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初デートはラーメン。太平洋戦争を告白のきっかけにする萬平でしたが福子はどう答えるのでしょう? - NHK朝ドラ『まんぷく』6話の感想

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NHK連続テレビ小説『まんぷく』、2018年10月6日放送の第6話は萬平の告白、でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『まんぷく』1週「結婚はまだまだ先!」

www.nhk.or.jp

 

朝ドラ『まんぷく』は、2018年10月1日月曜日から第1週「結婚はまだまだ先!」が放送されています。

物語の舞台は昭和13年の大阪です。

 

ヒロインは「今井福子(いまい・ふくこ、演:安藤サクラ)」です。

福子は今井家の末娘です。貧しいながらも愛情をたくさん受けておおらかに育った楽天家で、食べることが大好きな人です。

福子は女学校を卒業したばかり、「大阪東洋ホテル」で電話交換手として働き始めましたが、1ヶ月後には後述する恵の推薦でフロント係へと転属されています。

 

福子の母は「今井鈴(いまい・すず、演:松坂慶子)」、福子の長姉は「咲(さき、演:内田有紀)」、次姉「克子(かつこ、演:松下奈緒)」です。

 

咲は宝飾屋で働いていましたが、近々結婚をします。家を出るということ。

30前で嫁入りしてホッとしたと鈴さんが言っていたので、そういう年齢のようです。

結婚相手は「小野塚真一(おのづか・しんいち、演:大谷亮平)」。何をしている人でしたっけ?

 

克子は名字が「香田」です。つまり夫がいます。

夫は売れない芸術家・画家「香田忠彦(こうだ・ただひこ、演:要潤)」です。

子どもも「タカ」と「吉乃」と「重之」の3人いて、しかも1話現在お腹が大きい(4人目)です。

 

福子の父は既に亡くなっています。色々な物に手を出した挙げ句に亡くなったそう。

家計を支えていた咲は結婚をする、要するに家にはお金がない。

咲の結婚後は福子が家計を支えていくことになります。

 

福子が電話交換手として初めて応対した人物が「立花萬平(たちばな・まんぺい、演:長谷川博己)」でした。

萬平は「たちばな工房」という店を経営しているようです。発明家だったはず。

 

福子の女学校時代からの友だちには、専門学校に通う「鹿野敏子(かの・としこ、演:松井玲奈)」とタイピストの学校に通う「池上ハナ(呉城久美)」がいて、大阪東洋ホテルのべっぴんの先輩がフロント係「保科恵(ほしな・めぐみ、演:橋本マナミ)」です。

ホテルの調理室係「野呂幸吉(のろ・こうちき、演:藤山扇治郎)」、彼はおそらく福子に惚れるでしょう。

「たちばな工房」で働いている「竹ノ原大作(演:宮田佳典)」もいます。

 

3話からは「加地谷圭介(かじたに・けいすけ、演:片岡愛之助)」が登場し、萬平の共同経営者として名乗りを上げていました。

 

初デートはラーメン

鈴から咲が体調を崩したと聞き、見舞いに行った福子。

家に帰ると今度は克子がお金に困っているという話を聞いて今度は克子の家に言って、鈴が反対をしているのにお金を渡していました。

克子の夫は画家の忠彦で相変わらず絵は売れていない様子、香田の家から援助を受けて暮らしています。

が、それでも足らずに、克子が鈴に借りる相談をもちかけようですけど、鈴は断ったそうです。

福子は少しくらい貸してあげたらいいのにと言っていたので、母に内緒で貸したのですね……う〜ん、良いことなのかどうなのか。

 

克子の家に寄った帰り、偶然に萬平と出会いました。

軽く雑談をした後に、福子に好意を抱いている萬平は「お茶でもどうですか?!」とやや緊張した面持ちでデートに誘いました。

行った先は福子が敏子やハナとよく行く屋台のラーメン屋です。

これは福子がデートなどしたことがないから、男の人とどこへ行ったら良いか、食べるにしても何を食べたら良いのかわからず、敏子たちと行っている店しか思い浮かばなかった、という描写なのでしょうか。

 

ラーメンを食べながら、福子が以前ホテルで電話交換手をしていた話を聞き、萬平は3年ほど前にホテルに電話をしたら外国人の部屋につながれてしまい、自分は英語ができないから大変な目にあったと話します。

その電話を取り次いだのは福子です。

 

咲の結婚式で出会ったと思っていた2人ですが、実はその前からおしゃべりをしたことがあったのだと、このとき初めて知ります。

「こういうの『縁』って言うんですかね」と萬平。

どうやら機会を窺っていますが、このときは特に進展はなく別れていました。

 

加地谷vs.世良

萬平は世良商事の社長「世良勝夫(せら・かつお、演:桐谷健太)」から連絡を受けて、根菜切断機の製造過程を見せることにしていたようです。

しっかりとした製品であれば世良商事で扱いたいと。

誰の断わりもなく世良とのことを決めてしまった萬平に、共同経営者で社長である加地谷が後で知って、一人で決めないように萬平に釘を刺していました。

 

後日、世良が会社にやって来ます。

しかし視察の最中に、加地谷が出てきて世良に対してお引取りくださいと視察の断りをしました。

実は、世良商事では既に「ノガミ商会」なる会社の根菜切断機を扱っていたとの情報が、視察の最中に届けられたからです。大作が加地谷に耳打ちで伝えていました。

加地谷は「たちばな工房」の技術が世良に盗まれ、ノガミに伝えられることを危惧しています。

世良はノガミの製品を扱っていることを認めた上で、視察の結果「たちばな」の根菜切断機の方が製品として優れているから是非ともウチで売らせてくれ、とその場で萬平に契約を申し出ていました。

自分はより良い製品を扱いたいだけだと、要するに世良はノガミからたちばなに乗り換えるつもりです。

 

加地谷はそんな調子のいい男を信じるなと萬平に言い、世良は君の才能を買っているんだと萬平に言います。

世良はその日は帰りましたが……萬平は千載一遇の好機を逃したかもしれません。

 

世良は帰る際に会社の前で「わかってないなぁ」と独りつぶやいていました。ここでは誰がわかっていないのか、主語を明確にしていないところが味噌です。

と同時に、世良が去った後で加地谷も萬平にわかっていない、見る目がないと言っています。

加地谷と萬平、どちらの見る目がなかったのかという。

 

萬平は、共同経営者であるはずなのに自分に対して上から目線で物を言う加地谷に対して、口にはしていないものの何か思うところがあるようでした。

 

太平洋戦争へ

6話の終盤、真珠湾攻撃があり太平洋戦争へと突入したとナレーションが入りました。

真珠湾攻撃は日本時間の1941年12月8日のこと。

まだ、多くの国民がこの戦争に負けるなど考えていない頃のことで、大阪の街も活気がありました。

 

告白

この太平洋戦争突入のニュースが萬平を動かしたようです。

デート以来、何かきっかけを探していたはずですから、きっかけ自体は何でも良かったのでしょう。

萬平は「大阪東洋ホテル」へと赴き、フロント係として働く福子のもとへ行って話しかけました。

 

「福子さん、アメリカと戦争が始まってしまいましたね。

でも……でも……僕と付き合っていただけませんか?

お願いします、福子さん!」

 

「へっ?!」と福子が驚いたところで第1週は終わりです。

 

おわりに

咲のことを好きな歯科医の「牧善之介(まき・ぜんのすけ、演:浜野謙太)」は、6話でも登場して、福子から初めて咲が結婚してしまったことを知りました。

咲から何も聞かされていなかったようで……そういうところにすらたどり着けていないのかと、見ていて可哀想になりました。

咲から言うのもあれですか。いやでも牧から激しく好意を寄せられていることはさすがにわかっていたはずですから、教えてあげた方がという気がしないでもない。

 

ということで『まんぷく』第1週の放送が終わりました。

特別は面白さは感じていません。前作ほどの違和感やモヤモヤ感もありません。

際立つスタートを切った訳でもないですけど、つまらないほどでもない。

それが良いか悪いかは……。

 

第2週は「…会いません、今は」です。

鈴は福子と萬平の交際に反対をする流れですね、これは。

鈴は自分が結婚相手を決めたいのでしょう。

 

福子にとっての鈴といい、萬平にとっての加地谷といい、2人の親しい人は2人をコントロールしたがる人ばかりですね。

 

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