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DaSHなる人物の正体は誰か?紅莉栖の遺産のノートパソコンはパンドラの箱でした - アニメ『シュタインズゲートゼロ』10話「存在証明のパンドラ」の感想

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毎週木曜日01:35(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送されています。

2018年6月14日の放送は第10話「存在証明のパンドラ」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』

TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト

 

アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』、2018年6月14日の放送は第10話「存在証明のパンドラ」でした。

 

10話「存在証明のパンドラ」

前回9話では「α世界線」で「牧瀬紅莉栖(まきせ・くりす)」と再会し、紅莉栖に力を借りて再び「β世界線」へと戻ってきた本作の主人公「岡部倫太郎(おかべ・りんたろう)」、それまでとは異なり積極的に行動を始めました。

今回でいえば、人工知能AI「アマデウス」のアプリケーションを自分のスマホに再インストールしていました。

「受け入れて進むしかない」と。

 

紅莉栖のノートパソコン

「アマデウス」の開発者の一人で、ヴィクトルコンドリア大「アレクシス・レスキネン」教授の部下「比屋定真帆(ひやじょう・まほ)」は、紅莉栖からある遺品を託されていたようです。

紅莉栖の遺品とは「ノートパソコン」。

紅莉栖が使っていたノートパソコンには彼女の思考が詰まっています。

前回、岡部が真帆に、紅莉栖の論文のメモやスタンドアローンのデータを持っていないか、と聞いていました。

持っていないと答えた真帆でしたが、持っていたのですね。

 

そのことを、真帆は誰にも話してこなかったのですが今回、岡部に白状しています。

 

これはロシアと、アメリカの「DURPA(ダーパ)」か「ストラトフォー」か他の組織か現状定かではありません、奴らが欲しがっているものです。

「SERN」も、かもしれません。

紅莉栖はタイムマシンを作る理論を持っている、それは既に知られています。

彼女のノートパソコンには彼女の思考が眠っており、その中には必ずタイムマシン理論がある、そう考えられているのでしょう。

 

だから前回、ノートパソコンを持つ真帆が泊まるホテルの部屋が狙われました。

 

そのため真帆は前回途中から「フェイリス・ニャンニャン」の実家のあるマンションの一室に移っています。

 

さらに真帆は「桐生萌郁(きりゅう・もえか)」をボディガードに雇って、彼女と同居しているようです。

 

モーツァルトとサリエリ

アマデウス [DVD]

真帆は秋葉原のでしたか、コインロッカーにノートパソコンを保管していました。

そのときに紅莉栖と自分自身を、モーツァルトとサリエリに例えていました。

あまりに優秀な後輩・紅莉栖に対して、真帆は憧れと尊敬の念を抱くと同時に、彼女への劣等感から嫉妬心を持っていたようです。

紅莉栖がモーツァルト、自分がサリエリ。

サリエリは真帆の大学時代のユーザー名でもあるそうです。

 

サリエリに関する事柄で最も有名なのはモーツァルトと対立したことであり、1820年代のウィーンでは、サリエリがモーツァルトから盗作したり、毒殺しようとしたと非難するスキャンダルが起こった。

(略)

但し、映画『アマデウス』などで描かれているような、彼が精神病院で余生を閉じたり、モーツァルトを死に追いやったと告白する場面は当時のスキャンダラスな風聞を元にしており事実とは大きく異なる。

 

- アントニオ・サリエリ - Wikipedia

アントニオ・サリエリのWikipediaにはこのように書かれてています。

モーツァルトとサリエリの間には色々あったみたいですね。

「アマデウス・モーツァルトによって人生を狂わされた男」と真帆は表現していました。

 

@ちゃんねるマスコット

岡部と真帆(とアマデウス紅莉栖)は「秋葉原デート」をしていました。

少なくとも岡部はデートという認識を持っていないでしょうけど、傍目にはデートそのものでしたね。

 

2人は「UFOキャッチャー」をやっています。

景品が「@ちゃんねる」のマスコットキャラクターのぬいぐるみ。

これは紅莉栖が気に入っていてベッドに置いていたほどだそう。

 

しかし紅莉栖の死後、紅莉栖の母親が「これは(紅莉栖が)気に入っていたから」と言って、紅莉栖のベッドルームに飾っていたそうです。

でも火事で燃えてしまった、と真帆は話していました。

 

この火事は覚えておいた方が良いかなと思うので、ここに書いておきましょう。

 

ちなみに、@ちゃんねるは某巨大掲示板のことで、無印シュタゲでは「橋田至(はしだ・いたる)」も岡部も紅莉栖も「ねらー」だったことがわかっています。

当然その記憶データはアマデウス紅莉栖に受け継がれていますから……ぬるぽと言われればガッと、反射的に答えてしまうのですね。

 

紅莉栖のノートパソコンは「パンドラの箱」

パンドラの匣 (新潮文庫)

真帆はアメリカに帰る前に行っておきたい場所があると、岡部に案内してもらい「ラジ館」の紅莉栖の殺害現場へと向かいました。

その階段に座って2人で話しているときに、真帆が不味い行動を取っていたことを岡部は知ります。

 

「誰にも話さないと決めていたけどね、実は持ってるの、紅莉栖の、牧瀬紅莉栖の遺産を」

「そう、彼女のノートパソコン」

「彼女の研究データを記録し、論文を書き、プライベートなことも記録してある、彼女のパソコン」

「私のホテルに入った賊の狙いもおそらくそれよ」

「パスワードがわからなくてね、今、信頼できるところに解析に出してるわ」

 

それ絶対に信頼できないですよねー……

ということで、岡部は「駄目だ!! 」と語気を荒げて否定します。

 

「そのパソコンは『パンドラの箱』だ!!開けてはいけない!」

「中に入っているデータは世界を滅亡へと導く災厄だ!!」

「話しただろ! タイムマシンの開発を巡ってアメリカとロシアで争になっているって!!」

「パソコンに収められているであろうデータは、両国が最も欲しがっているものだ!!」

第三次世界大戦の引き金となるものなんだ!!」

 

……と大声で真帆に訴えていました。

今回はここまででした……相変わらず良い引き。

 

確か10話内で、真帆がパソコンのチャットを使って「DaSH」なるユーザと会話をしていて、その中にノートパソコンのやり取りが映っていました。

DaSHは「ロッカーから回収するんはになる」と書いていたはず。

岡部と真帆がラジ館に入ったときは既に夕方みたいでしたから、ギリギリセーフかギリギリアウトか……ですね。

 

DaSHなる人物の正体は誰なのでしょうか?

気になりすぎます。

 

おわりに

今回は最後に大きな出来事が起こりましたけど、それまでは比較的穏やかに推移していて、箸休め回的なノリでした。

しかしまぁノーパソが何者かに奪われると流石に不味いですよね……この世界線には電話レンジ(仮)もタイムリープマシンもないですから。

おそらくギリギリ守れるのではないかと思っています。

そしてそのとき敵の存在が今よりハッキリするのではないかと。

 

いや、「阿万音鈴羽(あまね・すずは)」のタイムマシンがありますから、奪われるのかもしれませんね。

で、岡部が鈴羽と2人で過去に飛ぶと。

……いやぁ、でも1回か2回しか飛べないと前回話していたので……。

 

真帆は現状、岡部が散々タイムリープしたりタイムスリップしたりしてきたことを知りません。

そのこともあって、岡部と紅莉栖の関係もよくわかっていませんし、岡部の発言の深刻さもまたわかっていないのでしょう。

それなのに岡部と同じくらい深刻さを持てというのも酷なことで、ノーパソの件は仕方がないことではあるのですよね……う〜ん。

 

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