NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年7月31日放送の104話はリョウちゃんが離婚を切り出していたのか? でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
『半分、青い。』第18週「帰りたい!」
2018年7月30日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第18週「帰りたい!」の放送が始まりました。
物語の舞台は東京、時代は2000年(平成12年)。
本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。
鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第17週現在29歳と思われます。
第16週でしたか、後述する森山涼次と結婚して「森山鈴愛」になっています。
第17週には涼次との子どもも生まれ、「花野(かの)」と名付けています。
女の子です。
鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という架空の町の、梟(ふくろう)商店街という場所で「つくし食堂」を経営しています。
鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。
祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。
鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。
律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。
鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。
ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。
父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。
菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。
菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。
「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。
鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。
1999年か2000年かに、鈴愛は結婚をしています。
結婚相手はリョウちゃんこと「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」。
映画会社「クールフラット」の代表で映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」の弟子、助監督です。
しかし2002年時点でリョウちゃんは映画監督になる夢を諦めています。
鈴愛は漫画家を辞めて以来、フランチャイズチェーンの100円均一ショップ「大納言(だいなごん)」でアルバイトをしています。
2002年時点ではリョウちゃんも大納言で鈴愛と一緒に働いているはず。
大納言のオーナーが藤村三姉妹で、次女「藤村光江(ふじむら・みつえ、演:キムラ緑子)」と三女「藤村麦(ふじむら・むぎ、演:麻生祐未)」と末っ子「藤村めあり(ふじむら・めあり、演:須藤理彩)」の3人。
100均になる前、お店はオーダーメイドの帽子屋で、光江は帽子教室「3月うさぎ」を開いていて、麦は野鳥オタク、めありは不明です。
光江は結婚経験があるものの今は一人、麦は未婚、めありは既婚ですが別居状態にあるようです。
漫画家時代の仲間の、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは17週現在でも交流があります。
鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秋風の秘書「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」とも同様です。
大納言の雇われ店長は「田辺一郎(たなべ・いちろう、演:嶋田久作)」さん。
花野の高熱
前回103話、2003年12月23日の花野の誕生日に、花野が42度の高熱を出してしまい鈴愛が娘を病院に連れていきました。
藤村の3オバも一緒です。
リョウちゃんは100均「大納言」でアルバイトをしていたはずですけど、なかなか帰って来ず、光江さんが携帯電話に連絡をしてもなかなか出ませんでした……が、104話になってから、遅れて病院に来ています。
医師の診断の結果、花野は「おたふく風邪」でした。
おたふく風邪と聞いた鈴愛は不安になります。
というのも自分の左耳が聞こえなくなったのも、おたふく風邪がきっかけだったから。
小学校3年生のときだったかと思います。
おたふく風邪によるムンプスウイルスが原因の難聴「ムンプス難聴」で左耳を失聴した経験があるのです。
後日、鈴愛とリョウちゃんは再度、花野を病院に連れていきました。
ムンプス難聴にかかっていないかの聴力検査を受けたのです。
検査の結果は、両耳とも聞こえているということで胸をなでおろす夫婦2人でした。
佐野弓子の誘い
103話で光江さんがリョウちゃんの携帯電話をかけたときに、女の人が電話に出ていました。
光江さんは慌てて電話を切ってしまいます。
麦とめありにもその報告をして、3人ともリョウちゃんの浮気・不倫を想像しているみたいです。
そのときリョウちゃんが何をしていたかというと、元住吉祥平や「佐野弓子(さの・ゆみこ、演:若村麻由美)」たちから誘いを受けていました。
佐野の新作書き下ろし長編小説『恋花火』の映画化の脚本を書いて、映像を撮って欲しいという依頼です。
『名前のない鳥』の脚本が素晴らしかったから。
しかし、その場ではリョウちゃんは佐野や祥平からの誘いを断っていました。
映画監督には微塵も未練はないと。
でもそれは未練があると言っているようなもので……。
2007年12月23日
時は過ぎて2003年12月23日から4年後の2007年12月23日、
花野は5歳の誕生日を迎えています。
後に放送される情報番組『あさイチ』のオープニングトークで、「博多華丸・大吉」さんも仰っていましたけど、展開が早いです。
早すぎ。
花野は毎年、誕生日に記念の手形を捺しているみたいです。
手の大きさの違いから成長を感じられるように、ですか。
3オバと一緒に。
その裏で、リョウちゃんは真剣な面持ちで鈴愛に話をしています。
「別れて欲しい」
リョウちゃんは鈴愛にそう言っていました。
ここで104話が終わりです。
別れて欲しいとは、離婚して欲しいという意味ですね。
素直に受け取れば。
佐野には映画監督に微塵も未練はないと言っておきながら、実際には未練たらたらだったのですね。
104話内の2003年12月23日か24日と思いますが、そのときは「鈴愛ちゃんとカンちゃんは僕が守る」と言っていたのに。
おわりに
離婚をするのかしないのかというと離婚をするのでしょう。
リョウちゃんは説得してももう誰の言葉にも耳を貸さないと思います。
覚悟を決めているはずです。
そして鈴愛はカンちゃんを連れて実家に戻る、戻って……どうするのでしょう?
5歳時のカンちゃんは、クレジットによると「山崎莉里那」さんが演じています。
莉里那はそのまま「りさな」と読めば良いのでしょうか?