ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

バイヤーさんが天才と絶賛するショコラティエは「COAL RIVER FARM」のディミトリ・スメトさんです - NHK『世界はほしいモノにあふれてる』

スポンサーリンク

毎週木曜日22:45よりNHKにて放送されている『世界はほしいモノにあふれてる』、2018年7月26日木曜日は「激うま&激レア!極上のオーガニックチョコ」でした。 

 

目次

 

スポンサーリンク

 

Eテレ『世界はほしいモノであふれてる』

www4.nhk.or.jp

 

木曜の夜11時前、仕事や家事を終えてほっと一息・・・
そんなあなたに贈る新しい紀行番組が始まります。
主人公は世界を旅するトップバイヤー。ファッション、グルメ、インテリア、雑貨-世界各地に眠るきら星のような素敵なモノを探し求める旅。
日本でまだ誰も見たことのない愛らしいチョコ、新しい自分になれそうなハイヒール、職人の遊び心があふれるデザインのバックなどなど。最先端のトレンドはもちろん、凄腕バイヤーたちの肩ごしに世界中を旅する気分まで味わって!

もう一つの番組の見どころが、MC!
俳優の三浦春馬さんと歌手のJUJUさんが初タッグ。
素敵なモノに興味津々の2人、バイヤーたちからいったいどんな物語をひきだすのか?

番組説明にはこのように書かれています。

様々な分野のカリスマバイヤーたちの仕事ぶりをおい替える番組ですね。

私の中で今、1、2を争うくらい好きな番組です。

 

「激うま&激レア!極上のオーガニックチョコ」

www.felissimo.co.jp

 

今回のカリスマバイヤーさんは、大手通信販売会社『フェリシモ』のバイヤー、「木野内美里」さんでした。

今一番熱いチョコレートの国、オーストラリアへ日本未上陸の激うまチョコを発掘しに行っています。

チョコレートの、というかお菓子やデザート、スイーツなどの本場というとどうしてもヨーロッパを想像してしまいますけど、オーストラリアなのですね。

個人的に大いに意外でした。

 

私はチョコレートがすごく好きでして、ほぼ毎日のようにチョコを食べています。

少しずつですけどね。

本当に美味しいチョコを食べた後に、市販のチョコを食べたときのあの口の中にまとわりつくような油っこさ!

本当は良いものを食べたい、でもお金がないという。

はい、自分のせいです。

 

進化系チョコ「ローチョコ」とは何か?

COCOA オーガニックココナッツ・ローチョコレート 50g

番組で個人的に気になったのは「ローチョコ」です。

初めて聞いた単語でしたね。

 

オーストラリアはオーガニック大国で、チョコレートもナチュラル思考だそう。

そこで登場したのがローチョコです。

バイヤーさんはメルボルンで出会っていました。

 

ローチョコは、カカオを焙煎せず、48度以下の低音で調理したもの

 

「そのため、様々な栄養素が残ると言われ、注目を集めている」

 

という説明が番組ではありました。

マグネシウムや抗酸化物質が豊富に含まれていて、美容や健康に良いとされているということでした。

カカオを焙煎しないでチョコレートを作れるものなのですね。

 

 

例えば、砂糖を使わずオーガニック黒ごま(胡麻)の甘みを引き出した、濃厚な味わいのチョコレートだったり、有機栽培のバラ(薔薇)からオイルを抽出しチョコレートに練り込んだものだったり。

 

スタジオでもこのローチョコが用意されていて、MCのお二人も食べていました。

 

三浦「味わいが優しいですね」

JUJU「食べたことがないです、本当に」

 

バイヤーさんは、ローチョコのことを「チョコレート界の精進料理」と表現していました。

「豆感」が強く、豆腐のお菓子のような凄くソフトなチョコレートで、健康志向が強いオーストラリアならではのものだとのことでした。

なるほど。

 

食べたことがないのでわかりませんけど、いわゆる甘〜いチョコレートを想像して食べるとガッカリするくらい、砂糖の甘みはないのでしょうね。

どんな味なのでしょう、食べてみたいです。

 

極上ミルクチョコ

素敵でおいしいメルボルン&野生の島タスマニアへ (旅のヒントBOOK)

また、バイヤーさんがタスマニアへ行って、極上のミルクチョコに出会っていました。

たどり着いた先にはたくさんの乳牛が。牧場。

タスマニアは水と空気が最も綺麗な場所と言われているそうです。

 

「チョコレートって、カカオと砂糖とミルクってシンプルな素材なんで、ミルクってめちゃめちゃ大事なんですよ」

 

……だそうです。

 

ここ最近はカカオのこだわりがチョコのトレンドでしたが、これからはミルクが来ると。

 

確かに、突き詰めていけば素材の差が味の差となって現れるでしょうね。

ここ5年くらいでしょうか、「ビーントゥーバー」というワードが東京を中心にチラホラ聞かれましたけど、これからは牛乳のこだわりも重要になってきそうです。

 

ミルクは産地で作るのが最強?

ミルクは輸送の振動が成分的に良くない、とバイヤーさんは仰っていました。

分離するから?

 

何でミルクの加工品が産地で美味しいか?

それはミルクが振動していないからだそう。

 

だからオーストラリアでミルクチョコレートを探すならタスマニアになるみたいですね。

牧場が多いから?

日本でも牧場がミルクチョコレートを作れば最強でしょうか。

チョコレート屋さんがそのために牧場を経営するとか?

 

タスマニアで出会った天才ショコラティエ

バイヤーさんが極上のミルクチョコに出会っていたのもタスマニアでした。

それはショコラティエの「ディミトリ・スメト」さんが作ったチョコ。

 

www.coalriverfarm.com.au

 

商品のパッケージには『COAL RIVER FARM』と書かれていました。

スメトさんが働いている場所でしょうか。

英語の「coal」とは日本語で「石炭」の意味ですね。

炭鉱があったのかもしれません。

 

スメトさんのチョコ作りを支えているのが、毎日送られてくる新鮮な生クリームとミルクです。

タスマニアは大自然に囲まれているため、牛も良い環境で暮らしている、だから生クリームもミルクも高品質だと言うのです。

映像を見ると、スメトさんの使っている牛乳の色が濃いこと、黄色っぽいんですよね。

 

スメトさんは、ゴマを使ったものをバイヤーさんに出していました。

ゴマチョコの上の層は、なんとお醤油味のチョコを使っています。

下の層が炒り胡麻、上の層は醤油でそれぞれ味付けをしたチョコ。

 

食べた感想は、醤油が主張しているのではなくて、塩加減に使ってはります、絶妙なハーモニーで素晴らしい(味)とのこと。

「天才です。“おった!”って感じ」とスメトさんを大絶賛していましたね。

 

それと「ラズベリーの板チョコ」も。

ドライフルーツが乗っています。

 

タスマニア産のミルクの甘さと、果物の酸味のバランスが絶妙だそう。

 

「いちごミルクの塊みたいな」

「それだけじゃなくてサクサクの歯応えを入れているから、さらにまんまじゃないっていうか楽しみがあります」

「食べる楽しみが“こう来たか”っていう」

 

とバイヤーさんは感想を述べていました。

 

画面にはオレンジや、紫色のあれは何でしょう……ラベンダーでしょうか、のドライフルーツやドライフラワーが乗った板チョコも見えました。

上記Webサイトの販売ページを見ると、9.50(オーストラリア)ドルと書かれていたので、およそ800円ですか。

私は、ラベンダーも良いですけど、オレンジがとても美味しそうに見えました。

 

三浦「食べ応えがあって、凄くいい。絶対これ! 確かに絶妙な食感と、舌触りがあって、香りと、しつこくない感じ」

JUJU「ミルクの美味しさがすっごい出ています」

三浦「パーフェクトだ」

 

とのこと。絶賛です。

 

スメトさんは、オーストラリアに来る6年前まではベルギーで修行をしていたそうです。

オーストラリアは移民が多く、自分のバックボーンをプラスしながら切磋琢磨している、それが「多様性」を生んでいる、色々違うけれども素晴らしいと。

それがオーストラリアのチョコレートにも現れていることが魅力みたいですね。

 

おわりに

今回の「激うま&激レア!極上のオーガニックチョコ」の回は、2018年7月30日月曜日11:55から再放送されるので、見逃した方やこの記事を読んで気になった方は是非ご覧になってください。

いやいや、スメトさんの作るチョコを食べてみたいですね。

特に板チョコを。

何せ天才ですから。

 

などと書きながら今日も明治の板チョコをポリポリ食べます。

 

スポンサーリンク