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ユーコのために『A-Girl』の続編が決定したのに「ダメだった」ようです - 朝ドラ『半分、青い。』153話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年9月26日放送の153話は、ユーコが……でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』最終週「幸せになりたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年9月24日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第25週(最終週)「幸せになりたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は再び東京、時代は2011年(平成23年)11月。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれ、アラフォーです。

森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。

が、第18週で涼次と離婚して楡野姓へ戻り、一時は実家に戻っていましたが、25週現在再び東京へ行って、律と2人で「スパロウリズム」という会社を立ち上げています。

 

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃(ひがしみの)」という架空の町の、「梟(ふくろう)商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」です。

24週時点で、晴さんは「胃がん」を患っていて、胃の一部を切除する手術をしたものの、術後の5年生存率は50%と医師に宣告されています。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

祖父「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」も2008年に他界、享年88。

2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。

草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。

また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もいます。

健人は後述する麗子と結婚をしていて、つくし食堂2号店の「センキチカフェ」で働いています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律は一流企業の「菱松電機」に勤めていましたが、25週から鈴愛と一緒に「スパロウ・リズム」を起業しました。

律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

父は「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」です。

和子は21週の2008年に亡くなっています。

 

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

2人は結婚をしています。

 

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:山田真歩)」です。 

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。

涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。

2008年時点で涼次は監督として有名になりつつあり、2011年には鈴愛と和解しています。

 

鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。

 

再プロポーズの答えは?

前回152話のラスト、りょうちゃんから再プロポーズされました。

鈴愛は何と答えたか?

 

「ありがとう、りょうちゃん

でもそれは……もう……」

 

ということでした。

家に戻り、花野に花野の父から再プロポーズされたことと、

それを断ったことを鈴愛は話しました。

 

鈴愛「ママは別に好きな……大事な人がいる」

花野「知ってる」

鈴愛「えっ、知っとる(岐阜弁)?! 誰?」

花野「律」

鈴愛「ごおお……、8歳児に見抜かれた……」

 

バレバレですよね、わからない方がどうかしています。

 

りょうちゃんから律へ

律がりょうちゃんをスパロウリズムに呼び出しました。

仕事の依頼で。

 

「そよ風ファン」のプレゼン映像が素晴らしかったので、

ホームページ用の動画も制作してもらおうということ。

 

りょうちゃんはそれを快諾し、

それとは別にりょうちゃんは律に頭を下げました。

 

「宜しくお願いします」

 

律は仕事のことだと受け取ったようですが、

りょうちゃんはそのことで頭を下げたのではないようです。

直前まで仕事の話をしていたので間違えるのも無理はない。

というかあの会話の流れだったら仕事の話だと捉えるのが普通。

 

「いえ、鈴愛ちゃんのことを」

 

とりょうちゃんは言いました。

再プロポーズをして断れたことを伝え、

大変な時期だけどもう鈴愛を支えられないからと。

りょうちゃんから律へのバトンタッチ。

 

いや、もうずっと支えてなどいなかったですけどね、涼次は。

 

浅葱からの電話

ある日、「浅葱洋二(あさぎ・ようじ、演:山中崇)」から

鈴愛の携帯に電話がかかってきました。

洋二とは、ユーコの夫です。

 

洋二からの用事()は、

秋風が洋二を心配し元を訪れて……

 

 

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A-Girl(えー・がーる)』の続編を描くことを告げたそうです。

秋風塾を卒業するとき、弟子3名は秋風から

生原稿を餞別としてプレゼントされました。

ユーコがもらった原稿が『A-Girl』でした。

 

次号の『月間ガーベラ』に続編を掲載すると、

秋風が洋二のわざわざ元を訪れて告げ、

それを今回、鈴愛が電話で知らされました。

 

それはつまり……フラグ。

 

dysdis.hatenablog.com

 

餞別の生原稿は鈴愛は『いつもポケットにショパン』、

ボクテは『海の天辺』をもらっていたはずです。

81話で。

 

洋二から電話をもらった後に、

師匠・秋風と連絡を取るでもない鈴愛……。

 

だがしかし

だがしかし……153話ラストで、

ボクテから鈴愛の携帯に電話が入りました。

鈴愛が出るとボクテは……

 

鈴愛「もしもし」

ボクテ「もしもし鈴愛ちゃん? ボクテ」

鈴愛「……うん」

ボクテ「ユーコちゃん見つかったって……ダメだった

鈴愛「……うん」

 

助かりませんでした……

ユーコは死んでしまったようです。

予想どおりではあるものの……。

 

おわりに

ユーコが亡くなりました

 

ユーコの結婚と看護師の設定は全てこのために用意されたこと。

なので今回のことは当然の帰結なのですが、

それが簡単に透けて見えてしまっているところが

このドラマの良くないところですね。

 

私ですら予想できたのですから、視聴者のほとんどの方は

予想できていたことでしょう。

 

わからないようにしてしまうとショックが大きいだろうから、

わかりやすくしといたよ、ということかもしれません。

それはそれで余計なお世話感がすごいですけど。

 

それとは別に気になることと言うと、

ボクテが心配をする鈴愛を安心させようとして、

ポケットからキャラメルを取り出していたときに、

それを「正方形」と表現したのですね。

何で平面? という。

細かいかもしれないですが気になってしまいました。

ボクテは四角いものって安心すると言っていたでしょうか。

 

恵子のそれでも前に進むという独白もどうなのでしょうね。

全体に物事を軽く描きすぎているような。

脚本家さんは震災の取材をどれだけされたのでしょう。

 

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