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ルカ子が「清心斬魔流」剣術を!タイムリープマシンは48時間以上過去に遡ることができるようです - アニメ『シュタインズゲートゼロ』20話「盟誓のリナシメント」の感想

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毎週木曜日01:35(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送されています。

2018年9月6日の放送は第20話「盟誓のリナシメント」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』

TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト

 

アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』、2018年9月6日の放送は第20話「盟誓のリナシメント」でした。

本来なら先週が20話の放送でしたが、先週は19話を再度放送していたので、2週間ぶりの続きです。

 

20話「盟誓のリナシメント」

とうとうアメリカの「ストラトフォー」と「DURPA(ダーパ)」、ロシアといった大国がタイムマシンを巡る争いを本格的に始めました。

第三次世界大戦の始まり。

「橋田至(はしだ・いたる)」の未来の娘「阿万音鈴羽(あまね・すずは)」と「椎名まゆり(しいな・まゆり)」は過去へタイムトラベルをすることにしますが、戦闘ヘリコプターのミサイル攻撃を受けてしまいます。

本作の主人公「岡部倫太郎(おかべ・りんたろう)」は、彼女たちを助けるべくラボに戻って、橋田や「比屋定真帆(ひやじょう・まほ)」が密かに造っていたタイムリープマシンを使って過去に遡ろうとします。

……が、一度目は過去に遡っても救出できず、2度目のタイムリープをしたところで………。

 

AD 2011.07.06 00.00.00

19話ラスト、テレビの全画面に表示された日時が「AD 2011.07.06 00.00.00」となっていました。

しかも画面のガラス(スマホ画面?)に大きなヒビが入っていて。

過去に飛べるのは最大48時間で、1回目のタイムリープでは2011年7月7日木曜日15:00に飛んでいましたが、「AD 2011.07.06 00.00.00」の表示どおりだと48時間以上の過去に戻っているのでしょう。

 

タイムリープの限界は48時間とされているのは、タイムリープによって48時間を超える過去に遡ることが理論上できない、そういう意味ではなく……

理論上48時間より多くタイムリープすることができるけど、時間を跳躍する人間の記憶の齟齬が大きくなりすぎて問題が発生する可能性があり、48時間以内に制限をかけている、という意味になるのかもしれません。

48時間を超えるのは危険だと。

シュタゲ無印でタイムリープマシンを開発しているときに、「牧瀬紅莉栖(まきせ・くりす)」がそのようなことを言っていたような言っていなかったような……。

 

失敗

岡部は目を覚ますと荒廃した街にいました。

 

岡部は何やら身体の自由が利かない様子。

それでも施設の一室から表へ出て街を彷徨っていると、バイクに乗った男2人組に銃口向けられました。

 

が、一人の女性によって助けられます。

その女性は鈴羽で、岡部は鈴羽に「万世橋駅」の地下へ連れて行かれると、その先に橋田がいました。

 

橋田によって伝えられた事実

橋田は痩せてスマートになっています。

痩せた橋田によって伝えられたことによると、ここは2036年の秋葉原でした。

岡部はタイムリープに失敗して25年後の未来へ飛んでしまった?

 

2036年の世界は未だ混乱の真っ只中、第三次世界大戦の最中。

 

確か岡部は2025年に死ぬはずですが、しかし岡部は激しく衰えてはいるものの生きています。

橋田は、オカリンは死んだ、嘘はついていないと言います。

 

橋田よれば、19話ラストの2度目のタイムリープマシンを使ったあのとき、マシンは起動しなかったそうです。

何が原因だったかはわからない(ストラトフォーの仕業?)。

 

そして、あの時間に戻るための48時間のリミットを超えてしまい、それ以降、世界はタイムマシン理論を巡る騒乱の時代に突入しました。

 

「まゆり」が消えてしまった数年後に、橋田たちは自分たちでタイムマシンを作ることを決意、『ワルキューレ』を結成します。

それと同時に、タイムマシンの理論を欲しがる世界の国々との戦いの始まります。

この時点でタイムマシン製造に最も近い存在が、牧瀬紅莉栖の理論を受け継いだとされた岡部倫太郎とその組織『ワルキューレ』だからです。

 

2025年、岡部がストラトフォーに捕らえられます。

橋田たちがタイムマシンを完成させるよう自ら犠牲となって捕まったようです。

 

岡部はストラトフォーの手に落ち、酷い拷問を受け、橋田たちが助け出しに行ったときには、度重なる拷問と実験によって、岡部の脳は既に死んだも同然の状態でした。

橋田はごく一部の人間を除いて、鈴羽を含めたワルキューレの組織の人間にも、対外的にも岡部は死んだことにし、彼を匿うことにしたのです。

ストラトフォーなどは、そんな状態になった岡部をまだ利用しようと争っていました。

 

そうして、岡部は2025年から2036年までの11年間、20話冒頭で目を覚ましたあの施設の一室に匿われていたのでした。

 

データを上書き

ではどうして岡部は2036年になって意識を取り戻したのか?

それは橋田がタイムリープマシンを使って、2011年の岡部の記憶のデータを2036年の岡部の脳に上書きしたから。

古いPCにあったデータを最近になってサルベージしたそう。

 

フェイリスと「るか」

β世界線の2036年時点で、「フェイリス・ニャンニャン」も「漆原るか(うるしばら・るか)」も生きていました。

フェイリスは相変わらずな容姿や言葉遣いをしていて……それはそれでどうなのかという気もしますが。

「るか」もフェイリスと同様、変わらず美しくはあるものの、全体的に少し身体が大きく、顔つきが精悍になっているでしょうか。

11年間、岡部をずっと世話していたのは、この2人でした。世話……。

 

しかし、ちょうどその日、「るか」は敵の罠にハマり、フェイリスたち仲間を守るために自ら盾となって死んでしまいました。

最期は弱った身体で駆けつけた岡部の胸に抱かれて……そういう意味では本望だったかもしれませんが。

 

そういえば「るか」は一人で戦っているとき、日本刀を操っていました。

無印で岡部から「妖刀・五月雨」という名の木刀を授けられ、「清心斬魔流」の剣術を習得しようと日々修行をしていましたが、まさかずっと続けてマスターしていたとは……泣けます。

 

再び2011年へ

戦死した「るか」は『ワルキューレ』のアジト(?)に連れられました。

その霊安室(?)で「るか」の側にいてやる岡部に話しかけてきた人物がいました。

 

「比屋定真帆(ひやじょう・まほ)」です。

真帆はフェイリスと同様に、見た目はほとんど変わっていません。

 

しかし違うと言えば、真帆を含めたワルキューレの面々は、岡部ほど「るか」の死を悲しんでいるように見えないことです。

そこに彼らの歩んできた25年という時間を感じさせます。

世界との戦いの中でたくさんの身近な人の死を見てきたから、一人ひとりの死に動じることがなくなっているのですね。

それはとても悲しいことであるはずで。

 

岡部は痛感しました。

2011年時点で、β世界線では後に第三次世界大戦が勃発することを、鈴羽から聞かされて知っていました。

ところが実際に2036年に来て「るか」の死を目の当たりにすると、これまでの(シュタインズゲート世界線を諦めβ世界線に残ることに決めた)自分は分かっているつもりになっているだけ、現実から逃げていただけだったと。

ゼロ世界の岡部は紅莉栖を見殺しにした挙げ句、「まゆり」と鈴羽がいなくなって、「椎名かがり」も「阿万音由季(あまね・ゆき)」も「るか」も死なせる道を選んでしまったと。

 

しかし、11年前の捕らえられる前の岡部は……

 

「幾つもの失敗、取り戻せなかった過去、でもきっと全てのその先にシュタインズゲートにつながる道があるんじゃないか」

 

……と真帆や橋田に話していたそうです。

 

それを聞いた岡部は、再びタイムリープマシンで2011年に飛ぶことを選択しました。

もう一度『シュタインズ・ゲート』を目指すために

 

48時間以上タイムリープできるのか?

本来、タイムリープマシンを使って2036年から2011年に戻ることは、48時間どころではなく、25年もの時間を戻ることになります。

普通なら記憶データの齟齬は大変なものになり、とても危険な行為でしょう。

しかし、今の岡部は2036年にいても2011年の記憶を書き戻した状態にありますから、2036年から25年もの過去に遡ったとしても記憶の齟齬はほとんど発生しない……はず。

おそらくそういう考え方で良いかと思います。

 

おわりに

いよいよという感じがしてきましたね。

この20話を見たいがために、1クール目から見てきたと言っても言い過ぎではないでしょう。

「鳳凰院凶真」の復活は間近です。たぶん。

 

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