NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年8月31日放送の131話では鈴愛が律にあるものを渡していました。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
『半分、青い。』第22週「何とかしたい!」
2018年8月27日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第22週「何とかしたい!」の放送が始まりました。
物語の舞台は東京、時代は2008年(平成20年)。
本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。
鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。
鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第22週現在36,37歳と思われます。
森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野(かの)」と名付けた女の子を出産しています。
が、第18週で涼次と離婚して、帰郷しました。楡野姓へ。
鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃(ひがしみの)」という架空の町の、「梟(ふくろう)商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。
鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」です。
祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。
祖父「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」も2008年に他界、享年88。
2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。
草太には「里子(さとこ、演:咲坂実杏)」という嫁がいて、「大地(だいち)」という息子もいます。
また、草太には「健人(けんと、演:小関裕太)」という弟子もいます。
鈴愛は2008年時点で、「つくし食堂」の2号店「センキチカフェ」を開いています。
鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。
律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。
父は「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、和子は21週に亡くなっています。
鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。
ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。
父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:山田真歩)」です。
麗子は健人と結婚をするようです。
菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。
菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。
「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。
2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。
涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。
2008年時点で涼次は『恋花火』の監督として有名になりつつあるようです。
鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは現在も交流があります。
鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」も同様です。
下見のため上京
鈴愛がセンキチカフェのマスコットキャラクターのとして、
デザイン・製作をした「岐阜犬(ぎふけん)」の商品化を目論む
「津曲雅彦(つまがり・まさひこ、演:有田哲平)」の
企画会社「ヒットエンドラン」を下見した鈴愛。
会社は廃校を利用したシェアオフィスの中にあり、
シェアオフィスに展開している店舗には、津曲の妹(でしたっけ?)
「株式会社グリーングリーングリーン」を経営している
「加藤恵子(かとう・けいこ、演:小西真奈美)」がいました。
恵子の熱い想いに感化され、自分も小商いをして
自分が好きなもの・良いと思うものを一所懸命作って、
それを本当に好きな人のところへ届ける、
そういうことをしたいと考えるようになりました。
一人でメーカーをやる、と。
全ては花野にフィギュアスケートをやらせたい一心。
岐阜に戻った鈴愛は、さっそく律にそのことを伝え、
また家族にも伝えて上京の準備を始めます。
鈴愛が律に手渡す
鈴愛は東京へ引っ越すための準備をしていて、その中に
いつ渡すかタイミングが分からなかったあるものがありました。
それは律の母・和子さんが、死の直前、4日前でしたか、
鈴愛に託した律の育児日記です。
その日、萩尾家では弥一と律とで酒を酌み交わしていました。
和子さんの死からちょうど2ヶ月、月命日。
鈴愛は律に渡すことにしました。
和子さんが弥一や律に渡さなかったのは、
自分が生きているうちに直接2人に渡せば泣かれてしまうから。
鈴愛は少し時間が経ってからの方が2人が悲しくならないのでは、
でも自分ももうすぐ東京に行ってしまうし……
律もそろそろ梟町から去るし……
もう自分が持っている訳にはいかない、と渡しました。
育児日記には封筒が紛れ込んでいて、
それは和子さんからのものでした。
書かれたのは亡くなる一週間前、
何が書かれているかは次回。
まさこさんはバツ二
今回、鈴愛が律に東京で独りでメーカーをやると宣言した場所は
いつもの「喫茶ともしび」です。
鈴愛と律、それと店主の「まさこ(演:ふせえり)」しかいません。
律が鈴愛のそういう宣言を聞いたのは、
高校時代の漫画家になる宣言を聞いて以来2度目でした。
既視感を得つつも、
今回は娘のための親の行動である点で大きな違いもありました。
一方、律は自分の近い将来のことを決められていません。
前回、妻「より子(演:石橋静河)」から大阪には戻るな、
と言われてしまっています。
律本人は「翼(つばさ、演:山城琉飛)」のために
大阪に戻るつもりでしたが……
部長からの打診を断れば今後の出世に響く、
アメリカのスタンフォードへ行けと、
最低でも部長夫人にはなりたいと、より子は主張していました。
決められない律に鈴愛たちは、
もう一度より子と会って話をしてみたらどうか
と言っていました。
より子側にも何かそういうことを言うだけの事情があるんじゃないの、
とは「まさこ」さん。
この会話の中で判明したことが一つありました。
それは「まさこ」さんがバツニであることです。
離婚歴が二度あるという。
既出で私が聞き逃したか忘れたかしただけかもしれません。
おわりに
律はアメリカに行くことを選択しそうですね、流れ的に。
で、アメリカに行った後かわからないですがより子と離婚をして、
数年後日本に戻った後で東京へ転勤するか転職するかして、
そこで鈴愛と再会を果たす、という流れに感じられます。
離婚のきっかけや再婚の決め手になるのは和子さんの手紙で、
和子さんは律には鈴愛の方がが合っていると書いているのでは、
そう予想します。