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襲撃者の女リーダーの正体は誰?Cパートでまさかの人物が登場し岡部と私が大混乱です - アニメ『シュタインズゲートゼロ』7話「振電遷移のエクリプス」の感想

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毎週木曜日01:35(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送されています。

2018年5月24日の放送は第7話「振電遷移のエクリプス」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

 

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アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』

TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト

 

アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』、2018年5月24日の放送は第7話「振電遷移のエクリプス」でした。

 

振電遷移とは、分子の電子エネルギー準位と振動エネルギー準位が光子の吸収や放出に起因して同時に変化することを指す。

フランク=コンドンの原理 - Wikipedia

フランク=コンドンの原理のWikipediaにはこのように書かれています。

さっぱりわかりません。

エクリプス (Eclipse) とは英語で「日蝕」の意味でしょう。

 

 

7話「振電遷移のエクリプス」

前回6話ラストで、本作の主人公「岡部倫太郎(おかべ・りんたろう)」ら「未来ガジェット研究所」のラボメンはラボにて、メンバーやその友人たちで集まってお正月パーティーをしていました。

ところが「アマデウス紅莉栖」との接続が突然遮断され、その直後、かつてα世界線で「SERN(セルン)」の「ラウンダー」たち襲われたときとほとんど同じ、複数の覆面の男たちにラボが襲撃されました。

α世界線でラウンダーに襲われたときは、「椎名まゆり(しいな・まゆり)」が銃撃を受けて死んでしまいましたが……。

 

 

襲撃者の狙いは誰か?

襲撃者たちは今回、「まゆり」ではなく、彼女の未来の娘になる「椎名かがり(しいな・かがり)」を狙っていました。

襲撃者たちは「かがり」を捕らえて頭に銃口を向け、岡部たちの身動きを取れないようにします。

 

「かがり」は、岡部に第三次世界大戦が起こってしまう未来を救ってもらおうと、タイムマシンに乗って2036年の未来からやって来た「阿万音鈴羽(あまね・すずは)」と一緒にタイムマシンに乗っていた女の子です。

「かがり」は2036年当時10歳の少女で、タイムスリップをしている途中、1975年から1998年に立ち寄ったときに鈴羽とはぐれてしまいました。

それから12年経った2010年現在、彼女の年齢は22歳です。

「かがり」の見た目は、β世界線では死亡している「牧瀬紅莉栖(まきせ・くりす)」に胸の大きさが異なるくらいで他は瓜二つ、声だけが違う女性でした。

そして、7話現在、彼女は記憶を失っていて、鈴羽とはぐれてからの12年間の記憶を持っていません。

いつかは不明ですが、東京と千葉の県境で見つけられ、岡部に紹介されるまでラボメン「漆原るか(うるしばら・るか)」の実家の神社に匿われていたようです。

 

 

救世主はスキンヘッド

β世界線では、「電話レンジ(仮)」もタイムリープマシンもありませんから、襲撃者たちに対処する術は全くありません。

鈴羽も同じ部屋にいてしまったため絶対絶命です。

岡部たちのピンチを救ってくれたのは「天王寺裕吾(てんのうじ・ゆうご)」でした。

天王寺と言ってもとわかりにくいですね。

ラボが入っているビルの1階で「ブラウン管工房」を経営していて、ビルのオーナーでもある、えらいガタイの良いスキンヘッド&髭面の男性です。

天王寺は溺愛している一人娘「天王寺綯(てんのうじ・なえ)」がパーティーに参加していたことから、彼女を助けるために襲撃者たちを襲ったようです。

突然背後から襲ったことを差し引いても、天王寺の戦闘力は凄まじく、襲撃者たちを一気に退けました。

また、隙を突いて鈴羽が「かがり」を捕らえていた襲撃者のリーダーの女性に蹴りを食らわせ、リーダーには左腕でそれを防がれたものの、「かがり」を取り戻すことにも成功しています。

 

 

岡部とFBが共闘へ

岡部は後日、「ブラウン管工房」へと赴き店主・天王寺に事情を説明しようとします。

その前に岡部は、天王寺が「SERN」の元で動いている「ラウンダー」であり、コードネームが「FB(エフ・ビー)」であること、FBが助けてくれたから「襲撃者はラウンダーではない」ことなどを天王寺本人に確認します。

岡部がの言葉に表情が変わるFBこと天王寺。

FBは岡部がどうやってそこまでの情報を得たのかを聞いてきました。

話しても信じてもらえない、と岡部は言いますが、FBはそれでも話せと要求します。

岡部はタイムマシンと世界線の話を全て話したようです(話したところは全てカット)。

FBはタイムマシンや世界線のことは信じられなかったみたいですけど、その他のSERNやラウンダーに関することはほぼ完璧に合っていることに驚き、それで岡部の言うことを信用することにしたようです。

 

どうしてそのようなことを話したのか、何かもくろんでいるのだろうと言われると、岡部はFBに「かがり」を守ってくれるよう提案をしました。

このままだとFBや彼の娘・綯の生命も危ない。

それを聞いたFBは娘を人質にするつもりかと憤りました。

しかし、襲撃時にFBと綯は襲撃者を見てしまい、襲撃者もFBと綯を見てしまっている現状、2人の身辺に危険が及んでいることもまた事実なのです。

話の途中で、鈴羽と「かがり」が会話に入ってきて、交換条件として自分たちが「ブラウン管工房」のアルバイトとして入ることを提示します。

そうすればFBと鈴羽とで「かがり」と綯を同時に守ることができる。

 

綯本人も鈴羽たちといることを望んだため、FBは仕方なく条件を飲むことにし、α世界線では敵同士だった岡部たちとFBとの共闘が始まることになりました。

無印シュタゲを観て、ゲームもした人たちにとってこれは熱い展開のはず。

私は「おおお!」となりました。

 

 

「K6205」の意味は?

しかし、問題は「かがり」が誰に狙われているのか、なぜ狙われているのか、です。

そこがわからなければ対策の打ちようがない。

FBは、襲撃者たちが「かがり」のことを「K6205(ケー・シックス・ツー・ゼロ・ファイブ)」と言っていたことに着目していました。

FBが言うには、発音や言い方からして「K6205」は「コネティック・コード」、つまり軍隊用語、それも西側のものだということでした。

さすが元傭兵。

 

 

ラボメンや仲間たちにこの「K6205」の話をすると、これは「ケッヘル番号」ではないかということになりました。

ケッヘル番号とはモーツアルトの作品目録のことみたいです。

 

モーツアルトの名前は「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」です。

ヴィクトルコンドリア大の「アレクシス・レスキネン」と、部下の「比屋定真帆(ひやじょう・まほ)」たちが開発した人工知能AIの名前も「アマデウス」。

これは偶然の一致……な訳がないでしょう。

 

ケッヘル番号に「6205」があるかというと、ありません。

そこで「K620」の線はないかと調べたところ、モーツァルトのジングシュピール「魔笛」の名前が浮上しました。

 

『魔笛』(まてき、独: Die Zauberflöte)K. 620は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1791年に作曲したジングシュピール(歌芝居、現在では一般にオペラの一種として分類される)。モーツァルトが生涯の最後に完成させたオペラである。

魔笛 - Wikipedia

魔笛のWikipediaにはこのように書かれています。

 

「K620-5」、即ち「魔笛」のNo.5には何があるのでしょう?

この部分をどこかで、あるいは誰かに流すことで、その場所にあるいはその人に何らかのスイッチが入る、そういう可能性はありそうですね。

以前、「かがり」が何者かに洗脳されているような描写もありましたから、私の中では嫌な雰囲気を感じるリンクです。

 

 

世界線が変わった?

モーツアルトの魔笛とAIアマデウスとの関連が浮上したことで、岡部は真帆に電話をしました。

電話に出た真帆は忙しそうにしています。

岡部が事情を聞くと、アマデウスが何者かに乗っ取られた可能性があり、アマデウスに入ることができないようです。

電話を切られた岡部のスマホに着信があります。

画面を見ると、アマデウスからの着信です。

電話に出ると、そこにはアマデウス紅莉栖からの助けを求める声が……

 

と、次の瞬間、岡部に「リーディング・シュタイナー」が 発動しました。

「世界線」が動いた。

そこでEDが流れ、次回に続くかと思われました。

しかし今回のED後にはCパートがありました。

 

世界線移動後、ラボには岡部の他に誰も居なくなっています。

が、ラボの奥から何やら物音が聞こえてくるので、岡部が行ってみるとそこには牧瀬紅莉栖の姿が!!!

「かがり」ではありません、紛れもなく生きている牧瀬紅莉栖がラボにいました。

そこで7話が終わり……続きが気になります。

もう一点重要なことは、世界線変更後には岡部のスマホにアマデウスが存在していませんでした。

 

紅莉栖が生きている世界線に移動したということは、β世界線からα世界線に移行したということを意味するでしょう。

α世界線=「まゆり」が死ぬ世界線でもあります……。

 

 

襲撃者の女リーダーは誰か?

前回と今回、「かがり」を襲った者たちは一体何者なのでしょう?

FBが敵対した相手ですから襲撃者は「ラウンダー」ではありません。

ラウンダーではない=桐生萌郁でもない。

 

ヒントはラウンダーではないことと、FBが言っていた「西側の軍隊」です。

西側の国の軍隊ということで、真っ先に思い浮かぶ国があります。

超大国「アメリカ合衆国」です。

紅莉栖の父「中鉢(なかばち)」博士がロシアに亡命したことがありますから、最大のライバル国であるアメリカもまた動いていると考えて当然でしょう。

β世界線は「第三次世界大戦」へと突き進む世界線なのですから。

 

気になるのは、襲撃時にラボにいなかった「阿万音由季(あまね・ゆき)」が後日、左手首を痛めているかのような素振りを見せたことです。

リーダー格の女性襲撃者に鈴羽が蹴りを放った際、襲撃者はその蹴りを左腕で受けていて、ちょうど左の手首あたりに鈴羽の脚が当たった描写がありました。

ということはつまり襲撃者の「リーダーが阿万音由季」ということ……

 

……ではないと思います。

これはあまりに露骨な見せ方なので、制作サイドが視聴者のミスリードを誘っていると思われます。

 

桐生萌郁でも阿万音由季ではないならあの、背が高く胸の大きな女性は誰か?

該当しそうな人物が一人だけいますね。

レスキネンと同じヴィクトル・コンドリア大学の精神生理学研究所の教授「ジュディ・レイエス」です。

レイエスはアメリカから来ていますし、来日したタイミングが良すぎるくらい良いですし、前々回は秋葉原で真帆と会っていて、前回は初詣としてレスキネンと一緒に「るか」の実家でもある「柳林神社」を訪れていましたし。

そのときに「かがり」の様子や、ラボを始めとする秋葉原の地理などを下調べていた可能性があります。

なのでレイエスが女性襲撃者であった可能性は非常に高いと思います。

 

 

るか兄さんの苦悩

襲撃以来、「かがり」は「るか」の実家である「柳林神社」で匿われています。

「柳林神社」はセキュリティがかなりしっかりと施されていて鈴羽も驚くほどです。

セキュリティが厳重な理由は「IBN5100」が関係しているのかもしれません。

 

「るか」は自宅で、彼女たちが隠している何か重大なこと自分に打ち明けてもらうように、鈴羽にお願いしていました。

「るか」は、鈴羽が岡部のことを「オカリンおじさん」と呼んだり、「まゆり」のことを「まゆ姉さん」、フェイリスのことを「ルミ姉さん」、自分のことを「るか兄さん」と呼んだりすることはおかしいと感じていたようです。

まぁ確かに違和感ありますよね……。

「かがり」も「まゆり」のことを「まゆりママ」と呼んでいた、その理由は何か?

皆が何かを知っていて、でも自分だけ知らないし皆も教えてくれない、自分だけ蚊帳の外にいるようだと訴えていました。

 

「るか」の悩みは切実、しかし鈴羽は「知らない方がいい」と話しませんでした。

理由は、おそらく岡部が「るか」にだけは「純粋にこの世界の人間でいて欲しい」と願っている、それが岡部にとって救いなのではないかと思うから。

そう言われてしまったら、「るか」はそれ以上のことを聞けないですよね……。

「るか」は岡部のことを好きですから力になりたい、でもその岡部が自分のことを思ってくれているから何も言わないでいてくれている、と。

嬉しいような辛いような。

 

 

おわりに

気になる点は、レスキネンが今回一度も姿を見せなかったことです。

アマデウスが乗っ取られている可能性があるのに、一度も登場しないのはおかしい。

 

アメリカ軍か敵対するロシア(?)に捕まっている可能性があるでしょうか?

だとすると大変危険です。

牧瀬紅莉栖の頭脳(アマデウス)がタイムマシン開発競争に利用されるかもしれないですから。

 

もっと危険な可能性を言えば、大学教授は仮の姿で、レスキネンが既に軍や何かの別組織の人間であることです。

何が危険かとうと、レスキネンは前回レイエスと一緒に神社にいたことから、彼がレイエスと組んで暗躍していることを示唆していますし、彼もまた「かがり」を狙っているということになりますから。

レスキネンが「かがり」の失踪した12年間を知っていることも考えられるでしょう。

とするならば、既にアマデウスは米国の軍事に利用されているのかも?

 

 

レスキネンの正体って何でしょうね?

真帆はたぶんシロ、何も知らないのでしょう。

 

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