とあるカメラ・写真関係のブログさんを見て感動しました。
と同時に『Nikon(ニコン)』のフルサイズミラーレスカメラ「Z6」が気になるようになりました。
目次
『bluelines』さん
私は普段から写真関係のブログなどを拝見することが多いです。ある日、当ブログと同じ「はてなブログ」で運営されている『bluelines』さんに偶然行き当たりました。
読んだ記事は上記の記事リンクで、『Nikon Z6を買ったので写真を撮った』という記事タイトルです。これが何とも素晴らしい写真の数々でした。
普段から色々な写真関係のブログを、上手だなぁと毎回のように感心しながら拝見するのですが、『bluelines』さんはこれまで見てきたどのブログさんよりも好みの写真で、1枚目を見た瞬間からハッとさせられました。
初めに載っている電車かバスを写した写真が凄く好きです。金属の質感や車内の空気、カメラから車体までの空気までも写しているようです。
また、日本家屋の部屋の様子だったり、暖炉か囲炉裏かわからないですけど薪が燃えて炎が揺らめく様子だったり、椿(?)だったり、暗い場所での写真が何とも味わいのある描写をしています。
こんな風に写真を撮れるようになりたい、と思わされました。
ニコンイメージングやPHOTO YODOBASHIより
紹介した『bluelines』さんの記事の写真たちは、私がこれまで見てきた、例えば……
……『ニコンイメージング』さんの「Z6-撮影サンプル」ページや……
……『PHOTO YODOBASHI(フォトヨドバシ)』さんの「Z6 SHOOTHING REPORT」ページよりも優れているのではないかと思うほどでした。私にとっては。
ニコンイメージングやフォトヨドバシのページも当然素晴らしい写真なのですけれども、それらを見たときは心は特別動きませんでした。
正直それらの販促ページより『bluelines』さんの方が広告としても優れているように感じられます。お金を持っていない私でも「Z6欲しいなぁ」と思ったのですから。
いやいや……優劣などより、好みといいますか、おこがましくも価値観により共感できた、ということかもしれませんね。
撮影の設定部分を見てみる
『bluelines』さんの記事を拝見したところ、撮影時の「焦点距離」は35mmや58mmが多いようですね。単焦点レンズでしょうか。
『ニコンイメージング』さんの「Z6-関連製品(レンズ)」ページを見ると、展開されている「Zマウント」のレンズは「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」と「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」、「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」があるようです。マウントアダプターもあるでしょうから、Fマウントのレンズも付けられるでしょう。フルサイズなのでDXではなくFX。
管理人「アニ」さんは何のレンズを装着していらっしゃるのか。知りたい、知ったところで買えないですが。
「絞り」は開放かそれに近い設定でほとんどが撮影されているようです。「シャッタースピード」は暗所の「1/60」が一番遅く、「ISO感度」は暗所で1600や1800があるようでしたが基本的には低めでした。
私が所有する旧式の、エントリークラスのデジイチ「D3000」では、暗所であのような設定では撮ってもろくな写真にならないと思います。
ISO感度が良いとこ400までで、800ともなるとノイズが結構入ります。となると絞りをもっと開きたいですが、F値の低いレンズは手持ちでは「Nikkor-S Auto 35mm F2.8」のF2.8しかないですし、シャッタースピードも遅くせざるを得なくなって手ブレも激しくなって……のスパイラルで、無理かなと。
いや、最新機種のフルサイズミラーレスと10年前のエントリークラス・デジイチを比べる方がおかしいのですが。
Nikon Z6とZ7
「Nikon Z6」とはどのようなカメラなのか? 「Z7」との比較もしつつ少し見てみましょう。
- FXフォーマット
- 有効画素数 2450万画素
- ISO感度 ISO100-51200
- シャッタースピード 1/8000~30秒
- 高速連続撮影(拡張) 約12コマ/秒
- フォーカスポイント 273点
- チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)
- XQDカード
などと書かれています。
9月でしたか、少し前にリリースされた「Z7」はというと……
- FXフォーマット
- 有効画素数 4575万画素
- ISO感度 ISO64-25600
- シャッタースピード 1/8000~30秒
- 高速連続撮影(拡張)約9コマ/秒
- フォーカスポイント 493点
- チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)
- XQDカード
などと書かれています。
Z6とZ7の比較は、わかりやすいところでいうと、有効画素数はZ6が2450万画素であるのに対してZ7が4575万画素になっていることですか。ただこれは画素ピッチや色の階調の要素が絡んでくるので、多ければ多いほど良いかというと一概には言い難いですね。
他、ISOはZ6が100-51200に対してZ7が64-25600、高速連続撮影はZ6が約12コマ/秒でZ7が約9コマ/秒、フォーカスポイントはZ6が273点でZ7が493点です。
Amazonでのボディの価格は記事作成現在、Z6が245,430円でZ7が351,072円。
スペック的・価格的にZ7が上位機種になるのでしょう。しかし全てにおいてZ7が上かというとそうではなく、高感度や高速撮影ではむしろZ6の方が強いです。
用途に依るでしょうが、仮に私が購入することになったらZ6の方が合っていそうです。お財布的にも。
Panasonic「S1R」と「S1」も気になる
仮に私にお金があったらですよ、お金があったら『Panasonic(パナソニック)』の「S1R」や「S1」の発売、あるいは詳細スペックがわかるまで購入を待ちます。
いや、お金がある方なら両方買えば良いのか……いいなぁ。
レンズは、Lマウントアライアンスのライカ、シグマのものも使える、パナソニックでは今回発表の50mm F1.4、24-105mm、70-200mmの3本からスタートし、2020年度末までに合計10本以上をリリースするという。
このPanasonicのフルサイズミラーレスは記事作成現在まだ発売されていません(2019年初頭の予定)けど、プレスカンファレンスでは、何とLマウントのレンズを展開する予定だと発表されたのですね。Lマウントの『Leica(ライカ)』や『SIGMA(シグマ)』のレンズも使えると。
詳しい情報はこれからの部分も多いみたいですけど、この3社が協力している時点でPanasonicのフルサイズミラーレスに対する本気度が伝わってくるではありませんか。
PanasonicがNikonやCanonを食ってしまうかもしれない……。
おわりに
ということで、最終的にはフルサイズミラーレスが欲しいよ、の記事になってしまいました。着地点を考えずに書き始め、思考の流れに任せていたらこうなりました。
カメラや写真に興味がある方はぜひとも本文で紹介したブログさんをご覧になってください。紹介した以外の記事の写真も素晴らしいです。
一度有名メーカーのフラッグシップなどの上位機種で写真を撮ってみたいものです。どのくらいの写真を撮ることができるのか。エントリークラスで撮ったものと大して変わらない写真ばかり生産してしまう気しかしないですが。
私が撮った写真はこのような(↑)感じです。うーん…。