ディスディスブログ

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NHK『あさイチ』で紹介された「ヨシタケシンスケ」さんの『おしっこちょっぴりもれたろう』がパワーワードすぎます

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NHK『あさイチ』で特集されていた、「ヨシタケシンスケ」さんの絵本『おしっこちょっぴりもれたろう』がパワーワードすぎて頭から離れません。

 

目次

 

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NHK『あさイチ』

NHK『あさイチ』は平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組です。

 

www1.nhk.or.jp

 

「イチバン」欲しい情報を、「市場」みたいなスタジオから放送する、元気でさわやかな生放送番組。お得な情報いっぱいの、朝の情報マーケットです!!
生活実用情報はもちろん、社会問題や政治などのジャーナルなテーマからエンターテインメントまで、皆さんが一番気になるテーマを毎日ピックアップ。それを、徹底的な取材でとことん掘り下げてお伝えします。

番組公式Webサイトの「番組紹介」ページに書かれている番組説明の一部を抜粋しました。

おなじみの番組ですね。

 

『絵本屋さん大賞』

2018年12月27日木曜日の『あさイチ』の放送の冒頭で、「オトナの女性にも大人気! 注目の絵本作家」というミニ特集が組まれていました。

 

2018年12月21日に、今年で11回目となる『絵本屋さん大賞』が発表されました。

2018年の1位に輝いたのが「ヨシタケシンスケ」さんの『おしっこちょっぴりもれたろう』でした。

 

www.moe-web.jp

 

『絵本屋さん大賞』は月刊『MOE』の賞みたいですね。

「書店員3,000人の投票で選ばれる」と番組では説明されていました。

 

ヨシタケシンスケさんは今回の大賞受賞で4年連続となる同賞の受賞となるとのことですけど、ヨシタケさんは絵本作家としてはまだ新人の部類に入る方だそうです。

デビューして「5年」と言っていたでしょうか。

デビュー5年でも作品は既に20作出していらっしゃるとのことで、大人気作家さん。

 

おしっこちょっぴりもれたろうがパワーワードすぎる

絵本屋さん大賞2018の1位『おしっこちょっぴりもれたろう』がパワーワードすぎて、『あさイチ』の特集を見て以来、頭から離れません。

 

おしっこちょっぴりもれたろう

番組で作品の一部が公開されていました。文字で紹介します。

 

ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。

でも、いいじゃないか。

ちょっぴりなんだから。

ズボンをはいたら わかんないんだから。

 

そらはこんなにあおいのに、

ぼくはちょっぴりもれたろう。

 

うみはこんなにひろいのに、

ぼくはちょっぴりもれたろう。

 

ここだけでカワイイですよねぇ。

絵柄もとてもかわいらしいのです。

 

元日テレのアナウンサー「馬場典子」さんが特集のプレゼンターでした。

馬場さんが仰るには、この『おしっこちょっぴりもれたろう』の物語は、「違う世代の方も含めて巻き込んじゃう感じ」に展開するそうです。

 

また、ヨシタケさんは「子ども時代の自分に向けても描いているし、子どものとき嫌だったことをなるべく絵本から取っ払った」のだそうです。

例えば「キレイ事は描かない」。

キレイ事を描いても絵本を閉じたら、いつもの辛い日常じゃないか、と。

ですからヨシタケさんの絵本は最後に、いつもの現実に帰ってくる。こんな日常のささいな悩みから始まり、壮大な想像力という旅をして、でも最後の1ページには必ず、またいつものささいなことがちょっと愛おしく思えてくるような、そんな日常に戻ってきている、と馬場アナは説明していました。

 

いやぁ、読んでみたいなぁ……もれたろう。

 

『あさイチ』のMCであるお笑いコンビ「博多華丸・大吉」、スタジオゲストの「藤井隆」さん、お笑いコンビ「アジアン」の「馬場園梓」さんの会話も面白かったです。

 

藤井「そろそろ私たちもね」

大吉「別の理由で『もれたろう』にね、なる世代ですから我々も」

華丸「(自分の胸に手をやりつつ)『のちにかわくたろう(後に乾くたろう)』dshjkl;(笑い声にかき消されて聞こえず)」

大吉「あなた、噂の『かわくたろう』?」

馬場園「『かわくたろう』さんですか?」

 

などと大人も大ウケでした。

 

ヨシタケシンスケさん

『おしっこちょっぴりもれたろう』の作者「ヨシタケシンスケ」さんとはどのような方なのでしょうか。

 

ヨシタケ シンスケ(1973年 - )は、日本のイラストレーター、絵本作家。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。イラストレーターとして児童書の挿絵、装画、広告美術など多岐にわたる分野で活動しているほか、日常のひとこまをコミカルに切り取ったスケッチ集『しかもフタが無い』『そのうちプラン』などの著書を著している[1]。

 

ヨシタケシンスケ - Wikipedia

ヨシタケシンスケさんのWikipediaにはこのように書かれています。

今回紹介している『絵本屋さん大賞』だけでなく、他にも受賞歴がある方なのですね。すごい。

 

http://www.osoraku.com/

 

ヨシタケさんの公式Webサイトもありました……が、記事作成現在メンテナンス中でしばらく閲覧できなさそうです。

 

dysdis.hatenablog.com

 

実は、ヨシタケシンスケさんのことは過去に当ブログで扱っていたみたいです。

『tvk(テレビ神奈川)』の音楽情報番組『sakusaku(サクサク)』で扱われていたのでしょうか。

書いたことをすっかり忘れていました……まぁ、記事作成現在「3,748」もの記事を書いていれば忘れてしまうのでしょう(言い訳)。

しかし、『あさイチ』の特集内でヨシタケさんの『りんごかもしれない』が紹介されたときに、「あれ、どこかで見た覚えがあるぞ?」と感じたので、微かに覚えていたみたいですが。

 

話を『あさイチ』の特集に戻しますと、ヨシタケさんは幼い頃から人前に出るのが大の苦手で、気の小さなことにかけては自信があると言います。

大学を卒業後、会社勤めをしたものの仕事になじめず、わずか半年で退社、やるせない想いを得に託して自費出版するうち、出版社の目に留まりデビューを果たします。

 

「手は大きいんですけど 絵は小さいんですよ」

「(背は高くていらっしゃるのに)そうなんですよ 気は小さいんです ハハハ……(笑)」

 

ヨシタケさんはご自身の腰にぶら下げた、ウェストバッグ的に使っている大きな「がま口」の中から、おもむろに大きな「スケジュール帳兼メモ帳」を取り出しました。

「スケジュール帳兼メモ帳」はアイデアのネタ帳にもなっていて、それを開くと、中にはたくさんの絵が描かれていました。

ところが、その絵の一つ一つがとても小さい!

 

「『想像力豊かなこどもだったんでしょ?』と言われるんですけど、すごく人見知りで甘えん坊で泣き虫でっていうような子どもで」

「小さいころからメンタルが弱くてですね、落ち込みやすい、傷つきやすいんですけども、社会人になって、それだとやっていけないので、自分を励まし直す」

「それがスケッチで自分にとって面白いことを見つける。(自分が)世の中を面白がることの練習をずーっとやっている」

「それがたまたま絵本に転用できている」

 

「読み始める前とちょっと違うところに着地している」

「部屋にあるものは全部一緒で、お父さんもお母さんも全部一緒なんだけど、見方の選択肢が一個増えている」

「いつか、この考え方つかってやろうみたいな、そういう『ちっちゃな何か』が増えている本を僕が好きなんですよね」

 

とヨシタケさんご本人はインタビューで仰っていました。

 

このお話を聞いていて、なんだか他人とは思えなかったです……私もまさにヨシタケさんのような性格なので。

でも決定的に違うのは、ヨシタケさんはそれでも前に前に進んでいらっしゃること、私は歩みを止めてしまっていること……です。

 

おわりに

ということで、『あさイチ』で特集されたヨシタケシンスケさんの『おしっこちょっぴりもれたろう』についての記事でした。

もれたろうはAmazonに売られていて、価格は1,080円でした。欲しいなぁ……ポチッとしたくなりますね。

 

絵柄もかわいらしく、なんだか私も絵を描いてみたくなりました。

無性に描きたい衝動にかられる絵柄です。

 

おしっこちょっぴりもれたろう

おしっこちょっぴりもれたろう

 

 

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