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福子の髪を触る仕草で心の動きを読む。咲の病気は何でしょう「結核」でしょうか? - NHK朝ドラ『まんぷく』5話の感想

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NHK連続テレビ小説『まんぷく』、2018年10月5日放送の第5話は4話で結婚したばかりの咲姉ちゃんが病気のようです。結核?

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『まんぷく』1週「結婚はまだまだ先!」

www.nhk.or.jp

 

朝ドラ『まんぷく』は、2018年10月1日月曜日から第1週「結婚はまだまだ先!」が放送されています。

物語の舞台は昭和13年の大阪です。

 

ヒロインは「今井福子(いまい・ふくこ、演:安藤サクラ)」です。

福子は今井家の末娘です。貧しいながらも愛情をたくさん受けておおらかに育った楽天家で、食べることが大好きな人です。

福子は女学校を卒業したばかり、「大阪東洋ホテル」で電話交換手として働き始めましたが、1ヶ月後には後述する恵の推薦でフロント係へと転属されています。

 

福子の母は「今井鈴(いまい・すず、演:松坂慶子)」、福子の長姉は「咲(さき、演:内田有紀)」、次姉「克子(かつこ、演:松下奈緒)」です。

 

咲は宝飾屋で働いていましたが、近々結婚をします。家を出るということ。

30前で嫁入りしてホッとしたと鈴さんが言っていたので、そういう年齢のようです。

結婚相手は「小野塚真一(おのづか・しんいち、演:大谷亮平)」。何をしている人でしたっけ?

 

克子は名字が「香田」です。つまり夫がいます。

夫は売れない芸術家・画家「香田忠彦(こうだ・ただひこ、演:要潤)」です。

子どもも「タカ」と「吉乃」と「重之」の3人いて、しかも1話現在お腹が大きい(4人目)です。

 

福子の父は既に亡くなっています。色々な物に手を出した挙げ句に亡くなったそう。

家計を支えていた咲は結婚をする、要するに家にはお金がない。

咲の結婚後は福子が家計を支えていくことになります。

 

福子が電話交換手として初めて応対した人物が「立花萬平(たちばな・まんぺい、演:長谷川博己)」でした。

萬平は「たちばな工房」という店を経営しているようです。発明家だったはず。

 

福子の女学校時代からの友だちには、専門学校に通う「鹿野敏子(かの・としこ、演:松井玲奈)」とタイピストの学校に通う「池上ハナ(呉城久美)」がいて、大阪東洋ホテルのべっぴんの先輩がフロント係「保科恵(ほしな・めぐみ、演:橋本マナミ)」です。

ホテルの調理室係「野呂幸吉(のろ・こうちき、演:藤山扇治郎)」、彼はおそらく福子に惚れるでしょう。

「たちばな工房」で働いている「竹ノ原大作(演:宮田佳典)」もいます。

 

3話からは「加地谷圭介(かじたに・けいすけ、演:片岡愛之助)」が登場し、萬平の共同経営者として名乗りを上げていました。

 

1941年

5話から1941年(昭和16年)秋、咲の結婚式から既に3年の月日が経ちました。

その間に「第2次世界大戦」が始まり、「日中戦争」において日本軍が連戦連勝していることを知らせるニュースで世の中が沸き返っています。

 

咲は真一と穏やかに暮らしています。

克子は4人目の子ども「学(まなぶ)」が生まれいていて、夫の忠彦は相変わらずです。売れていない。

福子は現在21歳、母・鈴と二人暮らしをしています。

大阪東洋ホテルのフロント係の仕事を続けていて、業務にもすっかり慣れています。先輩の恵にどちらが先輩かわからないわねと言われるほど。

 

再会

萬平は加地谷との共同経営をしている会社が上手く行ったようです。

今は「幻灯機(げんとうき)」だけではなく、持ち運びできる小型の「根菜切断機(こんさいせつだんき)」を発明してそれを売りに出しているようです。

軍部に働きかけるつもり。後述する世良も言っていましたが軍に重宝されそうな道具です。

 

大阪東洋ホテルにて「大阪商工会」の定例会が催され、フロント係の福子も駆り出されました。

そこへ萬平が加地谷 と訪れ、福子と再会しています。

といっても福子は萬平のことをすっかり忘れていて、スラックスに飲み物をこぼされた萬平を、福子が別室に案内したその先で萬平から声をかけていました。

福子がスラックスにアイロン掛けをしているところに「今井さんですよね? 福子さん」と。

福子は見ず知らずの男にいきなりフルネームで呼ばれたものですから警戒していましたが、咲の披露宴で幻灯機で写真を……と説明したところ思い出して、警戒を解いています。

 

「立花さん! 大変失礼しました。全然わからなかったぁ」

「(3年前ですからね)あのときは本当にお世話になりました」

 

萬平は福子がホテルに勤めていることをこのとき知りました。

やはり以前、電話交換手として福子が萬平に応対したことはわかっていません。

顔を見ていないですし、交換手と名前の遣り取りをする訳ではありませんから、当たり前ですけどね。

 

「ご立派になられましたね。あの頃と雰囲気がぜんぜん違うから、立花さん」

 

と、視聴者の私からするとあまり変わりないようにも見えますけど、この3年間で会社が成功したことで立ち振舞いに変化が生じているのでしょう。

 

今は根菜切断機を造っていると聞き、萬平が幻灯機を造っている職人などではなく、発明家だと福子は知ったようです。

 

髪を触る仕草

アイロン掛けを終え会場に戻り、福子も持ち場に戻ろうとしたとき、萬平は福子を呼び止め、結婚はしているかと尋ねます。

福子は右耳辺りの髪を撫でるようにしながら「……まだです」と答えると、萬平は「そう」と笑顔で答えるのでした。

 

この、福子の髪を触る仕草というのは、1話から頻繁に見られる癖でして、意識して取り入れていらっしゃるように見えます。

この仕草を見せるときは、不安や焦り、動揺、今回は照れと恥じらいもあると思いますが、福子の心の動きが大きいときです。

 

前髪をわしゃわしゃやるときは不安や焦り、横髪をそっと触れるときは心がときめいている、ですか。

 

注意して見ていると、福子の気持ちがわかりやすいかもしれないですね。

安藤サクラさんは狙ってやっていると思いますよ。

 

三田村と世良

商工会のパーティで2人の重要と思われる人物が登場しました。

一人は「三田村亮蔵(みたむら・りょうぞう)」で、「橋爪功(はしづめ・いさお)」さんが演じています。

三田村は大阪商工会の会長で、大阪実業界の大御所です。

人の良さそうな人物で、萬平と福子の夫婦(!)の今後に大きく関係してくる人物になるのでしょう。

 

もう一人は「世良勝夫(せら・かつお)」で、「桐谷健太(きりたに・けんた)」さんが演じています。

世良は、以前は萬平と同じく幻灯機を造る技術屋だったみたいですが、萬平の才能と技術を目の前にして造る側を諦めて売る側へと転身した人です。

自分の置かれた状況を客観視できていて、割り切れる人と思われ、良く言えば頭の回転の早い、悪く言えば「したたか」な人です。いや悪くもないですか。

性格はお調子者で人の領域にずんずん入ってくるタイプですが、こういう人はあっさり見捨てることもするでしょう。

 

咲の病気は何?

萬平と再会した日、仕事から家に帰ってきた福子に、克子から咲が体調を崩していると聞かされます。

咲は何の病気でしょうか?

咲は咳をしていたので、「朝ドラあるある」の「結核(けっかく)」ではなかろうかと予想されます。

心配ですが……亡くなるだろうなと思わせる展開です。

 

おわりに

そう言えば、前回でしたか新しい登場人物がいたのに紹介し忘れていました。

歯科医の「牧善之介(まき・ぜんのすけ)」で、「浜野謙太(はまの・けんた)」さんが演じています。

牧は咲が通っていた歯科の医師で、咲に好意を抱き、馬に乗って家まで訪れて鈴たちの前で交際を申し込んでいました。

しかし鈴から断られています。背が低いからでしたっけ?

 

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