ディスディスブログ

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律と朝井がクロッキーのモデルに!生身の男の子に縁がないユーコが興奮して鼻血ブーでした - 朝ドラ『半分、青い。』45話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年5月23日放送の45話で鈴愛たちの漫画の特訓が始まりました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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『半分、青い。』第8週「助けたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年5月21日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第8週「助けたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京で、時代は1990年(平成2年)です。

本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は楡野家の長女です。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第6週現在18歳、高校3年生。

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)というおそらく実在しない町の梟(ふくろう)商店街で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

 

鈴愛は1990年現在、東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」が登場しています。

ティンカーベルには、鈴愛が律から勧められてドハマリした漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」、アシスタントにユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」等がいます。

第6週から鈴愛がこのティンカーベルの雑用係「メシアシ」として働いていましたが、第7週で秋風のネーム原稿をゴミと間違えて捨ててしまい、秋風の逆鱗に触れ解雇されました。

 

律は、上京後住んでいるマンションで、同じ「セイホク大学」の法学部1年「朝井正人(あさい・まさと、演:中村倫也)」と出会っています。

 

 

クロッキー修行

鈴愛がティンカーベルに戻ってから、飯アシではない本物のアシスタントとして働けることになり、それと並行して「秋風漫画塾」の講義も行われるようになりました。

今回行われていたのは「デッサン」、中でも「クロッキー」の修行です。

クロッキーとは速写、短時間で描くことです。

 

モデルとしてスタジオに呼び出されたのは「タジオ」こと律と朝井で、挨拶もそこそこにトレーニングが始まりました。

20分から始まり15分、10分、7分、3分、1分、30秒とどんどん時間を縮めて、様々なポーズをした1人または2人を、消しゴムは使わないで、紙も変えず、デッサンが狂ってもいいから鉛筆を止めず、鉛筆は途中からチャコ(チャコール?木炭?)に替えて、描いていたでしょうか。

 

 

30秒ドローイング 

Posemaniacs.com » 30秒ドローイング - 絵の練習用ポーズモデル

 

前回の感想記事にも書いていますが、『30秒ドローイング』というWebサイトがあります。

クロッキーの練習にとても良さそうなので改めて紹介します。

 

 

T-SQUARE「TRUTH」

T-SQUARE TRUTH1991(PV) - YouTube

 

クロッキーのトレーニングをしている最中、菱本さんがCDコンポ(懐かしい!)の再生ボタンを押してかけた音楽は「T-SQUARE(ティー・スクエア)」の「TRUTH(トゥルース)」です。

当時、フジテレビの地上波で放送されていた「F1」のテーマソングでした。

20分で描くクロッキーのトレーニングに前述の「TRUTH」が使われていて、15分のトレーニングでは「爆風スランプ(ばくふう・すらんぷ)」の「Runner(らんなー)」でした。なつい。

 

中森明菜(なかもり・あきな)」さんの「DESIRE -情熱-(ディザイア -じょうねつ-)」もかかっていましたね。

DESIREの読みは、DESIRE -情熱- - Wikipediaによると「デザイア」ではなく「ディザイア」のようです。

 

アニメ『ちびまる子ちゃん』のOP、「B.B.クィーンズ(びー・びー・くいーんず)」の「おどるポンポコリン」も、「松任谷由実(まつとうや・ゆみ)」さんの「ANNIVERSARY(あにばーさりー)」もかかっていました。

 

 

ユーコが鼻血ぶ~

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昼休憩に入るやいなや、ユーコが鼻血を出していました。

タジオと朝井が様々なポーズを取るもので興奮してしまったようです。

ちなみにボクテも興奮していました。

ユーコはずっと女子校に通ってきて「『生身の男子』に縁がない」そう。

漫画家志望にありがちな「頭でっかち」だと自ら白状していました。

慣れない男の、しかも美男子を前にしてのぼせてしまったのですね。

「あの子カッコいい」とタジオのことを言っています。

ボクテもタジオのことを綺麗だと言っていたことから、2人は漫画だけではなく恋でもライバル関係になりそうな予感です。

鈴愛はそんなユーコに「(律を)やるよ」と言っていました。

鈴愛にそんな権利はないのですが……。

 

 

律と朝井がすっぽんぽん?

午後からは秋風がモデル2人に「すっぽんぽん」になることを要求していました。

ボクテはとても嬉しそう、ユーコは両手で顔を抑えていて(でも目のところは開けていたので心から嫌がってない感じ)……。

でも鈴愛だけは手を挙げて「それだけは勘弁してください!」と反対していました。

反対した瞬間のボクテのガッカリした表情……。

菱本さんからも鈴愛たちは「うら若き乙女」たちなので、とヌードを描くことは取り止めです。

 

 

君たちが漫画家になるための「今」だ

秋風によるトレーニングは午前中から21時頃まで、およそ10時間続きました。

トレーニングを終えた3人と、律と朝井に、秋風は大きなスケッチブックをプレゼントしています。

どこに行くにもそれを持って、何でも描きなさいと。

今日10時間描いたことは自信になる、これからは君たちの全ての時間が漫画の時間だ、君たちが漫画家になるための「今」、だと。

秋風から餞別のような……。

 

 

そういう時間もいいんじゃないですか

この日、律は少し不安になったようです。

将来への不安、ですね。

鈴愛は漫画家になるために修行をしている、明確に目標を持ってその達成に向けて努力をしているところを目の当たりにした。

それに比べて自分は今、何に向かって何になるのか、それが見えていないことを痛感したようです。

 

話を聞いた秋風は律にこう言いました。

 

「いや、そういう時間もいいんじゃないですか」

 

秋風は漫画家になるまで、大阪で百科事典のセールスをするサラリーマンをしていたそうです。

美大に入って絵を描いていたけど、周りの絵の上手さに慄きドロップアウトして中退して。

でも30歳になる前のある日、炎天下の日、百科事典を売り歩いているときに漫画家になろうと決心をしました。

仕事を辞めてアルバイトをしながら投稿を始めます。退路を断った。

 

だからこそ「一見、余計なことをする時間も、回り道もあっていいいと思います」「色んなことがあって、全てが『今』につながっていく」と律に言えました。

「あなたのように、感じたり考えたりして生きていくのが、それは実りのある時間だと、私なんかは思います」とも言っていました。

今は回り道と思っていることでも、将来、あのときに回り道をして良かったと思えるような行動を取っていけばいいのではないかということでしょうか。

良い言葉ですね。

 

律はこれで焦らないでいいんだと思えたようです。

近々、律は目標を見つけることになるのでしょうね、この話の展開的に。

それはおそらく鈴愛の聞こえない左耳に関係したことだと予想します。

 

 

おわりに

秋風は菱本さんが取ってきた大きな仕事を、菱本さんに何も報告することなく一方的に断ってしまったことが明らかになりました。

突然に鈴愛たちに絵の描き方を教え始めたことといい、やはり彼は何か病気をしていて、死期が近いと考えているのではないかと思わせる展開です。

でもここまで露骨だと、秋風がそう思い込んでいるだけで、検査を受けてみたら実は気のせいだった……みたいなことになりそうにも思えます。

 

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