ディスディスブログ

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閣下登場!竜造寺がネビュラウェポンと戦わない理由を考えました - アニメ『プラネット・ウィズ』3話の感想

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毎週日曜日22:30より、TOKYO MXにてアニメ『プラネット・ウィズ』が放送されています。

2018年7月22日の放送は第3話「復讐者・1」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『プラネット・ウィズ』

TVアニメ「プラネット・ウィズ」公式サイト

 

2018年7月22日の放送は第3話「復讐者・1」でした。

 

主な登場人物

備忘録を兼ねたアニメ『プラネット・ウィズ』の主な登場人物です。

 

主人公陣営

主人公陣営のキャラクターです。

主人公は「黒井宗矢(くろい・そうや)」、転校してきて間もない高校生です。

記憶喪失に陥っており、気がついていたら後述する「銀子」と「先生」とアパート暮らしをしていました。

 

ヒロイン(?)は「高天原のぞみ(たかまがはら・のぞみ)」、宗矢のクラスの委員長で、何かと宗矢のことを気にかけてくれるメガネっ娘。

主人公陣営に書いていますけど、のぞみが宗矢たちの正体を知ったときにどちら側に付くかは現状不明。

 

「黒井銀子(くろい・ぎんこ)」、宗矢と先生と暮らす謎のゴスロリ少女です。

宗矢と先生の料理、それと先生の言葉の通訳を担当しています。

「先生(せんせい)」、宗矢と銀子と暮らす人間サイズの猫ような姿をした何かです。

そのほとんどが謎で、キャベツと二次元美少女をこよなく愛しています。

 

「国民安全管理局」陣営

宗矢たちと敵対する「国民安全管理局」の陣営です。

後述する特殊防衛課の7人のサイキッカー「グランドパラディン」を指揮するのが「竜造寺隆(りゅうぞうじ・たかし)」です。

竜造寺の秘書?参謀?の「白石こがね(しらいし・こがね)」。

 

 「グランドパラディン」の7人のサイキッカーです。

「虎居英雄(とらい・ひでお)」、1話で宗矢たちと戦い、ロボットになる(?)力を奪われた、元(?)消防士です。

他、「因幡美羽(いなば・みう)」と「能代晴海(くましろ・はるみ)」、「根津屋正義(ねずや・ジャッジメント)」、「鷹取紅華(たかとり・べにか)」、「羊谷葉介(ひつじたに・ようすけ)」、「竜造寺岳蔵(りゅうぞうじ・たけぞう)」がいます。

グランドパラディンのお爺ちゃん、竜造寺岳蔵はグランドパラディン指揮者・竜造寺隆の父親のようです。

 

3話「復讐者・1」

2話は、虎居に続いてグランドパラディンの因幡を倒した宗矢たちに、グランドパラディンと彼らを指揮する竜造寺隆やって来て、宗矢たちが囲まれたところで終わっていました。

 

侵略者じゃなく復讐者

先生と銀子は一時撤退を申し出ましたが、冷静さを欠いている宗矢はそれを断り、熊代晴海の念動巨神装甲と戦いを始めました。

 

「俺は侵略者じゃねえ!復讐者だ!!」

「俺の星を滅ぼした竜の力を使う奴は全員ぶっ倒す!!」

 

熊代としても仲の良い因幡美羽が倒され、彼女のサイキック能力の源である「小瓶」を奪われたことで、何としても宗矢を倒そうと感じているようです。

戦いは宗矢が押し気味に進め、熊代のロボットの両腕を破壊した隙に、宗矢が竜造寺を倒そうと襲いかかります。

 

竜造寺はドラゴンがモチーフ

宗矢が迫ると、竜造寺は「念動巨神装甲!」と唱えロボットを呼び出して、これに対処します。

竜造寺は竜だけあってドラゴンがモチーフのロボットでした。

 

ドラゴンということは『プラネット・ウィズ』世界で初めて登場した「空想上の生物」のロボットとなります。

これまで登場した、例えば宗矢の猫型(先生型?)や、他のグランドパラディンたちの虎や兎や熊などは、実在する動物をモチーフにしたロボットでした。

 

ドラゴンのパワーは圧倒的で、先生の「ギガ・キャット・ハンマー」も片手で軽々と受け止めます。

それどころか「トール・ハンマー(ミョルニル?)」というギガキャットハンマーと同じような技で応戦し、ギガキャットハンマーを使っていた先生の右腕を破壊しています。

トールハンマーの威力は先生の右腕を破壊しただけでなく、先生の背後にあった崖をも削ってしまうほどで、まともに食らっていたらひとたまりもなかったでしょう。

 

竜造寺はなぜネビュラウェポンと戦わないのか?

その後も、竜造寺のロボットの圧倒的なスピードとパワーを前に何もすることができない宗矢と先生、竜造寺にとどめを刺されそうになります。

万事休すかと思われたそのとき、突然に彼らのいる上空が一部光って、そこから巨大な先生のような猫型のネビュラウェポンが出現しました。

 

巨大先生は地面に降りるや、宗矢を含めた先生を手でつかんで口へと放り入れ、銀子も自ら巨大先生の口の中に飛び込みます。

口の中は異空間になっているようで、そこからエスケープしたようです。

巨大先生は宗矢たちを食べ終えると、地面に腰を下ろして後ろ足で頬をかいてリラックスしています。

 

巨大先生はネビュラウェポンですからグランドパラディンの掃討対象です。

ところが、竜造寺は巨大先生に対して手を出さず、グランドパラディンに撤退命令を下しました。

あれだけの力を持っていてどうして倒さないのか?

グランドパラディンのメンバーたちも疑問を抱いていましたが、竜造寺には何やら秘密がありそうです。

 

巨大先生の正体は?

このネビュラウェポンの巨大先生は何なのか?

それは後に先生が教えてくれています。

 

巨大先生の正体は、先生の宇宙船で、船とアパートはショートワープでつながっている、のだそうです。

猫型宇宙船、乗ってみたいです。

 

閣下登場!

場面転換し、ある舞台の上ではホワイトボードが置かれ、包帯で巻かれた右腕(骨折?)を固定して先生と、犬の着ぐるみ「閣下」が議論を交わしています。

この先生と閣下の会話は非常に重要そうです。

 

このとき、宗矢は一人で劇場の座席に座って、ケンタッキーフライドチキン的なチキンを腿の上に乗せ、2人のやり取りを観ています。

 

犬「失態だぞ。シリウス人の子どもに振り回されるのだ(か)」

犬「ネビュラ唯一の武力である我ら『着ぐるみ族』の名誉に傷がつく」

犬「だいたいシリウス人などいつまで手元に置いておく気だ?」

犬「罪滅ぼしのつもりか?」

 

猫「あの子の力は有用だ」

猫「ネビュラ加入種族にはない、あの子の闘争心とサイキックが私の力を増幅してくれる」

 

犬「だが暴走した」

犬「なぜシリウスが滅びたか、わかるというものだ」

 

猫「シリウスが滅びたのは私が彼らを救えなかったからだ」

 

犬「違う!」

犬「彼らが闘争心の赴くままに力の進化を遂げたからだ」

犬「ああなる前に封印すべきだった」

 

猫「封印された種族は進化の道を閉ざされる」

猫「それは愛の進化種族の選択として正しいのかな?」

 

犬「滅びるよりは悲しくないさ」

 

猫「私は彼らを地球人を見守りたい」

 

犬「シリウス同様滅びるまでか?」

犬「それは悪趣味というものだ」

(そう言いながらドラゴンの模型を地球儀に近づける)

 

猫「(模型を取り上げながら)竜はもういない!」

猫「シリウスのようにはならない」

 

犬「だが地球人は竜の力を使った」

犬「暴走は時間の問題だ」

 

猫「だから竜の力の回収を急いでいる」

猫「少し待て」

 

犬「待てぬ」

犬「シリウスのことはもう忘れろ」

犬「責任を感じるのは傲慢というものだ」

 

猫「私は……」

 

???「閣下、そろそろ」

 

犬「時間だ……」

犬「さらばだ、混沌の黒の穏健派」

 

猫「そうか……」

猫「ではな、潔癖の白の封印派」

 

というところで、宗矢がフライドチキンを食べようとして、でも食べられずに目が覚めると、宗矢はアパートの自分の部屋に敷かれた布団で寝ながら、掛け布団の端をかじっていました。

あれは宗矢の夢だったのか、それとも異世界に通じていたのかは不明。

夢だとしてもただの夢ではないはず。

 

ここで、先生と閣下が「着ぐるみ族」であること、宗矢がシリウス(星)人であることが判明しました。

穏健派と封印派については前回も語られていましたが、それがより具体的になっていました。

宗矢が宇宙人であることは1話冒頭で示唆がありましたね。

 

閣下の狙い

先生と閣下のやり取りで少し感じられたことがあります。

あくまで私の想像なので当たっているかは不明です。

 

竜造寺たちはどうやって念動巨神装甲を呼び出す念動力を手に入れたのでしょう。

ということを前回の感想で書いています。

その理由がわかった気がします。

 

念動力のことを先生たちは「竜の力」と表現していました。

竜の力は宗矢たち「シリウス人」というか「シリウス星人」を滅ぼした力のようです。

1話冒頭の、宗矢のフラッシュバックの内容ですね。

 

あの竜の力を竜造寺に与えた存在、それは閣下たち封印派ではないでしょうか。

 

あえて、地球人に竜の力を与えて、彼らが暴走したところに自分たちが現れ、竜の力を封印する。

いわば偽善的な「自作自演」、「マッチポンプ」です。

 

どうしてそんなことをしたのか?

手っ取り早く地球を自分たち「ネビュラ」の支配下に収めたいから?

この点はまだわからないです。

 

竜造寺に力を与えた存在が閣下たち封印派だとします。

とすれば、先ほど書いた巨大先生のネビュラウェポンを自らの手で倒そうとしなった理由も頷けます。

自分に力を授けた存在に牙をむく行為になりますから。

部下たちには倒させているのですけど、竜造寺自らはネビュラウェポンに手を出せない契約になっているのかもしれません。

 

女性の声の正体は誰?

私が封印派のマッチポンプ説を考えている理由の一つが、先ほどの先生と閣下の会話の終盤に登場した、閣下を呼ぶ人の声です。

あれは女性の声でした。

女性の声の主はおそらく、いつも竜造寺の秘書のように側にいる「白石こがね」ではないかと思われます。

白石は秘書でもあるのでしょうけど、本来は竜造寺と閣下を間をつなぐ、閣下のパートナー的な存在なのではないでしょうか。

宗矢と先生をつなぐ銀子のような役割。

 

宗矢は肉を食べられない理由は何?

毎回、宗矢が肉を食べられないことにも、絶対に何らかの理由があるはずです。

それも物語上とても重要な。

例えば、宗矢が肉を食べることで、彼の中に封印されている「竜の力」が目覚めてしまう的なことがありそう。

 

銀子は毎日宗矢に作る料理で、頑なまでに食材に肉を使いません。

あれは銀子が野菜好きということもあるのでしょうけど、何としても宗矢に肉を食べさせてはいけない理由があるのではないかなと思っています。

 

おわりに

次に熊代との戦いがあり、オカルト研究会のせんぱいである「根津屋正義」との戦いにもなるのでしょうか?

 

でも、ジャッジメントぱいせん、3話ラストで赤ちゃんが逆さまになったようなネビュラウェポンの精神攻撃を受けて気を失っていたようでしたが……。

熊代さんと同じようにネビュラウェポンの中に侵入しましたが、見る幻覚は人それぞれ異なるっぽいですね。

 

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