありませんし。
候補から選ぶ
これまで取り上げたコーヒーミル・グラインダーの購入候補から、何か一品選ぶとしたら何が良いでしょうか。
やっぱり最初に紹介したポーレックスさんのコーヒーミル セラミックですかねぇ。
価格がネック……。
しかし、ここで妥協してハリオさんの手挽きミルなど、他のハンドミルを買ってしまうと後悔すると思うのですよね。
「これと比べてポーレックスはどうだったのだろう」と。
私のことですから、絶対そう思うはずです。
心の引っ掛かりや「しこり」を残したまま過ごすよりは、多少値は張っても好きなものを買った方が良いのではないかと今は考えています。
ハンドミルならポーレックス。
でも据え置きタイプのダイヤミルもなかなか魅力的で……悩みます。
ポーレックスと両方買えれば一番良いのですが。
おわりに
ということで、新しいコーヒーミルが欲しくなって悩んでいる記事でした。
本文中にも書いているように、私はニトリさんのコーヒーミルしか使ったことがありません。
なので比較のしようがなく、見た目や仕様を見ながらの比較をしています。
どの品にも言えることですけど、メンテンナスのしやすさなど、一定期間以上継続利用しないとわからないこともたくさんあるでしょう。
それにしても、記事を書きながら私の中で考えが整理されてきた感覚があります。
書く前はどれにしようか絞りきれていなかったのに、書いているうちにポーレックスに絞りきれたような。
それよりも何よりも購入資金を工面せねば……これが一番の問題。