ディスディスブログ

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律を巡って鈴愛と清が大喧嘩!鈴愛の「律は私のものだ」はまるでジャイアニズムでした - 朝ドラ『半分、青い。』60話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年6月9日放送の60話は律を巡る鈴愛と清の女の戦いでした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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『半分、青い。』第10週「息がしたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年6月4日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第10週「息がしたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は1990年(平成2年)です。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第10週現在18歳か19歳、高校を卒業した年です。

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)というおそらく実在しない町の梟(ふくろう)商店街で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

 

鈴愛は1990年現在、東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」が登場しています。

ティンカーベルには、鈴愛が律から勧められてドハマリした漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」、アシスタントにユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」等がいます。

 

律は、上京後住んでいるマンションで、同じ「セイホク大学」の法学部1年「朝井正人(あさい・まさと、演:中村倫也)」と出会っています。

9週終了時点で、鈴愛は正人と、律は「伊藤清(いとう・さや、演:古畑星夏)」と出会っていて、それぞれが付き合いそうな距離感にいます。

 

鈴愛vs.清のバトル

前回59話のラスト、鈴愛とユーコが秋風の開いたバーベキューに律を誘おうと彼のマンションの前まで来ました。

鈴愛は岐阜にいたときと同じように「マグマ大使の笛」を吹いて律を呼びます。

しかし反応はなく、帰ろうと歩き始めると、律の部屋のベランダの窓が開き、清が顔を出しました。

清は鈴愛と話したかったと言い、2人を律の部屋に招き入れます。

部屋には気まずい雰囲気が流れます。

 

2人の細かいやり取りは省略しますけど、結果として取っ組み合いの喧嘩となってしまいます。

そのときに鈴愛が言い放った言葉が……

 

律は私のものだ!!」

「生まれたときから律は私と一緒にいたんだ! 律を返せ!!」

 

……でした。

これは非常に良くない言葉ですね。

前回の感想で書いたように、私は今の段階では律は清を選ぶと思っています。

それだけにこの鈴愛の台詞は私の予想どおりの展開になりそうな言葉です。

 

「はぁ?! 何言ってんの? 律は私のもんだよ!!」

 

……と、清は叫びながら鈴愛を押し倒します。

倒れた拍子に鈴愛は、律が大事に飾っていた「ふくろう会」の写真の、律と鈴愛の間を割くように破いてしまいました。

うまい具合に。

 

まぁ清は律の彼女な訳ですから、少なくとも今は鈴愛のものではないですね。

って、人を「○○のもの」と言ってしまう時点で間違えていると思いますけど。

売り言葉に買い言葉、気持ちが高ぶったことで不意に出てしまったのでしょう。

でも全く思っていない言葉なら、どんな状況でも口から出てこないと思います……。

ジャイアンかっていう。

 

君がいない誕生日

律が帰ってくると、鈴愛とユーコは帰ろうとします。

帰り際に鈴愛は律に「誕生日おめでとう」と言っていました。

同じ7月7日に生まれましたからね。

 

夜、鈴愛は秋風たちティンカーベルの皆から誕生日を祝ってもらいました。

その前には、母・晴子からぬいぐるみをプレゼントされ、菜生からはパッチワークの手作りトートバッグ(相変わらず趣味が凄い……)をもらい、ブッチャーから祝福の電話をもらっています。

皆から祝福されて嬉しくないことはないのでしょう。

でも、19年ずっと一緒に誕生日を祝ってきた、一番いて欲しい律だけがその場にいません。

堪らずお祝いを抜け出して部屋に戻ると、ちょうど秋風ハウスの公衆電話が鳴りました。

鈴愛が流していた涙を手で拭いて、受話器を取ると、電話は律からでした。

……が、これは鈴愛にとってはかなり痛手となる電話のはずです。

 

ユーコがいい子

ユーコは前回、鈴愛に対する清の上から目線に怒って、鈴愛のために行動に出てくれました。

今回も、一緒に律の家に行っては鈴愛に寄り添ってくれましたし、誕生日のお祝いを抜け出して部屋に戻った鈴愛を、追いかけようとしたボクテに対して「そっとしといて、後で話す」と言い、制していました。

鈴愛がティンカーベルにやって来た当初はツンケンしていましたが、心を開いてからのユーコは本当に良い子で、個人的にはかなり好きなキャラクターです。

 

おわりに

鈴愛と清の喧嘩はなかなか見ごたえがありました。

女の闘いという以上に、より本能の部分でオスを巡るメスの闘いのような、そういう感情を出すシーンは好きです。

ただやはり鈴愛の発言は良くないなと思います。

立場をわきまえていないというか、北川悦吏子さんは清をヒールに仕立てたいのかもしれませんけど、あのシーンで鈴愛の味方はしづらいですね。

鈴愛の方が身勝手に映ります。

付き合ってもいないし、好きだと伝えてもいない人(鈴愛)が、お互い好きだと伝えて付き合っている人(清)の彼氏(律)のことを「私のものだ」などとは、さすがにどんな過去があろうと言えないと思うので。

 

さて、次週は第11週「デビューしたい!!」です。

いよいよプロの漫画家としてデビューするみたいですね、3人の誰かが。

予告では、鈴愛と律がサヨナラを言っていましたから、律は清を選んだということかと思われます。

 

気になることはボクテが秋風に土下座をしていたことですね。

ということはデビューをしたのはユーコなのでしょうか?

そんなユーコを見て、鈴愛はデビューをしたいと感じたし、ボクテも先を越された焦りから(?)秋風に対して土下座をするようなことをしでかしてしまったと。

 

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