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ゼロツーが「でっかくなっちゃった」!ストレリチア 真・アパスが太陽系を越えてヴィルムと最終決戦です - アニメ『ダーリンインザフランキス』23話の感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年6月30日の放送は第23話「ダーリン・イン・ザ・フランキス」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

 

 

2018年6月30日の放送は第23話「ダーリン・イン・ザ・フランキス」でした。

スターゲイザーの意味は、星を見守る者でしょうか。

占星術師や天文学者のことを指します。

誰のことを言っているのか……?

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

11話まではココロのパートナーがフトシで、イクノのパートナーがミツルでしたが、11話でパートナーがシャッフルされました。

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスが「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼びます。

 

「9's(ナインズ)」

APE直属の親衛隊「9's(ナインズ)」。パパの手先?

「9'α(ナインアルファ)」と「9'β(ナインベータ)」「9'γ(ナインガンマ)」「9'δ(ナインデルタ)」「9'ε(ナインイプシロン)」「9'ζ(ナインゼータ)」のようです。 

ゼロツーもかつて9'sに所属していて、そのときのコードネームは「9'ι(ナインイオタ)」です。

 

叫竜の姫

「叫竜の姫」はコードナンバー「001」です。

赤鬼のような、ゼロツーと対になる青鬼のような存在でしょうか?

 

23話「ダーリン・イン・ザ・フランキス」

前回22話で、ヒロは「ストレリチア・アパス」に取り込まれたゼロツーのところへ行く決意を固めます。

イチゴたち他の13部隊のメンバーと、「9'α」ら「9's」のメンバー3人と、旧ナナとハチがヒロと一緒に行くと申し出て、叫竜が残した「叫竜の船」に乗り宇宙へと向かいました。

ミツルとココロ(とお腹の赤ちゃん)、新ナナたちは地球に残ることに。

火星宙域では既に叫竜艦隊と「VIRM(ヴィルム)」との大規模戦闘が始まっています。

 

ゴローの声が違う!

ゴローの声優さんが変更になっていました。

twitter.com

 

22話までの担当CVは「梅原裕一郎」さんでした。

 

twitter.com

 

23話のクレジットには「濱野大輝」さんの名前が表示されていたでしょうか。

調べたところ、梅原裕一郎さんは何でも「急性散在性脳脊髄炎」の治療のため声優業を休業されているそうです。

 

ヒロとナインアルファ

宙域へと到達してからだったのでしょうか、コドモたちはそれぞれのフランクスに乗って出撃。

しかしヒロはパートナーがいませんし、フランクスもありません。

どうするのか?

と思ったら、何とヒロはナインアルファと組んで、ナインアルファが乗っていたフランクスに乗っていました。

ナインアルファたちナインズは「ピスティルにもステイメンにもなれる」のだそうです。

また、初めてペアを組んだにもかかわらず、ヒロは違和感もなくフランクスを操縦できています。

なぜ2人がコネクトできるのかというと、彼らはゼロツーの「クローン」だから。

 

ナインアルファの死

ナナから肉体の衰弱が顕著だと注意されていたナインアルファは、以下のような独り言を吐いていました。

 

「皮肉なもんだね、最後のパートナーが人間だなんて」

 

……死ぬ気満々です。

何もしなくてももう先が長くないと思われ、またそのことを自分自身自覚しているようでしたから……。

 

実際に、ヒロとナインアルファの乗ったフランクスがストレリチア・アパスにたどり着いたときに、ヒロとゼロツーを守るため(?)に、2人を会わせまいと阻もうと襲いかかるヴィルムの人型と一緒に自爆していました……。

ナインアルファ死亡(たぶん)。

 

子どもたちはその道を選んだ

戦う人間と叫竜の前に元パパの2人、ヴィルムの思念体が現れました。

 

A「抵抗を止めよ」

B「このような争いに何の意味があるというのか」

A「すべての生命体は我らと一つに溶け合う」

B「凪のような快楽に身を委ねよ」

A「そこには憎しみもなく、種としての別け隔てもない」

B「叫竜、人間、そのような括りも消滅する。全て平等」

A「その先に待つのは、永久に続く安らかな眠りであると同時に、永久に続く進化である」

B「それを否定し自ら滅びの道を歩むことはあまりにも愚かだ」

A「さあ、我らと一つに!」

 

そういう誘惑の言葉を人間たちに投げかけています。

 

ハチは「オトナが聞いたらそれは理想郷になり得たかもしれないな」と言います。

ナナも「でもそこは子どもたちの居場所じゃない。あの生命の煌めきは、凪のような快楽の中では生まれないわ」と続けます。

 

ハチ「それが良いか悪いかではない。ただ子どもたちは人類はその道を選んだのだ」

 

人類と叫竜の意思は決まっています。

たぶんですけど、ここの台詞の「子ども」はもはや「コドモ」ではないでしょう。

パパの言葉を何も疑わず従うだけの子どもではないのですから。

 

ミツルとココロ

ミツルとココロは地球に残っています。

子どもがお腹に宿っている身でありながらゼロツーを守っています。

ココロは何もない何もできない、だからせめてゼロツーの側にいてあげたいと言うのです。

 

ココロはミツルの子をお腹に身ごもっていて、しかしパパたちによってミツルとの記憶を消されてしまっています。

しかもココロは子どもができたことでパラサイトとしての適性を失っています。

そんな自分でも、というかそんな自分だからせめてゼロツーは守りたいと。

 

ミツルは地球に残ってココロを守るとヒロたちに宣言して残りました。

彼なりの戦いがあるのです。

ココロが子どもがお腹にいるのにゼロツーを守りたいと言うと、それなら自分もココロとゼロツーを支えますと言うのですが……

ココロは放って置いて、責任を感じる必要はないと突き放そうとします。

ココロが何もないというなら自分にだって何もない、でも自分は自分が生きる理由を見つけたのだと答えました。

ココロと子どもの未来を守ること。

自分は弱いし、まだ好きという感情も芽生えていないけど、そんな自分でもココロと二人なら歩いていける、そう思えたのだと言って、彼はココロに手のひらを見せました。

手のひらには結婚指輪がありました。

記憶なんてなくてもまた一から始めればいいと。

 

ココロも実は持っていました、結婚指輪を。

二人は手を取り指を絡め、お互いの名前を大声で泣き叫ぶように呼び合って、存在を確かめ合っていました。

 

ストレリチア 真・アパス

イチゴたちコドモや、ナインズの協力があって、ようやく2人は再び(何度目でしたっけ)出会うことができました。

ストレリチアのコクピットの中にはいったものの、そこにはゼロツーの姿はなく、代わりに彼女がいたところには「触手」のようなものが多数伸びています。

触手たちがヒロを包んだときに、ヒロとゼロツーの会話が始まりました。

ナウシカと王蟲の会話みたいな。

 

おそらくゼロツーとの精神の会話で、ヒロがゼロツーの思考に入り込んでいるようなシーンへと変わりました。

そこはまるで絵本『まものと王子様』の絵の中にいるかのようで、赤鬼のような幼少期のゼロツーが一人佇んでいました。

 

『まものと王子様』の魔物の姫のように、王子様(ヒロ)の前から姿を消してしまったゼロツーでしたが、ヒロは会いに来ました。

どうして置いて行ってしまったのかと聞くヒロに、ゼロツーはダーリンには人間のままでいて欲しいと答えます。

ダーリンとは一緒にいられない、いちゃいけないんだと。

ヒロはゼロツーが描いていた『まものと王子様』の絵本の最後の1ページが白かったことを指摘します。

オリジナルの絵本は確か幼いゼロツーが食べてしまっていて、それを復元しようと自ら描いていたのです。

 

「一人で飛び立たないで俺を君の隣に置いて欲しい」

「二人で絵本の最後を描き換えよう」

 

「ダーリン……」と言いながら涙を流すゼロツーの思念(?)

地球に残っていた肉体のゼロツー、それまで精神が抜かれていて無表情でしたが、口元が笑っています。

その直後にゼロツーの身体が光ると、足元から彼女の色が失われグレーに変色していきます。

思念のゼロツーが徐々に今のゼロツーの形に変わっていき、ヒロと手を取り、そして抱き合います。

2人が光りに包まれて、光の鳥となって、絵本の空を羽ばたいていきました。

 

すると、ストレリチア・アパスの身体が巨大なゼロツーへと変わります。

ストレリチアの装甲が鎧のような、装甲がまるでウェディングドレスのような、巨大なゼロツーです。

 

 

ストレリチア 真・アパス

 

とテロップが表示されていました。

 

ストレリチア 真・アパスはヴィルム艦隊を退け、守勢だった戦況を覆しつつあるようです。

 

ゲート

ストレリチアの真・覚醒と当時に、衛星フォボスと衛星ダイモスからビームが放出され、ビーム同士が繋がり、ワープゲートが出現しました。

昔叫竜人が作ったものだそう。

ストレリチア 真・アパスに乗ったヒロは、これからこのゲートをくぐって太陽系の外まで行き、ヴィルムの本体と決着を付ける、とイチゴたちに宣言します。

アパスとゲートのシステムは連動していて、ヒロにもゼロツーにも止められないし、ゲートはすぐに閉じてしまい、またゲートは真・アパスにしか耐えられない、とヒロは言います。

イチゴたちは自分たちも行くと言いますがそれは無理だと。

もう二度と地球には戻ってこない覚悟を決めて行こうとするヒロとゼロツーに、イチゴはリーダー命令を下しました。

「絶対に戻ってきなさい!」と。

 

おわりに

ということでヒロとゼロツーの物語もいよいよ次でお終いです。

しかし、マギー審司さんの「でっかくなっちゃった」みたいな、巨大ゼロツーは正直驚きました。

私はてっきり、ヒロと会えて精神がゼロツーの身体に戻って……だと思っていたのですが、まさか肉体の方が精神に近づいて行って……とは予想外です。

 

気になったことは、「ストレリチア 真・アパス」とテロップを表示していた点です。

あれは見ていて現実に戻される感覚があるので止めて欲しかったです。

 

など言いつつ、最終回は勝つ結末しかない展開なのでその点安心して見ていられそうです。

ただ、2人が地球に戻ってこられるかはわかりませんし、戻ってこられるにしてもいつになるのか、すぐに戻ってこられるかまでわかりませんから……。

それでも、2人が戻ってきたらミツルとココロの子どもが生まれている展開と思うので、そう遠くないタイミングで戻れると思っています。

 

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