ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

「たちばな塩業」が開業早々ジープに乗ってきた世良と喧嘩っ早い岡幸助によって窮地に立たされそうです - NHK朝ドラ『まんぷく』37話の感想

スポンサーリンク

NHK連続テレビ小説『まんぷく』、2018年11月12日放送の第37話は世良と岡幸助がまたやらかしました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

スポンサーリンク

 

『まんぷく』7週「私がなんとかします!」

www.nhk.or.jp

 

朝ドラ『まんぷく』は、2018年11月12日月曜日から第7週「私がなんとかします!」が放送されています。

物語の舞台は昭和21年(1946年)の夏でしたか? 大阪の泉大津です。

 

ヒロインは「立花福子(たちばな・ふくこ、演:安藤サクラ)」です。

福子は今井家の末娘です。貧しいながらも愛情をたくさん受けておおらかに育った楽天家で、食べることが大好きな人です。

「大阪東洋ホテル」のフロント係として働いていましたが、第3週のラストに萬平と結婚をし、同時にホテルを退職、結婚したことで名字が今井から立花に変わりました。

第6週からは泉大津にあった軍の施設に移り住んでいます。

 

福子の母は「今井鈴(いまい・すず、演:松坂慶子)」、福子の長姉は「咲(さき、演:内田有紀)」、次姉「克子(かつこ、演:松下奈緒)」です。

 

咲は年齢30歳前にして「小野塚真一(おのづか・しんいち、演:大谷亮平)」と結婚をし、名前も小野塚咲となりましたが、昭和17年春、結核を患い亡くなりました。

 

克子は名字が「香田」です。夫がいます。

夫は売れない芸術家・画家「香田忠彦(こうだ・ただひこ、演:要潤)」で、長女「タカ(演:岸井ゆきの)」、次女「吉乃(よしの、演:濱田優音)」、長男「重之(しげゆき、演:栗田倫太郎)」、次男「学(まなぶ、演:西村竜直)」の4人の子どもがいます。

家計は苦しく香田の実家から援助をしてもらっている様子。

忠彦は出征中のに女をやられ、色の判別が難しくなくなりました。色の判別がつかないことは画家としては致命的ではありましたが、画家は継続し、むしろ以前より描いた絵が売れているようです。

 

福子の父は1話時点で既に他界しています。色々な物に手を出した挙げ句に亡くなったのだそう。鈴が言うには山師だったと。

 

福子の女学校時代からの友だちには、専門学校に通う「鹿野敏子(かの・としこ、演:松井玲奈)」とタイピストの学校に通う「池上ハナ(呉城久美)」がいて、大阪東洋ホテルの先輩でフロント係の「保科恵(ほしな・めぐみ、演:橋本マナミ)」とも仲がよくなっています。

2人とも戦時中に結婚をして、敏子が鹿野から「桑原」姓に、ハナが池上から「水島」姓に変わっています。

 

福子と結婚したのは発明家「立花萬平(たちばな・まんぺい、演:長谷川博己)」です。

「理創工作社(りそう・こうさくしゃ)」は戦争の空襲によって完全に破壊され、同時に会社も解体されたようです。

戦中は憲兵隊に捕まり拷問を受けてからなかなか体調が戻らず、疎開先でも療養に努め、戦後は大阪の香田の家でハンコ屋を始め生計は立っていました。

第6週からは大阪の泉大津へ移り住み、倉庫に眠っていた大量の鉄板を利用した塩作りを始めています。

 

萬平の周りは、萬平を裏切った元共同経営者「加地谷圭介(かじたに・けいすけ、演:片岡愛之助)」、萬平を評価したり捨てたりする世良商事の社長「世良勝夫(せら・かつお、演:桐谷健太)」がいます。

加地谷は戦後、闇市でハーモニカを吹いて金を集めて何とか暮らしているようです。世良は闇市の業者をしており、萬平に泉大津の物件を紹介しています。

「たちばな工房」から萬平たちの下で働いていた「竹ノ原大作(演:宮田佳典)」は、戦争で出征した後の生死は不明のままです。

 

咲に惚れていた歯科医「牧善之介(まき・ぜんのすけ、演:浜野謙太)」は、恵と結婚をしています。

牧と恵は戦後2ヶ月ほどで福子たちと無事に再会しています。

福子に惚れていたホテルの調理室係「野呂幸吉(のろ・こうちき、演:藤山扇治郎)」は、後に恵に鞍替えしていましたが、戦争で軍に入隊をして以降の消息は不明です。

 

5週では「神部茂(かんべ・しげる、演:瀬戸康史)」が登場しています。神部は香田の家に忍び込んだ泥棒でしたが、萬平たちに許されるとそのまま香田の家に住み着きました。大阪帝大卒の秀才。

第6週からは萬平が塩作りに雇った14人の作業員たちが加わっています。「岡幸助(おか・こうすけ、演:中尾明慶)」の他、「小松原完二(演:前原滉)」と「森本元(演:毎熊克哉)」、「佐久間春男(演:川並淳一)」、「赤津裕次郎(演:永沼伊久也)」、「長久保陽介(演:スチール哲平)」、「大和田英二(演:梅林亮太)」、「高木一夫(演:中村大輝)」、「峰岸政利(演:三好大貴)」、「野村泰造(演:南川泰規)」、「堺俊一(演:関健介)」、「倉永浩(演:榎田貴斗)」、「堀和則(演:原雄次郎)」、「増田誠一(演:辻岡甚佐)」です。

 

「たちばな塩業」創業

「大蔵省大阪地方専売局」から認可を受け、晴れて塩の販売ができるようになりました。

書類を受け取った福子は、家の前に戻るや大声を張り上げ、浜辺で働く萬平たちに認可が下りたことを報告します。

萬平たちは大喜びです。それはそうです。自分たちの苦労が実ろうとしてるのですし、売れれば給料も入りますから。

 

立ち上げた会社は「たちばな塩業」と名付けられました。

1階に事務所を儲けて、電話を引き、小さいながら金庫も用意しています。

福子は鈴とタカの役割を明確にしています。

福子自身は事務兼神部たち社員の世話係、鈴は経理兼神部たちの世話係(鈴は経理だけやりたいようですが当然ながら却下)、タカは今までどおり週末だけ手伝う、ということになりました。まぁこれまでと大して変わっていません。

 

世良がやって来た…

萬平たちの元に世良がやって来ちゃいました……嫌な予感しかしない。

世良のことですから目ざとく金の匂いを嗅ぎつけたのでしょう。親友が開業したからお祝いだと調子の良いことを言って近づいてきました。

塩を売る認可が下りたおとでさっそく塩を出荷することになっていますが、世良がその役を買って出ます。

 

KAIDIWEI 軍事車模型 戦術ジープ 小型汎用軍事車両 高品質 1/18スケール 合金製 モデルカー 軍事車 プレゼント 建築模型 教育 写真に

都合の良すぎることに、世良はジープっぽい自動車を運転して来ていたため、車の荷台に大量の塩を積んで売りに出かけていきました。

 

やっぱり嫌な予感しかしない。

 

茶色い塩

世良が向かった先はもちろん専売局。局員によって出荷した塩の検品が行われ、塩の値が付けられています。

 

萬平は3,000円の根がつくことを期待して出荷しており、実際に専売局がつけた値も満額の3,000円でした。

……でしたが、金を受け取った世良はそこから「ピンハネ」をしました。それも3,000円の半分の1,500円もの大金を。

ピンハネとは不正にかすめ取ることです。

 

「たちばな塩業」に戻った世良は、1,500円を萬平に手渡します。

予定していた売上の半分ですから、社員たちはあてが外れて肩を落としていて、萬平はどういうことかと世良にたずねています。

世良は「塩の値段には上限がある上に、専売局長の裁量で値段が決まるそうや」と説明しました。つまり萬平たちの作った塩が価値が低いと判断されたということ。

さらに「茶色い塩が混じっていたからなぁ」と世良が品質について言及します。

すると萬平はすかさず倉庫へと駆けていきました。倉庫に眠っている塩の品質を確かめるためです。

ところが倉庫の電球では色が判別しにくいようで、ハッキリとはわかりませんでした。

 

そこへ塩軍団のうち3名が萬平のところにやって来て、謝り始めます。彼らは茶色い塩が入っていたにもかかわらず、「このくらいでええやろ」とそのまま袋に詰めてしまっていたと白状します。

普段は温厚な萬平も、仕事、中でも製品の品質についてはとても厳しく、劇中では初めてでしょうか、仕事内容のことで社員を怒鳴りつけていました。

 

鉄板を使って鹹水を作るのですから、鉄板はとても錆びやすく、作業中に何度も鉄板を拭いて錆を取り除く必要があると、今回の37話中に描写されていました。

しかし、萬平がそれを気にかけていても、社員全員が同じ気持ちを持ち続けて作業を出来ているかというと、それはまた別の問題があるのですね。難しい。

 

飲み屋で岡が

自分たちが毎日汗水流して働いて作った塩が1,500円だったことを受け、塩軍団たちはショックを受けています。売上が半分ですから、当然給料も少ない。

中でも岡は割に合わないと、仕事を辞めることも視野に入れている様子です。

岡たち4人は憂さ晴らしのため飲み屋で酒を飲んでいると、他の客が女性店員に手を出し始めます。

虫の居所が悪い岡はその客を怒鳴りつけ、そこから喧嘩に発展していました……。

 

おわりに

世良の悪事はすぐにバレるでしょう。萬平たちが専売局に電話でもすれば一発で。

しかしそこは世良のこと、また上手いこと立ち回っていくのでしょうねぇ。

大阪経済界の大御所「三田村亮蔵(みたむら・りょうぞう、演:橋爪功)」が生きていれば、今回も出てきそうな気がします。

 

以前も感じましたが、世良の格好がかっこよかったですね。小さな「そろばん」を首から下げている様子もなかなか。

 

スポンサーリンク