NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年5月28日放送の49話で律が大きな出会いを果たしています。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
『半分、青い。』第9週「会いたい!」
2018年5月28日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第9週「会いたい!」の放送が始まりました。
物語の舞台は東京、時代は1990年(平成2年)です。
本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は楡野家の長女です。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第9週現在18歳か19歳、高校を卒業しています。
鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)というおそらく実在しない町の梟(ふくろう)商店街で「つくし食堂」を経営しています。
鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。
祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。
鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。
律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。
鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。
ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。
父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。
菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。
菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。
「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。
鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。
鈴愛は1990年現在、東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」が登場しています。
ティンカーベルには、鈴愛が律から勧められてドハマリした漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」、アシスタントにユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」等がいます。
律は、上京後住んでいるマンションで、同じ「セイホク大学」の法学部1年「朝井正人(あさい・まさと、演:中村倫也)」と出会っています。
律が宇佐川教授と出会う
律は49話で、「宇佐川乙郎」と出会いました。
宇佐川は律が通う「セイホク大学」の理工学部の教授です。
明日からよろしくお願いいたします。 https://t.co/Pg04RZ8eLb
— 塚本晋也tsukamoto_shinya (@tsukamoto_shiny) 2018年5月27日
Twitterにあるように、宇佐川は「塚本晋也(つかもと・しんや)」さんが演じています。
律は東京に馴染んできたようで、洋服も以前よりオシャレになっていた、そんなある日、構内を歩いているとどこかからピアノの音色が聴こえてきます。
曲はかつて自分が鈴愛に弾いて聴かせた唱歌の「故郷」でしたか。
音色に導かれるように建物の中に入っていくと、ピアノを弾いていたのはロボットでした。
「ロボヨ (ROBOYO) 」と名付けられたピアノを演奏するロボットを製作したのが宇佐川教授です。
実は宇佐川は、律が履修していた、人工衛星が宇宙空間でどういう原理で姿勢を変えているのか、「剛体の動力学」の講義を担当していた教授でもありました。
宇佐川は、講義では熱の入った真面目な講義をする教授でしたが、それは表の姿でした。
ロボヨと一緒にいるときの宇佐川は、『よつばと!』の「ダンボー」よろしく、段ボールで作ったロボットを身にまとうロボット愛に溢れすぎている男性でした。
いや、どちらが表かはわからないですね、むしろダンボーの方が表かも。
ちなみにロボヨの名前は、母「イクヨ」から取ったそうです。
失調した耳の代わりになるロボット
人がやれないことをロボットは肩代わりしてくれる!
新たな産業革命が起こり得る!
そう信じている!
そのために君たちはもっと学ばねば
アクチュエーター工学などももっと教えたい!!
等など、律は宇佐川からロボット愛を散々聞いていました。
そういう話よりも律が気になった話がありました。
それはロボットの機能の話で、例えば手のない人には義手を、脚のない人は義足を、そもそもロボットは人間の欠けている部分を助けるために開発された、という部分です。
ロボヨも頭部のカメラに人工網膜のCCDが搭載されていて、それで楽譜を読み取るから、ピアノを弾くことができます。
つまり、医療や福祉の分野にロボットを活用する話、それに強く惹かれました。
「失聴した耳の助けになるロボット」は出来はしないか?
そう発言した律。
宇佐川は「う〜ん、あり得るかも!」と言いながら部屋のドアの方へ歩いていき、それとなしに、いや分かりやすく、ドアの鍵を締めました。
律はこちら側の人間、強引に同士にしてしまおう、ということでしょうか。
先週、律が秋風に夢や目標的なものを見いだせていないことに焦りを感じている的なことを漏らしていました。
しかし49話、宇佐川とロボヨとの出会いでそれを見いだせたようです。
チョコーレートパフェと花火
律と朝井は好き同士になっているみたいです。
「(朝井)正人くん……あなたが私の王子様」
ついつい、自分が描いて秋風からダメ出しを受けたときに指摘された台詞を用いて、つい告白じみたことを発言してしまった鈴愛です。
言葉にすることで関係が動き始める、お付き合いを始めるときに感じるアレを鈴愛も感じたようです。
鈴愛にサービスとして出した試作1号のチョコレートパフェに花火を挿してあげようと、近所のコンビニなどを走り回って、汗を流しながら花火を買って店に戻ってきた朝井でしたが、パフェなどの挿す花火はそれ用のものがあるとマスターから言われていました。
朝井も鈴愛も私も知りませんでした。
言われてみると確かに違いますよね、コンビニなどで売られている花火とは。
鈴愛はパフェには挿せない花火を一緒にやりませんかと、朝井を誘っていました。
いい感じです。
ゲイは皆、明菜が好き
浮かれて下宿に戻ってきた鈴愛は、ずぅ〜〜っと「小泉今日子」さんの「木枯しに抱かれて」をリピートで大音量で聴いていますし、自分も曲に合わせて歌っています。
ボクテとユーコから苦情が来ても止めようとせず、そこは相変わらず自分中心で周りのことを考えていない鈴愛です。
前回「私には無神経なところがある」と自分で言っていたばかりなのに‥‥。
まぁすぐに直せるようなものを欠点とは呼ばないでしょうけれども。
わかっていても気がついたら出てしまっている、それが欠点や短所だと思うので。
話を戻して、鈴愛はボクテとユーコから好きな人ができたのか、と指摘されていました。
「木枯しに抱かれて」(「木枯しに吹かれて」ではない)は片思いソングの決定版(ボクテ談)ですし、鈴愛はそれを否定しつつも表情は全く隠せていない様子から、バレていました。
鈴愛は2人を部屋に招き入れてというか巻き添えにして、「女子トーク」に花を咲かせています。
ボクテは自分が編集した片思いソングを持ってくると言っています。
「中島みゆき」とか「中森明菜」のような暗い曲じゃないのかとユーコに指摘されたボクテ、実際そのとおりみたいです。
ボクテ曰く「ゲイは皆、明菜が好きよ」だそうです。
そういえば「マツコ・デラックス」さんも、(当時)聖子を憎んでいた、狂信的な明菜のファンと以前テレビ番組で発言していました。
鈴愛は自分の恋は片思いというより両思い、もう少し先に進んでいるとか何とか、浮かれながら言っています。
それを聞いたボクテは「『14番目の月』ね」と言っていました。
「14番目の月」はユーミン、当時は「荒井由実」名義でしたか、4枚目のアルバムのタイトルで同アルバムの2曲目に収録されている曲タイトルでもあります。
ボクテが14番目の月を歌っていました。
「ゲイはユーミンも網羅よ」だそう。
ちょっと調子外れでしたが……。
おわりに
聖子か明菜か、当時は大きく割れていたみたいですね。
私は、子どもの頃に2人が活躍していた様子を見ていましたが、「性の目覚め」的なものは起きていない時期でして、どちらの方がが好きみたいなことを考えたことがなかったですね。
私の友だちともアイドルのことなど話さなかったです。
ウルトラマンとか仮面ライダーとかデンジマンとかサンバルカンとか、ゲームウォッチとかルービックキューブとか、そんな話ばかりだった気がします。