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エキシビションをエキシビジョンと言ってしまうのは間違えやすいカタカナ語ですね - 朝ドラ『半分、青い。』145話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年9月17日放送の145話はそよ風の扇風機の開発が行き詰まっていました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第25週「君といたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年9月17日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第25週「君といたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は再び東京、時代は2010年(平成22年)10月。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれ、アラフォーです。

森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。

が、第18週で涼次と離婚して楡野姓へ戻り、一時は実家に戻っていましたが、24週現在再び東京へ行って、お一人様メーカーで商品開発・販売をしています。

 

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃(ひがしみの)」という架空の町の、「梟(ふくろう)商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」です。

24週時点で、晴さんは「胃がん」を患っていて、胃の一部を切除する手術をしたものの、術後の5年生存率は50%と医師に宣告されています。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

祖父「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」も2008年に他界、享年88。

2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。

草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。

また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もいます。

健人は後述する麗子と結婚をしていて、つくし食堂2号店の「センキチカフェ」で働いています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律は一流企業の「菱松電機」に勤めていましたが、24週でしたか、辞めてお一人様メーカーで鈴愛と一緒に「スパロウ・リズム」を起業しました。

律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

父は「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」です。

和子は21週の2008年に亡くなっています。

 

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

2人は結婚をしています。

 

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:山田真歩)」です。 

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。

涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。

2008年時点で涼次は監督として有名になりつつあるようです。

 

鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。

 

試作一号「たらい型扇風機」

鈴愛が、かつて働いていた100円ショップ「大納言」で、

店長の「田辺一郎(たなべ・いちろう、演:嶋田久作)」から

言われた言葉にヒントを得、律にそのことを話しました。

 

扇風機の風を一度壁に当てると風が軟らかくなる、

ということです。

 

145話では早速アイデアを実現させてみたものの、

見た目は扇風機の前にタライを設置してだけのものでした。

そのまんま。

人の前に扇風機を後方に向けて置いて、

スイッチを入れると、風がタライに当たって反射し、

人に向かって吹くというだけ。

 

試作品第一号「たらい型扇風機

名前もまんまです。

 

「津曲雅彦(つまがり・まさひこ、演:有田哲平)」や

「加藤恵子(かとう・けいこ、演:小西真奈美)」に

実験台になってもらったところ、

もわ〜んとした風で涼しくないし、見た目は美しくないし……

で評価は良くありませんでした。

良くなかったというか悪かったです。

 

律はその後も試作品第二号「キノコ型両翼扇風機」など

アイデアを練ろうとしますが決定打にはならず、

開発に行き詰まりを感じています。

 

フィギュアスケートがヒントに

扇風機の風から渦を消す、これが最大の問題点です。

ブレイクスルーは花野のフィギュア・スケートにありました。

 

「藤村光江(ふじむら・みつえ、演:キムラ緑子)」が

花野を連れてスパロウ・リズムを訪れていて、

鈴愛と光江が2人きりで話をしている間、

律が津曲の店で花野に塩ラーメンをご馳走していました。

 

花野はフィギュア・スケートでバックジャンプを飛べるようになり、

最近は皆で手をつないでカーっとやるのをやったそうです。

リンクの端から端まで、友達と手をつなぎながら一直線で滑るあれ。

見た目よりも難しいそうです。

それはそうですね、同じ速度で滑らないと横並びにならないから。

 

同じスピードで滑らないと直線が崩れる。

それがヒントでした。

 

律は花野を置いてオフィスになっている教室に戻り、

以前、鈴愛が描いた花の扇風機のイラストを引っ張り出すと、

どうして絵の花びらが二重に描かれているのかと聞きます。

 

鈴愛は花を模したから、と答えます。

花みたいな扇風機だから二重になっていてもいいかなと思って。

 

「それだ……二重構造だ!!」

「二重構造の羽だ」

「内側の羽と外側の羽で風の速度を変える」

「外側の風の風速が速ければ、内側の遅い風に引き込まれて、

渦が壊れるはずだ!」

 

なるほどわからん。

速度の異なる風を同時に発生させることで渦が壊れる

そういうことみたいです。

 

開発は仮設・実験・検証です。

まだ仮設の段階ですが、

律は大喜びでヒントを与えてくれた

花野を抱きかかえて大喜びしていました。

できそうですね、そよ風の扇風機が。

 

りょうちゃんが

光江さんは鈴愛に用事があってスパロウ・リズムを訪れていました。

用事というか頼みがあって。

 

頼みとは、りょうちゃんが花野に会いたがっていること。

 

光江は、鈴愛が躊躇したことを察知して、

「あ、ゴメン、忘れて」

と発言を撤回していましたが……。

 

エキシビジョン

今回、律が「エキシビション (Exhibition) 」のことを

「エキシビジョン」と言っていたことが気になりました。

 

「ああ、律わかった。了解した。

あのぉ、エキシビジョンでスケート選手よくやるな」

 

間違えやすいカタカナ語ではありますが……

律は勉強ができる設定ですから、少々。

 

というか、たらい型扇風機もそうですけど、

律は本当に頭が良いのか少々怪しいですね。

 

おわりに

今回は比較的動きの少ない回だったでしょうか。

といってももう17日ですから、残りわずかですからね。

 

通常なら、ラスト2週かそこらは消化試合みたいな、

落ち着いた雰囲気で推移するものです。

なので今回くらいで丁度いいのですけれど、

『半分、青い。』は未だ落ち着かない部分も多いというか、

いや、再上京辺りからは以前より展開が遅くなっていますから、

消化試合感がなくもないですか。

でも着地点が定まっていない人がまだまだいますからね。

何より鈴愛と律が着地していない。

 

 

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