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リョウちゃんが笑うのはわかる。葬式などで笑ってはいけないと思うと余計におかしくなる奴です - 朝ドラ『半分、青い。』90話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年7月14日放送の90話は娘さんを僕にください回でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第15週「すがりたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年7月2日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第15週「すがりたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は1999年(平成11年)。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第14週現在25歳と思われます。

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という架空の町の、梟(ふくろう)商店街という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

 

1999年秋、第14週途中で鈴愛は漫画家を辞めていて、東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」を出ています。

漫画家を辞めた鈴愛は東京某所にある古い風呂なしアパートに住み、100円均一ショップ「大納言(だいなごん)」でアルバイトをして生計を立てています。

かつてのアシスタント仲間の、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは今でも交流があるようです。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」は……?

 

大納言の雇われ店長は「田辺一郎(たなべ・いちろう、演:嶋田久作)」、オーナーは藤村三姉妹です。

三姉妹は次女「藤村光江(ふじむら・みつえ、演:キムラ緑子)」と三女「藤村麦(ふじむら・むぎ、演:麻生祐未9」と末っ子「藤村めあり(ふじむら・めあり、演:須藤理彩)」。

大納言は100均になる前はオーダーメイドの帽子屋で、光江は帽子教室「3月うさぎ」を開いていて、麦は野鳥オタク、めありは不明です。

 

三姉妹の甥が、「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」、漫画家「鈴愛スズメ」の大ファンでもあります。

涼次が師事しているのが映画会社「クールフラット」の代表で映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」です。

 

「僕は。」の元ネタは何?

前回88話で鈴愛がリョウちゃんこと涼次からプロポーズをされ、それを受け入れて結婚することになりました。

鈴愛がリョウちゃんの家に初めて行くことになり、お泊りセットを用意して意気揚々と家に向かいました。

が、リョウちゃん宅には元住吉祥平がいました。

鈴愛はリョウちゃんから祥平と同居していることを知らされずにいたので、その落胆からか名字が変とか粉(コナ?)のコーヒーは飲まないとかエアコンないのかとか悪態をついていました。

結局は、なんだかんだあって祥平が折れる格好となり、ふとつぶやいた言葉が鈴愛の心に引っかかりました。

 

私は、少し寂しかったのかもしれない

私は、弱虫だったのかもしれない

 

祥平はそう言ったのですね。

 

dysdis.hatenablog.com

 

そう、これは鈴愛がリョウちゃんを好きになるきっかけになったポエム「僕は。」に似ているのです。

鈴愛は暗記した「僕は。」を詠むと、祥平はどうしてそれを知っているのかと驚きます。

というのも、そのポエムは自身の次回作『追憶のかたつむり2』の冒頭で使う予定のナレーションだったからです。

どうやら、リョウちゃんはそのポエムがとても素敵だったので、紙に書き留めて手帳に挟んでいたのだそう。

 

涼次の母はマイコ

後日、リョウちゃんが藤村の家に行って、三姉妹に鈴愛との結婚を報告しています。

そこで次女の光江さんは、リョウちゃんにリョウちゃん名義の預金通帳と判子を差し出しました。

 

「マイコ姉ちゃんの残していったお金」

 

と言っていたので、姉妹の長女、つまりリョウちゃんの母の名前は「マイコ」だと判明しています。

マイコの漢字は「舞子」でしょうか、それとも「麻衣子」でしょうか?

 

預金は母が遺してくれたもの以外にも光江さんが少し色を付けてくれたみたいで。

 

草太の相手はヒカリさん

前回89話では、鈴愛の弟・草太も姉が家族にもたらした混乱に乗じて結婚をしようとしています。

相手は10歳年上のバツイチ子持ちです。

祖父の仙吉さんにだけは既に明かしていて、今回も仙吉と作戦会議を開いていました。

というか仙吉さんが草太の部屋に押しかけていました。

 

仙吉さんが言うには、相手の女性は「ヒカリ」さんといって、子どもは7歳とのことです。

漢字は「光」でしょうか? それとも平仮名やカタカナでしょうか?

 

「草太の意中の人は、40も近いという、バツイチ子持ちの、岐阜、柳ヶ瀬のバーのママで、仙吉さんは心のどこかでというか割と真ん中辺で、孫は騙されているのではないかと思っていました」

と、ナレーションではさらに詳細に説明が入っていました。

 

仙吉さんは、草太が鈴愛に便乗して結婚をしようとしていることに対して、鈴愛のことで晴さんも宇太郎も混乱してテンパっているから、一段落してからの方が良いのではないか、一段落すれば鈴愛も味方をしてくれるんじゃないかと提案していました。

草太もそのような気がしてきたとか何とか言っていたでしょうか。

実際のところどうなのでしょう?

ヒカリママは草太を騙そうとしているのでしょうか。

 

リョウちゃんの結婚挨拶

鈴愛とリョウちゃんが、岐阜の梟町へとやって来ました。

晴さんと宇太郎に結婚の挨拶をするためです。

リョウちゃんはスーツを着ています。

 

鈴愛の実家の居間で、リョウちゃんはもちろん、晴さんも宇太郎もド緊張。

鈴愛はリョウちゃんの隣りに座り、鈴愛の反対の隣りには仙吉さん、次に草太、晴さん、そして宇太郎の順に並んで正座をしています。

ドラマなので、カメラの正面に背中を向けて座っている人はいません。

 

ぎこちない雑談が少し交わされた後、いよいよリョウちゃんが「娘さんを僕にください」の行を言おうとすると……

いや、今の時代「ください」と言うと物かと思われるでしょうか。

「結婚させてください」の行を言おうとすると……

 

 

「娘さんを………………

 

 

………ハハハハハ!

 

と突然に笑い始めます。

 

「ごめんなさい。俺、おかしくなっちゃって」

「こういうかしこまったの……ハハハ……ツボ入っちゃった!!」

 

と、ここで90話が終わりでした。

 

リョウちゃんが笑うのはわかる

実はこのリョウちゃんの反応はわからなくないです。

葬式など、お坊さんがお経を読む以外はシーンとした場所や状況で、皆が神妙な顔つきでいることが妙に滑稽に映ってしまうこと、私も子供の頃にありました。

 

故人のことを嫌いとか何とも思っていないとかではなく、悲しい気持ちもありますし、何も面白いことなどないのですが……。

普段なら笑うようなことでもない、ちょっとしたことでおかしくなるんですよね。

笑ってはいけないと思うと余計に笑いたくなる。

あれって何なんでしょうね。

 

おわりに

次週は第16週「抱きしめたい!」です。

結婚は無事できたようですね。

また、光江さんの声で「今日からあんたが店長や」と言われていましたから、リョウちゃんか鈴愛が「大納言」の店長になるのでしょうか。

田辺さんはどうなる?

それと秋風と菱本さんが再登場するみたいですから、その点も楽しみです。

 

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