先日、神奈川県の大船に行ったとき、中華そば「さとう」さんに寄って、中華そばを食べてきました。
目次
鎌倉市大船へ行ってきた
先日、神奈川県の鎌倉市にある「大船」に行きました。
私はほとんど遠出をしないので何ヶ月ぶりかの地元から離れた場所へ行きました。
電車に乗るときは毎回ドキドキで怖いです。人の目が。
それでも時折無性に遠出をしたくなるので闘いですね、そのときの電車は。
怖い行きたい怖い行きたいのせめぎあい。
そのときに撮影した画像は以前投稿した記事に上げていますので、もし良かったらご覧になってください。
そのときに街を歩いていたら、一軒のラーメン屋の前に着きました。
中華そば「さとう」
中華そば「さとう」さんです。
実は、店名は家に戻ってからネット検索をしてわかりました。
実際にお店にいるときは、店名を見る心の余裕はなく……。
「 中華そば」の暖簾がかけられている小ぢんまりとしたお店、でも外から見た扉や内部の様子は綺麗にしているので、比較的新しく始められたのかなと想像しました。
スマホを持っていない私は、その場でお店の評価やレビューを確認する術がありません。
失敗するとお金がもったいないので、できればレビューを見てから行きたかったのですが、そのときはお腹が空いていたこともあったのと、何となく当たりの店の予感があったので、自分の感覚を信じて入ってみることにしました。
私は普段ラーメンはあまり、というかほとんど食べません。
子供の頃は好きでしたが、おっさんになった今現在は嫌いではないものの特別好きでもない食べ物です。
でも何故かこのときは食べたかったのです。
この日は結構長い時間歩いていたので、塩分を欲していたのかもしれません。
写真がぶれています。
店内に入ってみました。
席はカウンター席のみで、10人ほど入れば一杯になりそうな広さです。
店内の様子は外から見た印象のまま、綺麗にしてありました。
飲み物の入ったサーバーやコップはカウンターの上に置かれていて、自分で注ぐスタイル。
画像はビールではないです。
麦茶みたいですね……緊張していたせいか味を覚えていない。
奥にはトイレがあるようでした。
私は行きませんでしたけど、この様子ならトイレも綺麗そう。
シートはこんな感じのシンプルなもの。十分です。
メニューもシンプルでした。
中華そばは、「中華そば」650円と「中華そば 大(1.5玉)」750円と「中華そば 特(2玉)」850円の量の大小3タイプのみ。
中華そばの「のせもの(トッピング)」が「味玉」100円と「メンマ」150円と「焼豚」200円。
他は「カレーライス」500円と「半カレーライス」300円、「缶ビール」350円。
代金は「前払い」方式。
席について、厨房にいる店主さんに伝えた後に手渡します。食券の販売機はありません。
私は「中華そば」と「味玉」と「メンマ」を注文しました。
中華そばと半カレーライスにしようか迷いましたが、1000円以内に収めたかったのでこの選択に。
大船「さとう」の中華そば
画像が、「中華そば+味玉+メンマ」です。
ネギと焼豚もデフォルトで乗っています。
シンプルな中華そば、私の好きなタイプです。
神奈川のラーメンというとすぐに頭に浮かぶのは「家系」です。
家系ラーメンといえば「豚骨醤油ベースに太いストレート麺」という特徴があるかと思います。
「さとう」さんの中華そばは、家系とは対局にあるんじゃないかと思えるくらい、違うところにいるラーメンですね。
麺
「さとう」さんの中華そばで最も印象深かったのが、この麺です。
しかし残念なことに、麺を撮り忘れています……これが私クオリティ。
太さは細く、ゆるく縮れた麺でした。
見た瞬間に「サッポロ一番っぽい?」と思ってしまいました。
私はストレートより縮れ麺の方が好きなのでこれは褒め言葉。
食レポなどでよく見聞きする「ふおおお!!スープが麺によく絡む!」みたいな感想はありませんでした。かと言って絡まないということもなく程良かったです。
口に入れた感じも、これまた食レポによくある「モチモチ感」はさほど感じられませんでした。
細めの麺ということで、噛みしめるように食べるよりかは一気に吸い込むことで良さが出るタイプかと思います。
飲み込むように食べたからモチモチ感を感じなかった可能性あり。
レビューサイトを拝見すると、「さとう」さんの麺がモチモチしているとかストレート麺とか書かれている方がいて、ちょっと自分の感覚や記憶とは異なります。
私が食べた感覚では水分少なめの麺でした。博多ラーメンにあるような低加水麺に近い感覚。
博多はストレート麺が多いでしょうか。その点では博多とも異なるかもしれません。独特な麺です。
でもまぁ私は馬鹿舌なので、私のレビューは信用しない方が良いです。緊張していて味わう余裕もなかったですし。
スープ
スープは透明度のある、薄めの琥珀色をしています。
味は醤油味だったはず。中華そばですから当然ですか。
ベースは魚介を感じさせつつブイヨンっぽさもあったような、複雑な味を感じました。
元々スープを全て飲み干す派でありますが、「さとう」さんのスープは味が濃すぎることはなく、難なく飲み干せました。
メンマと焼豚
メンマは画像にあるように色が濃いですし、味も濃いめに味付けされています。
メンマ単体で食べると塩っぱさがあるかもしれないです。
焼豚も味付けが若干ですが濃いめに感じられました。
メンマも焼豚も、あくまでスープや麺との絡みでちょうど良い塩梅になるようにした結果なのでしょう。
食感は、メンマが固すぎず筋すぎず食べやすかったですし、焼豚も柔らかくて美味しかったです。
個人的には焼豚はもう少し硬さがあって良いですが。
味玉
味玉は……「さとう」さんで唯一、好みではありませんでした。
卵の茹で時間が私には少々足りなかったです。
半熟卵の中心に近い白身部分に火が入っていなくて生状態でした。
半熟卵は好きなのですが、白身に生状態があるのは嫌なんですよね、私。
あと卵の大きさが少し小さかったです。
あれ、うずらの卵でしたっけ……?
中華そば「さとう」の場所と営業時間
ネットで検索をかけると、中華そば「さとう」さんの住所は「神奈川県鎌倉市大船2丁目5-6」だそうです。
大船駅を鎌倉方面の東口(?)から「大船中央病院」や「鎌倉芸術館」方面へほぼ真っ直ぐに伸びる道の、1本隣りの道(鎌倉より)を道なりに進んで行くと、道の右手にあります。
駅前の騒がしさからは少し離れた場所にあって落ち着いた雰囲気の通りです。
営業時間は11:00-15:00と17:00-21:00の2部制、定休日は月曜日とのことです。
おわりに
ということで、鎌倉市大船にある中華そば「さとう」さんの食レポ(?)でした。
総合的には完成度の高い中華そばに感じられ、最低でももう一度は行きたいなと感じられます。
カレーライスを食べていないですから、次行く機会があればカレーを頼みます。
現場では緊張していましたし、少し前の出来事を記憶を頼りに書きましたから、まぁ感想の正確性には自信がないです。参考程度にしてください。
また行きたいなぁ。