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裕太の目が金色に!六花ママと同じ瞳の色である意味は何でしょう、偶然でしょうか? - アニメ『SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)』11話の感想

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毎週日曜日01:00(土曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)』が放送されています。

2018年12月16日の放送は第11話「決・戦」でした。

アカネに刺された裕太の正体が明らかになっています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)』

gridman.net

 

twitter.com

 

アニメ『SSSS.GRIDMAN』、2018年12月16日の放送は第11話「決・戦」でした。

 

主な登場人物

アニメ『SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)』の主な登場人物です。

本作の主人公は「響裕太(ひびき・ゆうた)」です。

記憶喪失の状態、両親は出張中。

後述する内海は、記憶喪失以前の裕太のことを「普通としか……まぁ、悪い奴ではない」と言っています。

 

グリッドマン」。

後述する六花の家が営むジャンクショップ「絢」の店内に置かれた古いパソコンから裕太に語りかけた存在で、「ハイパーエージェント」と自ら名乗っています。

使命を思い出せと裕太に語りかけ、彼と融合して突如出現した怪獣と戦いました。

 

内海将(うつみ・しょう)」。

裕太の友人でクライメイトの男の子。

特撮、特にウルトラマン好きのようで、その知識を活かして、モニターに映った怪獣を分析し、弱点を見つける役割になりそうです。

 

宝多六花(たからだ・りっか)」。

裕太たちのクラスメイトの女の子。

裕太は六花の家の前で倒れていて、彼女と彼女の母親が彼を家に運んで介抱、六花の家にあるパソコンのモニターに映ったのがグリッドマン。

戦いにおいては、内海の分析をパソコンのキーボードに打ち込んでグリッドマンに伝える役目です。

 

グリッドマンの仲間、アシスト・ウェポンが4人います。

サムライ・キャリバー」と「マックス」と「ボラー」と「ヴィット」の4名で、彼らは「新世紀中学生」と呼ばれています。

 

サムライ・キャリバーがパソコンの前でアクセスコードを叫ぶと、あちらの世界へ行き、グリッドマンの装備「電撃大斬剣グリッドマンキャリバー」に変身します。

マックスは自動車のような「バトルトラクトマックス」へと変身し、グリッドマンと合体することでグリッドマンが「剛力合体超人マックスグリッドマン」となります。

ボラーは戦車のような「バスターボラー」へと変身し、グリッドマンと合体することで「武装合体超人バスターグリッドマン」に変身します。武器はミサイルとドリルで、ミサイルは「凝固弾頭弾」など複数の種類があり、弾数は「無限」。

ヴィットはガンダムでいうGスカイのような飛行メカ「スカイヴィッター」へと変身し、グリッドマンと合体することで「大空合体超人スカイグリッドマン」に変身します。武器は追尾型レーザー「アップレーザーサーカス」と機銃、スカイグリッドマン形態では、煙幕弾の「ラッキースモークスクリーン」を発射していました。ライトセイバー的な装備も。

グリッドマンがアシストウェポン全員と合体した姿は「超合体超人フルパワーグリッドマン」です。

4体のアシストウェポンだけで合体し「合体戦神パワードゼノン」として動くことも可能。

 

怪獣少女アノシラス(2代目)」。

裕太に世界の秘密、「街の外には何もない」「怪獣は新条アカネの心から生まれた」「アカネは神」であることを教えてくれた存在です。

自身はアカネから生み出された怪獣ではなく、ツツジ台に昔から存在していたようです。

 

新条アカネ(しんじょう・あかね)」。

裕太たちのクラスメイトの女の子。

内海いわく「誰にでも優しい才色兼備・才貌両全の最強女子で、クラス全員に好かれる奇跡みたいな女」だそう。

2話で、怪獣を作っているのはアカネであることが判明しています。外面は良いけど、性格が「かなり」悪い。

 

アレクシス・ケリブ」。

グリッドマンのようにモニターに映っている存在で、アカネが作った模型の怪物を実体化させる能力を持つようです。 

 

臥薪嘗胆怪獣「アンチ」。

アカネがグリッドマンを倒すために作ったオートインテリジェンス怪獣。

人間の少年の姿をしており、アンチはアカネの指示を受けると巨大な怪獣へと変身します。

相手の力をコピーする力、超高速移動、全身から光弾を発する力、両腕から爪を出して攻撃する能力を持っています。

アンチは3話以降、毎回登場しグリッドマンと戦い、そして敗れてます。他の怪獣と違って毎回生き残っています。

 

 

10話でアンチは「グリッドナイト」という、怪獣・アンチ時のカラーリングや造形を残しつつもグリッドマンに酷似した姿になりました。能力もグリッドマンのコピーになっているそう。オリジナル技と思われるウルトラマンの「八つ裂き光輪」的な「グリッドナイトサーキュラー」で怪獣を倒していました。

 

11話「決・戦」

1話で「気炎万丈怪獣 グールギラス」、2話で「因果応報怪獣 デバダダン」、3話で「臥薪嘗胆怪獣 アンチ」、4話で「朝雲暮雨怪獣 ゴングリー」、5話で「多事多難怪獣 ゴーヤベック」と、7話で「幽愁暗根怪獣 ヂリバー」、8話で「捲土重来怪獣 メカグールギラス」、9話で「有象無象怪獣 バジャック」、を倒した裕太たち。 

10話では、グリッドマンでは倒せなかった「怪獣 ナナシ」を、アンチが姿を変えた「グリッドナイト」が倒しています。

 

 

前回10話で怪獣ではグリッドマンを倒せないと悟ったアカネは、六花の実家であるジャンクショップ&喫茶店「絢」に姿を現します。

 

 

アカネは自分に語りかけてきた裕太に対して、彼の腹部に大きなカッターのようなものを指しました。床に倒れる裕太……というところで10話は終わり。

そう、Twitterにあるように、血まみれのカッターはOPに出てくるのですよね。

 

11話では、10話で新たなにグリッドナイトが登場したことにより、戦いは終わっていないと考えているアレクシスが、アカネに新しい怪獣を作るように要求します。

ところが、裕太を倒したことでグリッドマンも倒したと考えたアカネは、もはや怪獣を作り出す気力を失っています。

 

 

(「ツツジ台」の街の外や空を覆っていた霧を生んでいた「毒煙怪獣」も、前回ナナシによって倒されていて、街が修復されたり住人の記憶がリセットされたり、しなくなっています)

 

そこでアレクシスは、これまでに登場しグリッドマンに敗れてきた怪獣たちに再び動かす(命を吹き込む?)ことでお茶を濁していました。

この世界の神様であるアカネは、そんな様子をただ見ているだけでした……。

 

裕太だけが新条アカネの世界で

今回何より、Bパートの裕太とグリッドマンの会話が気になりました。

会話は途中で途切れてしまっていて、最後までわかりませんでした。

 

裕「ここ、どこ?」

グ「ここは『裕太』だ。君の中だ」

裕「なんで俺の中にグリッドマンがいるの?」

グ「なぜ私の中に裕太がいる? 『君が私』だから」

裕「グリッドマンが? 何も思い出せないはずだ。俺は裕太じゃなくて裕太に宿ったグリッドマン自身。でもどうして裕太に宿ったんだ?」

グ「彼だけが新条アカネの世界で(ry」

 

ここで裕太たちの夢が、というか裕太の精神の中で裕太とグリッドマンの思考(会話)が、途切れてしまいました。

 

グリッドマンは何を言おうとしたのか?

このときグリッドマンが裕太に何を言いたかったのでしょう?

「彼だけが新条アカネの世界で(ry」の続きのことですね。

 

裕太たちのいる「ツツジ台」の街は、「アカネが作った世界」であり「アカネが神様」です。

街の住人たちはアカネのことを好きになるように設定されていますし、アカネの機嫌を損ねた人たちはアカネが生み出した怪獣によって殺されます。削除されると言った方が的確でしょうか。

 

このことから、「彼だけが新条アカネの世界で、新条アカネを好きにならなかった人物」と、言葉が続くことが自然なことのように感じられます。

 

裕太は六花のことが好きになり、六花に告白をしたのか、告白しようとしていたのか、既に付き合うことになったのか、そこまではわかりませんけど。

1話の六花の様子からして、2人は付き合うことになっていたように感じられますがどうでしょうか……。

 

ツツジ台世界で唯一、裕太だけがアカネのコントロールから外れた存在だったから、1話で何者かに胴に槍を刺されてバラバラになったグリッドマンが入り込める隙があったということ、ですか。

 

壊されたジャンクを直せば裕太も

実は、アカネは裕太を刺した流れで、ジャンクPCのモニターも倒していました。

PCモニターは裕太が刺された時点で「砂の嵐」状態になっていて、その後アカネに倒されたことで壊れてしまったのでしょう。

 

モニターの砂の嵐状態が裕太とグリッドマンの昏睡状態を表していて、昏睡状態のときに上述した裕太とグリッドマンの会話がありました。

 

アカネに壊れされたジャンクを、六花ママ立ち会いのもと新世紀中学生たちが直し、ジャンクが再び機能したときに、先ほど書いた裕太の会話も途切れた=昏睡状態から脱して意識を取り戻したのです。

ボラーが「絢」の店内から「オプショナル3Dグラフィックアニメーションボード」が見つけて、それも使って直していましたね。ビデオカード(グラボ)のことですか?

 

裕太=グリッドマン

11話で裕太はグリッドマンであることが明らかになりました。

 

と書くと若干どころではなく語弊がありますか。

『SSSS.GRIDMAN』の1話から11話までの響裕太はグリッドマンそのものだったのです。

1話より前、0話の裕太が本物の響裕太で、私たちがアニメを見始めてから、裕太が自分自身を記憶喪失だと認識してからはグリッドマンが裕太の中に入っていた存在でした。

 

先ほども書いた、槍に胴体を貫かれた瞬間だと思いますが、その直後にグリッドマンは裕太の身体に入り込み、それと同時にグリッドマン自身が記憶を失っていたということかと思われます。

グリッドマン自身、1話から自分のことを響裕太だと思っていたのです。

 

では本物の響裕太は1話からどこにいるのか?

リアル裕太はまだ眠ったまま、目覚めていないようです。

 

リアル裕太はグリッドマンが宿ったことをきっかけにして意識を失ったのか、あるいはタイミングよく事故に遭って意識を失ったのかはわかりません。

 

グリッドマンが裕太に宿っていたのなら、1話からこれまでジャンクのモニターに映っていたグリッドマンは誰なのか? グリッドマンが2人いたことになりませんか?

グリッドマンが2人いたことはどういう意味を持っていたのか、それも私の頭では理解が追いつきませんでした。

理解できない理由は、グリッドマンがモニターから出てこられるのは人間とアクセスしたときだけだと思っていたので、今回明らかになったことは前提部分を覆す設定に感じられるから、でしょう。

 

グリッドマンと六花ママの目と髪の色が同じ

裕太に宿っていたグリッドマンが自分自身をグリッドマンである、自分にはまだこの姿でやるべきことがあると認識したとき(覚醒したとき)、目の色(瞳の色)がそれまでの青色から金色(黄色、山吹色?)に変わりました。

 

金色の瞳を持つ人物は「ツツジ台」世界には裕太の他にもう1人存在します。

それは「六花ママ」です。

 

何気に裕太と六花ママは髪の毛の色まで同じような色なのですよね。

赤というか赤茶というか茶というか。

よくよく見ると髪の長さ髪型も近い。

 

この瞳の色と髪の色が似ている・ほぼ同じことの意味は何でしょうか?

 

アカネは何に追い込まれているのか?

わからないことは、アカネがどうしてあそこまで追い込まれているのか、そこもわかりません。

思い通りにいかなかったから自棄(やけ)を起こしたということなのかもしれませんけど、作中では明確に描かれていないと思います

 

「新条さんは俺を刺すしかなかった。それしか手段がないくらい、新条さんは自分の世界で自分を追い詰めてしまったんだ」

 

裕太に宿ったグリッドマンは、病室で内海に対してこう言っていました。

 

「だから俺は俺にしかできない、俺のやるべきことがあるんだ」

 「私は行かなければならない」

 

……と、それまでの裕太の口調ではなくグリッドマンの口調になって。

内海はリアル裕太を殺す気かと、病室のベッドから起きて戦いに向かうグリッドマン裕太を止めようとしていましたが……裕太は内海の静止を払って行ってしまいました。

 

そもそも、どうしてアカネは「ツツジ台」世界の神になったのか? なろうとしたのか?

この点が明らかにされない限り、アカネはどうして追い込まれているのかの理解は進まない気がしています。

これらの点は次回12話(最終話)で明らかになるでしょう。たぶん。

 

アカネが怪獣に

グリッドマンが復活して、アレクシスがお茶濁しで再生させた怪獣たちは、グリッドナイトとともに全て倒しました。最後は共闘で。

 

 

サムライ・キャリバーが剣に変身した自身をグリッドナイトに授け、「グリッドナイト・キャリバー」として戦っていたシーンは熱かったです。

 

そして11話のラストシーンでは、アレクシスが六花と一緒にいたアカネの前に現れました。

アカネはもう新たな怪獣を作れないとアレクシスに伝えると……

 

何か勘違いしているようだねぇ、

君自身が怪獣になればいいんだよ

 

……とアレクシスは言い、そしてアカネが作った怪獣を実体化させる呪文「インスタンス・アブリアクション」をアカネに向かって唱えました。

そこで11話が終わっています……どうなるのか、どうなってしまうのかという。

 

おわりに

放送はあと1回で終了です。

 

 

最終話12話は、Aパートでグリッドマンとグリッドナイトが「怪獣を生み出す怪獣」にされたアカネを倒して、Bパートでアレクシスを倒す流れになるでしょうか。

せめてもう1話、13話がないと物語がまとまらないような……大丈夫でしょうかね、心配になります。

 

アレクシスは何者なのかと、アレクシスの「お客様」が誰なのかが明らかにならないと謎が謎のままで終わってしまいそうです。

全ての謎を解明すること必要はないとは思います。思いますけど、煮え切らない部分が多いのもまた消化不良を起こしそうで、『SSSS.GRIDMAN』が名作となるか迷作になるかは今微妙なところにいるでしょうね。

 

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