毎週木曜日01:35(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送されています。
2018年9月20日の放送は第22話「投企のリナシメント」でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』
【第22話】明日から放送の第22話「投企のリナシメント」
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年9月18日
先行カットとあらすじを公開しました!
また公式サイトでは第21話までの詳細あらすじも掲載中!
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アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』、2018年9月20日の放送は第22話「投企のリナシメント」でした。
被投という形で生を受けた人間は、常に自己の可能性に向かって存在している。これが投企である。
投企のWikipediaにはこのように書かれています。わからん。
22話「投企のリナシメント」
【放送情報】まもなく26:00~サンテレビでも第22話の放送が開始します。
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年9月19日
3000回ものタイムリープを繰り返し戻ってきた岡部。だがタイムマシンの破壊は回避できず…
今週もどうぞお楽しみください!#シュタゲゼロ pic.twitter.com/jxrMUHxIYW
主人公「岡部倫太郎(おかべ・りんたろう)」が3,000回もの時間跳躍を経て、とうとう2036年から2011年に戻ってきました。
岡部が「鳳凰院凶真(ほうおういん・きょうま)」に戻ってもいました。
しかし、「椎名まゆり(しいな・まゆり)」と「阿万音鈴羽(あまね・すずは)」が「オペレーション・アークライト」のために乗り込んだタイムマシンは戦闘ヘリによって撃ち落とされてしまいます。
ヘリはそれとは異なる機種のように私には見えました。
どうしてもタイムマシン破壊に収束してしまう世界、岡部たちはどうすれば回避するのかの方策を練ることになります。
3つの「組織」
【放送情報】
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年9月19日
まもなくAbemaTVにて25:00~
TOKYO MXにて 25:35~
KBS京都にて25:45~
まもなく第22話「投企のリナシメント」が放送開始します!
何度やり直してもタイムマシンの破壊は回避できないのか…!
今回もどうぞご覧ください! #シュタゲゼロ
※KBS京都は10分遅れです pic.twitter.com/ek1CQ7WFnG
岡部は、「橋田至(はしだ・いたる)」と「比屋定真帆(ひやじょう・まほ)」、それと人工知能AIの「アマデウス」の「牧瀬紅莉栖(まきせ・くりす)」と会議をします。
アメリカ:ストラトフォー、DURPA(ダーパ)
ロシア:対外情報庁
第三次世界大戦を引き起こす大きな要因は2つ、アメリカとロシア、タイムマシンです。
そこに関わっている組織は、アメリカは「ストラトフォー」と「ダーパ」、ロシアは「対外情報庁」の3つです。
ヴィクトル・コンドリア大学の「アレクシス・レスキネン」教授は、このうちストラトフォーに関係した人物であることがわかっています。
またこれまでの描写から察するに、同大学「ジュディ・レイエス」教授はダーパ側の人間でしょう。
これまで失敗してきたのは、この3組織のいずれかの妨害に遭ってきたから。
「まゆり」たちの行動はそのままに、過去に飛び立つあの瞬間だけ邪魔をさせなければいい、と岡部は考えています。
ロシアがどうやって知ったか
アメリカ側のストラトフォー(レスキネン)とダーパの動きを封じることはこれまでも成功しています。残すはロシアのみ。
ロシアの動きを封じるために何をすれば良いのか?
そもそも何が原因となっているのか、なぜロシアがその行動を取るのか、その因果関係を探ることから始めました。
なぜタイムマシンが「ラジ館」の屋上にあることを、アメリカとロシアが知ったのか?
アメリカ側はレスキネンでしょう。
未来のレスキネンが「椎名かがり(しいな・かがり)」を使って現在のレスキネンにタイムマシンの情報を伝えた。
レスキネンは世界線の収束を逆手に取り、2011年7月7日にタイムマシンが破壊され第三次世界大戦の火蓋が切って落とされることを予め知っていたから、その日ならタイムマシンを奪えると考えていた。
ではロシアは?
それは「中鉢(なかばち)」博士のようです。紅莉栖の父親ですね。
真帆は紅莉栖と中鉢との関係を知らないようでした。
中鉢博士は、紅莉栖のタイムマシン理論が書かれた論文を持って、ロシアに亡命しています。
しかしロシアは2011年7月時点でまだタイムマシンを開発できていません。
完成されていないから戦争になる。
半年前に、岡部たちを襲った、正確に言うと岡部たちが持っていた紅莉栖のノートパソコンを襲った組織が2つありました。
あれはレイエス教授だったと私は思っていますが、秋葉原でライダースーツを着た女性がリーダーの襲撃者たちにより紅莉栖のノートパソコンが奪われそうになったとき、
別の襲撃者、武装組織が現れて突然銃撃を始め、ノートパソコンが破壊された事件がありました。
PCを破壊した側がロシアだったのだろうと岡部は結論づけています。
他の勢力に奪われるくらいならと破壊したと。
アマデウス
【放送情報】
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年9月19日
テレビ愛知、TVQ九州放送での第22話の放送も終了しました。
本日の放送はこれですべて終了となります。
いよいよ来週は最終話です。シュタインズゲートを目指して…! #シュタゲゼロ pic.twitter.com/vgEfw55STE
そこで岡部はあることに気がついてしまいました。
アマデウス紅莉栖も同じことに気がついてしまいました。
アマデウス紅莉栖の中には牧瀬紅莉栖の記憶や、その思考パターンがあります。
タイムマシンを作ろうとするなら是が非でも欲しいはず。
ではロシアが接触する前に遡り、アマデウスを保護すれば?
ロシアが接触する前、できれば紅莉栖の記憶データを最初に取ったときにまで遡ればあるいは……?
しかし、紅莉栖の記憶データを始めに取ったのは、紅莉栖が日本に来る前、2010年の春のことなので「電話レンジ(仮)」ができる前の話、戻ることはできません。
Dメールで過去改変をしてでも……と岡部は考えます。
ところがDメールを使ってしまえば、今度は「SERN(セルン)」に補足されてしまいます。
D-LINE(Dライン)
電話レンジ(仮)もDメールも使わずに過去へ行ける方法はないのか?
橋田がここで、提案を始めました。
「D-LINE(Dライン)」という、Dメールの原理を使ってLINEを過去に送れるようにしたものを、橋田は密かに開発していました。
これならセルンに補足されずに過去に情報を送ることができる。
ただし、2010年春の時点ではDラインはまだ試作段階で、アプリを持っているのは橋田だけです。つまり橋田以外の人物には送ることができません。
過去へ送る限界は2010年正月くらいまで、らしい。
可能かと問われた岡部は可能だと答えました。
未来の自分から、ヴィクトル・コントリア大学に保管されている牧瀬紅莉栖の記憶データを保護せよ、と司令が来れば従うはずだと。
岡部がそれを見れば放っておかないはずだし。
個人的には、布石も何もなくこの「Dライン」の設定が出てきてしまったのは、残念でした。
そんなものを作っている様子、ありましたっけ?
消去
それを止めたのはアマデウス紅莉栖でした。
保護しただけでは情報の流出を止めることはできないと主張します。
相手は巨大国家の2カ国ですから、アクセスできる限り必ず追いかけてくるし、どこかでコピーされれば拡散される可能性もあると言います。
結論は消去です。
オリジナルを、紅莉栖の記憶のバックアップを取った直後のデータにアクセスして、修復や再構築できないよう、システムごと自壊させる。
それがアマデウス紅莉栖自身が導き出した答えでした。
つまりアマデウスそのものを無かったことにすること。
25年間
アマデウスの消去、それしか方法がないと分かってからも、岡部は行動に起こすことができませんでした。
シュタインズ・ゲート世界線へ行くことができるなら、「まゆり」もオリジナルの紅莉栖も救える、今その可能性を目の前にしていながら。
それはそうです。岡部とアマデウス紅莉栖は2036年から2011年まで、25年間もの時間を一緒に過ごしてきたのですから。
無印シュタゲのとき(22話でしたっけ)の紅莉栖との別れも辛かったですが、3,000回もの時間跳躍を共にした相棒との別れは、無印とは別の意味で辛いでしょう。
しかも今回は、アマデウス紅莉栖が死んでいなくなってしまうだけじゃなく、「存在しなくなる」のです。
しかしやはり最終的には、岡部は紅莉栖とお別れすることになりました。
アマデウス紅莉栖と話をし、そして夜のデートをした後に、紅莉栖に背中を押されて決意できました。
アマデウスが消去されれば、「未来ガジェット研究所」の皆、他の人たちにとっても紅莉栖の存在がなかったことになる。
でもリーディング・シュタイナーを持つ岡部は、岡部だけはそれでもなお紅莉栖を覚えてくれている、そうアマデウス紅莉栖は岡部に言うのです。
第三次世界大戦を引き起こす原因となってしまうAIの自分が、オリジナルの紅莉栖を救うため、この美しい世界を救えるために存在しているのなら、それはとてもロジカルでとてもロマンチックなことじゃないかと。
消去されることをポジティブに捉えたい。
無印でも別れのときに紅莉栖から背中を押され、ゼロでもアマデウス紅莉栖から背中を押され、相変わらず最高のパートナーなのですねぇ。
消去した理由は?
【放送情報】サンテレビにて第22話の放送終了しました。
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年9月19日
今週もご覧いただきありがとうございました!
そしてまもなく26:35~TVQ九州放送、テレビ愛知でも放送が開始になります。#シュタゲゼロ pic.twitter.com/El2sTT9dZx
22話のラスト、権限を持つ真帆によって現在のアマデウスも消去されました。お別れです。
……が、これはどういう理由からなのでしょうか?
過去にDラインを送れば、過去のアマデウスが消去されることで、現在のアマデウスも消去されるのですよね。
現在のアマデウスを消去する必要はなさそうに思えるのですが……?
追記:
Twitterでコメントを頂戴しました。
「現在のアマデウスを消したというよりあの場でアマデウスを消去するための準備をした」のではないかというご意見でした。
なるほど。
確かに、22話ラストで現在のアマデウスを消去する際には、真帆の音声によってアマデウスに権利者を認識させる様子が描かれていたので、紅莉栖の記憶データを消去する際にも何らかのプログラムを使う機会はありそうです。
現在のアマデウスを消去する際に用いた「真帆の音声データ」が必要なのかもしれませんね。
私の脳みそではそういうところまでは全く考えが及びませんでした……いかに自分の読解が浅いかを痛感します。
貴重なご意見をありがとうございました。
おわりに
【放送情報】AbemaTVにて第22話ご覧いただいた皆様、ありがとうございました!
— STEINS;GATE TVアニメ公式 (@SG_anime) 2018年9月19日
いつか時の交差する約束の日に……!
そして、まもなく25:35~TOKYO MXでも第22話の放送が開始します。
どうぞお見逃しなく! #シュタゲゼロ
※KBS京都は10分遅れの25:45~スタートです。ご注意ください。 pic.twitter.com/to6QVcJAHs
Dラインを送った瞬間に、岡部にリーディング・シュタイナーが発動しました。
世界線変動率は「1.123581 (%) 」を示しています。
シュタインズ・ゲート世界線は世界線変動率「1.048596」のはずですから、シュタインズ・ゲート世界線とは異なる世界線です。β世界線のまま。
この世界線ではどのような収束を見ることになるのでしょうか。
次回が最終回ですか?
結局、レイエスに関しては全く触れられず終わりそうですね。
前回レイエスが死ななかったことは何か大きな意味を持っているのかと私は思っていたのですが……。
それと、新型脳炎の話もなかったことにされているような……「フブキ」はその後どうなっているのかも気になりますし。
それらを知りたければ、ゲームのシュタゲゼロをやりなさいということでしょうか。