ディスディスブログ

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「3月うさぎ」の元ネタは『不思議の国のアリス』。光江さんがデレて鈴愛を○長にするそうです - 朝ドラ『半分、青い。』96話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年7月21日放送の96話は光江さんがデレた……のでしょうか?

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第16週「抱きしめたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年7月16日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第16週「抱きしめたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は1999年(平成11年)。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第14週現在25歳と思われます。

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という架空の町の、梟(ふくろう)商店街という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

 

1999年秋、第14週途中で鈴愛は漫画家を辞めていて、東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」を出ています。

漫画家を辞めた鈴愛は東京某所にある古い風呂なしアパートに住み、100円均一ショップ「大納言(だいなごん)」でアルバイトをして生計を立てています。

かつてのアシスタント仲間の、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは今でも交流があるようです。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」は……?

 

大納言の雇われ店長は「田辺一郎(たなべ・いちろう、演:嶋田久作)」、オーナーは藤村三姉妹です。

三姉妹は次女「藤村光江(ふじむら・みつえ、演:キムラ緑子)」と三女「藤村麦(ふじむら・むぎ、演:麻生祐未9」と末っ子「藤村めあり(ふじむら・めあり、演:須藤理彩)」。

大納言は100均になる前はオーダーメイドの帽子屋で、光江は帽子教室「3月うさぎ」を開いていて、麦は野鳥オタク、めありは不明です。

 

三姉妹の甥が、リョウちゃんこと「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」、漫画家「鈴愛スズメ」の大ファンでもあります。

涼次が師事しているのが映画会社「クールフラット」の代表で映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」です。

15週でリョウちゃんが鈴愛にプロポーズし、鈴愛もそれを受け入れ2人は結婚することになりました。

 

大納言改造計画?

夫婦喧嘩というか、リョウちゃんが酔っ払って帰ってきたのを鈴愛が怒った翌日、鈴愛は「大納言」でアルバイト(パート?)をしています。

田辺店長といつものようにレジカウンターで作業をしながらの雑談で、昨晩起こったことを話しているようです。

そのときリョウちゃんが罪滅ぼしと重箱を包んで来店しました。

 

リョウちゃんも交えて鈴愛は、大納言の改造計画というか、商品ではなく異なる「もの」を100円で売ったらどうかとアイデアを提案していました。

具体的には、ストレスの溜まったサラリーマンやOLさんがストレス解消のために店内で廃棄処分のお皿を割るとか、リョウちゃんが自分に歌ってくれたように店で歌を歌って聴衆から100円を徴収するとか、これ100円で売っても良いよと言う人が品物を持ってきて、それを100円で買っても良いよという人が買う場を提供するとか、鏡を見ると「今日も綺麗だね」とイケメンの声で言ってくれるとか(これは100円とどうつながるかよくわからないですが)。

サービスや場所を売るということですね。

 

しかし、田辺店長からはそんな簡単じゃないとダメ出しをされました。

というのも、大納言はフランチャイズのチェーン店だから。

企業として月々の販売計画を立てて、販売する商品を決めて、決められた棚に決められた商品を決められたように陳列する、そう出来ているのだと。

まぁそうですよね。

 

帽子屋「3月うさぎ」の由来

夜、鈴愛は光江さんに呼ばれて母屋の光江さんの部屋へ赴きました。

光江さんはリョウちゃんから、楡野スズメ作「一瞬に咲け」を勧められて読んで感動をしたそうです。

光江さんはこんな良い漫画を描けるのにどうして辞めたのかと聞くと、鈴愛は「潮時かな」と思ってと答えます。

光江さんも3年前に父の世代から続いていたオーダーメイドの帽子屋「3月うさぎ」を閉店して、100均の「大納言」にした経験がありますから、鈴愛の気持ちはわかるみたいです。

その流れから、光江さんは「3月うさぎ」の店名の由来を話していました。

 

不思議の国のアリス (角川文庫)

「『不思議の国のアリス』でな、帽子屋と三月ウサギとアリスがお茶をするシーンがある。そっからお父ちゃんが取った」

 

そう光江さんは言っています。

元ネタは「不思議の国のアリス」でしたか。

私は読んだことがないのですよねぇ。

 

鈴愛が○長に?

光江さんは田辺店長から、昼間、店で鈴愛が話していた大納言の商品展開のアイデアを色々としていたことを聞いたそうです。

話を聞いた光江さんは、これを機会にフランチャイズなんてものは止める決断をしました。

大納言なんてけったいな名前も終わり、「3月うさぎ」みたいな素敵な名前を2人で一緒に考えようと。

 

「あんたが店長や!」

「あんたにあの店任せてみよう思って、あんたがあの店の社長や!」

 

と、「ダンディ坂野」さんのゲッツ!!ばりに両手人差し指を鈴愛に向けながら、鈴愛を新しいお店の店長・社長に任命していました。

 

秋風羽織の愛

前後して、鈴愛が色々な商品展開のアイデアを提案していた後、リョウちゃんが鈴愛に鈴愛は秋風羽織に守られていたんだということを言っていました。

鈴愛は、何も考えないでただ言われただけのことをする仕事より、何もないところからでも自分で、自分の力で考えて生み出したいと考えるタイプです。

漫画もそう。

でもそれは秋風に守られていたから、鈴愛の描きたいように描けたんじゃないかとリョウちゃんは言うのです。

映画もそうだけど、漫画も普通は編集者、その後ろにいる出版社から物語はこうした方が良い、こういうネタを描け、こういうヒロインを登場させろ、今の流行りはこうだと色々注文をつけてくるものだ。

出版社もビジネスとしていやっているのだから、と。

でも鈴愛は自由に描けた、それは秋風が鈴愛が自由に描けるように編集者や出版社に掛け合ったりしてくれていたからじゃないかな、とリョウちゃんは言うのです。

 

鈴愛は仕事帰りに「喫茶おもかげ」に寄り、菱本さんを呼んでいました。

秋風も呼んでいたようですけど、仕事で来られなかったそう。

どうして菱本さんを呼び出したのか、それはリョウちゃんが言っていたことが本当かどうか確かめたかったからですね。

 

菱本さんはその通りだと答えています。

今だから話すけどと前置きした上で……

「一瞬に咲け」も中盤になって、読者アンケートの結果が思わしくなくなってきた頃、出版社から内容変更の打診があったそう。

 

花より男子(だんご) (1) (マーガレットコミックス (2028))

イケメンたちに囲まれるヒロインのコメディにしてくれと。

「花男」的な。

「花より男子」ですね。

 

しかし、秋風はそれでは「一瞬に咲け」ではない、あの物語はそんな風にしてはいけないと最後まで戦って、鈴愛と作品をも守っていたのだと菱本さんは教えてくれました。

 

また菱本さんは、自分の空を見つけなさい、と鈴愛を励ましています。

私は私の人生を晴らしたい、曇り空を晴らしたい、私は私の人生を生きる。

かつてそう言って漫画家への道を本格的に歩み始めた鈴愛です。

100円ショップで働くことが自分の空を見つけて飛ぶことなのかと菱本は言っているのでしょうか。

新しいお店を開くことが自分の空でもないような気もしますが……?

 

おわりに

店を変えることはちょっと予想外でした。

でもこのまま100均をやっていても、ドラマ的に手詰まり感がありましたから、変えていかなければならなかったでしょう。

 

さて、次週は第17週「支えたい!」です。

リョウちゃんが監督デビューするのかしないのか、というところまで話が進んでいるみたいです。

脚本を1本最後まで描き切ったということでしょうか?

三日坊主のリョウちゃんに鈴愛が助け舟を出しているのでしょうね。

ただ、元住吉祥平が何やら怪しげな動きを見せていたような……リョウちゃんを裏切るのでしょうか。

 

それと鈴愛が妊娠していました。

2人で岐阜に帰っているようでしたから、離婚はまだしていません。

 

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