ディスディスブログ

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「りょうちゃん」が鈴愛に「やり直さないか?」と再婚を申し込む?マグマ大使の笛が律の手元にある意味は何でしょうか - 朝ドラ『半分、青い。』152話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年9月25日放送の152話は、再婚するの? でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』最終週「幸せになりたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年9月24日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第25週(最終週)「幸せになりたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は再び東京、時代は2011年(平成23年)11月。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれ、アラフォーです。

森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。

が、第18週で涼次と離婚して楡野姓へ戻り、一時は実家に戻っていましたが、25週現在再び東京へ行って、律と2人で「スパロウリズム」という会社を立ち上げています。

 

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃(ひがしみの)」という架空の町の、「梟(ふくろう)商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」です。

24週時点で、晴さんは「胃がん」を患っていて、胃の一部を切除する手術をしたものの、術後の5年生存率は50%と医師に宣告されています。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

祖父「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」も2008年に他界、享年88。

2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。

草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。

また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もいます。

健人は後述する麗子と結婚をしていて、つくし食堂2号店の「センキチカフェ」で働いています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律は一流企業の「菱松電機」に勤めていましたが、25週から鈴愛と一緒に「スパロウ・リズム」を起業しました。

律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

父は「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」です。

和子は21週の2008年に亡くなっています。

 

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

2人は結婚をしています。

 

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:山田真歩)」です。 

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。

涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。

2008年時点で涼次は監督として有名になりつつあり、2011年には鈴愛と和解しています。

 

鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。

 

する必要のない戦い

花野が東日本大震災の地震発生後に

怖かったのとホッとしたのとで

学校の教室でおもらしをしてしまいました。

 

それをクラスのいじめっ子に見つけられ、

そのときは灯(あかり)ちゃんに助けてもらったものの、

それ以来学校からイジメに遭っているようです。

 

学校に呼び出された鈴愛、

教師から知らされ初めて事態の重さを知りました。

 

帰宅後、花野と話し合うことに。

学校は3年になってもクラス替えがないそうで、

(ということは今2年生ですか)

となるとイジメは来年以降も続く危険があります。

鈴愛は花野に転校を勧めていました。

 

「学校に行かなくていいの?」

 

花野は嬉しそうに反応します。

やはり辛いのですね。

 

「カンちゃん弱虫じゃない? 逃げていいの?」

 

そう言う花野に対して、

 

「逃げるのではない。正しい場所に行くんです」

「(逃げないことは)する必要のない戦いだ」

 

そう鈴愛は主張しています。

 

「少し困ったことになりまして」

 

担任教師は鈴愛にそう報告するだけで、

クラスのイジメを解決する意思はさらさらなさそうでした。

だからこのケースは転校で正解と思います。

 

イジメ問題のそもそも

ただ、その結論に至るまでの教師や当事者同士の話し合いが

まるでないことは気になりますね。

じゃあ次、次とどんどん切り替わっているだけになっています。

母親に振り回される花野。

脚本家に振り回される視聴者。

 

イジメはとても難しい問題です。

過程を端折ってさっさと転校することで終わらせるなら、

そもそもエピソードとして入れない方がずっと良かったです。

 

地震のこともそうですが、

障害物にしかなっていない現状で、

とても軽く扱われているように感じられます。

こんなんでいいのでしょうか?

 

事務的なメールの返信

今回、ボクテからのメールに対して、

鈴愛は事務的な返信で済ませていました。

 

メールはユーコの安否についての内容でしたが、

今は花野のことでそれどころじゃないということを

あのシーンでは表現したかったのかもしれませんが……。

 

やはり鈴愛は自分のことばかりで、

周りのことをあまり考えられないキャラクターなのです。

 

母に言わなかった理由

花野がおもらしのことやイジメのことを母親に言わなかった理由、

それは律が言うには「ユーコちゃんのことだよ」です。

 

ユーコは152話現在も消息不明のまま、連絡が取れません。

 

心配な表情、不安な表情をしている母親を見て、

これ以上母親の心配事を増やしたくない、

増やしてはいけない、と子どもながらに思ったのではないかと。

 

家出

カレーを作ることになりました。

カレーには牛乳を入れたいらしく、

でもその日牛乳が家にはなく鈴愛が買いに出かけると、

その隙に花野が家を飛び出していました。

 

花野はまず律の家に行きましたが不在のため、

「マグマ大使の笛」を玄関ドアのドアノブにかけた後、

藤村の家に。

 

笛をドアノブにかけた理由は何か?

訪ねた痕跡を残すためだけなのか?

もはや花野は律を必要としていないのか?

 

やり直さないか?

花野は藤村の家で3オバの世話になりながら、

父親と会いたいと言ってきました。

 

藤村の次女「光江(みつえ、演:キムラ緑子)」から

鈴愛に電話が入って、

花野が会いたいというから

りょうちゃんを会わせてもいいかと確認と了承を得た上で

りょうちゃんが家に呼び出されると

父娘は抱き合い、涙を流して再会を喜び合います。

 

「ごめんね、カンちゃん。長いこと会えなくて」

 

って自分が妻子を捨てたんですけどね……。

 

鈴愛が藤村家に娘を迎えに来ました。

そのときには花野は既に眠っています。

 

そこでりょうちゃんは鈴愛に再婚を申し込みました。

 

「僕ら、やり直さないか?」と。

 

おわりに

いやまぁ「再婚はない」ですけどね。

鈴愛と律がくっ付くことは間違いないですから。

これでりょうちゃんと再婚なんかしてしまったら

何のためのここまでの紆余曲折だったのかとなります。 

視聴者ドン引きじゃないですか。

 

『NHK あさイチ』でも「博多華丸」さんが

朝ドラ受けのオープニングトークで、

「(2人の再婚には)反対」と仰っていたかと思います。

同意です。

 

一方「博多大吉」さんはあと4回で本当に終わるの? と

心配していました……確かに。

『半分、青い。2』が始まるんじゃないかとも。

いやいや……それは……ないはず。

 

炎上商法に味をしめてはいけないでしょう。

誰も幸せにならないじゃないですか、炎上商法なんて。

 

てか「イジメ問題」が続きますね。

「津曲雅彦(つまがり・まさひこ、演:有田哲平)」の息子

「修次郎(しゅうじろう、演:荒木飛羽)」もそうでした。

イジメられたから引きこもってしまったし、

マスクを欠かせなくなった。

イジメは重いですから簡単に済ませる問題じゃないですし、

連発されると……。

 

和子さんが拡張型心筋症で亡くなった直後に、

(時代は異なりますけど物語的には直後くらいでしたよね)

晴さんが胃ガンになってしまうし……。

命にかかわる病気は簡単に済ませる問題じゃないですし、

連発されると……。

 

今回りょうちゃんからやり直さないか?と言われたことも、

つい先週「朝井正人(あさい・まさと、演:中村倫也)」から

やり直さない? 的なことを言われていましたよね……。

似たような事象を続ける傾向がありますね、この脚本家の方。

花野のことを思えば再婚も簡単な問題じゃないですし。

連発されると……。

 

しかも最終盤に、という。

 

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