ディスディスブログ

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襲撃者はSERNの手先「ラウンダー」?狙っているのは「かがり」でしょうか真帆でしょうか? - アニメ『シュタインズゲートゼロ』6話の感想

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毎週木曜日01:35(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送されています。

2018年5月17日の放送は第6話「軌道秩序のエクリプス」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

 

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アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』

TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト

 

アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』、2018年5月17日の放送は第6話「軌道秩序のエクリプス」でした。

 

軌道秩序(きどうちつじょ、英: orbital ordering)とは遷移金属や希土類化合物の結晶格子点上に局在した電子軌道が、一定の周期で整列する秩序状態のこと。マンガン酸化物などは軌道秩序を持つことが知られている。

軌道秩序 - Wikipedia

軌道秩序のWikipediaにはこのように書かれています。

エクリプス (Eclipse) とは英語で「日蝕」の意味ですか。

 

 

6話「軌道秩序のエクリプス」

前回5話で、本作の主人公「岡部倫太郎(おかべ・りんたろう)」は「椎名かがり(しいな・かがり)」と出会いました。

「かがり」は、岡部に第三次世界大戦が起こってしまう未来を救ってもらおうと、タイムマシンに乗って2036年の未来からやって来た「阿万音鈴羽(あまね・すずは)」と一緒にタイムマシンに乗っていた女の子です。

未来ガジェット研究所のラボメン「椎名まゆり(しいな・まゆり)」の未来の子どもでもあります。

「かがり」は2036年当時10歳の少女で、タイムスリップをしている途中、1975年から1998年に立ち寄ったときに鈴羽とはぐれてしまいました。

なので2010年現在は22歳。

2010年に岡部が出会った「かがり」は、β世界線では死亡している「牧瀬紅莉栖(まきせ・くりす)」に姿形が瓜二つ、声だけが違う女性でした。

そして、記憶を失っていて自分の名前すら覚えていません。

ラボメンの「漆原るか(うるしばら・るか)」の実家の神社に匿われていたようで、「るか」が「かがり」を連れてラボにやって来ました。

そこで「かがり」は後の母となる「まゆり」を見て、奥底に眠る記憶が揺り動かされたのか、床に倒れてしまいました。

とほぼ同時に、ラボにやって来た鈴羽は倒れた彼女を見て「椎名かがり」ではないかと言うのです。

 

 

「かがり」が誰かに追われている?

「かがり」と会う前に、岡部はラボメン「橋田至(はしだ・いたる)」からの紹介で、β世界線ではライターとして活動をしている「桐生萌郁(きりゅう・もえか)」に「かがり」の捜索を依頼していました。

α世界線での萌郁は、FBの手先のラウンダーとして「まゆり」を幾度となく殺した人物、この世界でもおそらくラウンダーとして暗躍していることを考えると……しかし岡部は警戒しつつも依頼をしています。

早速「かがり」が見つかったことで岡部は萌郁に電話をかけていました。

萌郁から依頼は続行するかと尋ねられると、岡部が気になることを話していました。

 

「(かがりは)千葉の県境で倒れていたらしい」

「彼女を捜していた人物については?」

 

と。5話までで誰かが「かがり」を捜している情報ってありましたっけ?

私の見落としだと思いますけど、私は一度も聞いたことがなくて岡部の台詞を聞いて少し驚きました。

しかし、「かがり」は誰かから洗脳を受けている可能性があることを考えると、未来から追手が来ていることもあり得そうで、妙に納得のいく展開でもありました。

 

また、「かがり」を捜している者についての捜査を継続させることを確認した後、岡部との電話を切った萌郁も一つ気になる発言をしています。

 

「そう……見つかったの」

 

この発言から、「かがり」を追っていた者は萌郁ではないかという疑念が浮上しています。

彼女がβ世界線でもラウンダーであるならば、その上司FB、もっというとFBの親の組織であるSERN」が「かがり」を追っていることになります。

 

 

SERNはどうして「かがり」の存在に行き着いたのか?

もしSERNが「かがり」を追っているのなら、どうして彼女の存在に行き着いたのでしょう?

きっかけは「アマデウス」でしょうか?

岡部が携帯に「アマデウス」をインストール前から、SERNは牧瀬紅莉栖の人工知能AI「アマデウス」を危険だと感じ、マークしていた。

 

SERNがアマデウスの存在を知ったきっかけは、おそらく岡部も参加していた、ヴィクトルコンドリア大の「アレクシス・レスキネン」と、部下の「比屋定真帆(ひやじょう・まほ)」がプレゼンをした大学のセミナーでしょう。

その現場には萌郁がいたことは、1話でしたか、そこで岡部が見かけた描写がありました。

それ以来SERNは真帆たちのコンピュータにハッキングを仕掛けていた。

 

その後、岡部がアマデウスをインストールしたことで、岡部の携帯もハッキングをかけられていた。

岡部と鈴羽、橋田の会話も全てSERNに筒抜けしたことで、鈴羽がタイムマシンに乗って未来から来たことを知り、鈴羽とはぐれた「かがり」を手中に収めようとしている。

いや、それだとどうして鈴羽が狙われていないのか、となりますか……? いやいや、既に狙われているのでしょう。

だから6話ラストで……。

 

 

ラウンダー(?)襲撃

お正月。ラボのメンバーやその友だちはこぞって初詣へ。

岡部は真帆を誘っています。

真帆は「るか」の神社で、巫女さんの格好をした(コスプレではない)「かがり」を見て驚いていました。

紅莉栖にそっくりですからね……。

 

その夜、ラボでわいわいしていたところ、顔に覆面をかけ武装した5,6名がラボを襲撃しました。

その直前に起動していた「アマデウス」のアプリが強制終了していて、それはまるで「まゆり」の懐中時計が止まったときのようで……。

 

上記で書いたように、SERNがハッキングを仕掛けていたのなら、奴らは萌郁と同じ「ラウンダー」である可能性がありますし、奴らの中に彼女もいるでしょう。

ていうかラウンダーでほぼ間違いないですね。

 

というのも、ラボが入っているビルの1階にある「ブラウン管工房」の店主「天王寺裕吾(てんのうじ・ゆうご)」がいかにも怪しい動きをしていました。

天王寺の目線先には、サングラスを掛けてハットを被った謎の男もいましたから。

 

 

ラウンダーは誰を狙っているのか?

襲撃者たちがラウンダーだとすれば、奴らは誰を狙っているのでしょう?

話の展開からすると「かがり」が狙われていると捉えがちです。

しかしながら、鈴羽が狙われていることも真帆が狙われていることも、可能性はなくなさそうに感じられます。

真帆は5話で誰かに尾行されている様子もありましたからね。

 

 

レイエス教授も怪しい

前回登場した、レスキネンと同じヴィクトル・コンドリア大学の精神生理学研究所の教授「ジュディ・レイエス」という女性もやはり怪しいですね。

 

真帆に近づいている点、レスキネンと一緒に神社に来たときの、「かがり」を見ていたときの目が……。

彼女はSERNの手先か、ロシアの手先か、まだ明らかになっていない第3勢力の手先かまだわかりませんけど。

 

先ほど書いた、真帆が誰かに追われているとき、真帆に接触したのがレイエスでした。

途中までは男性が追っていた描写があったので、おそらく初めからレイエスが追っていた訳ではないです。

男とレイエスが結託しているのか、はたまた異なる組織にいるのか、それは今のところわからないものの、少なくともSERNは確実に岡部たちを狙っているのでしょう。

今回のラウンダー(?)の襲撃がそれを証明しました。

 

 

おわりに

4話でしたっけ、岡部が何度か「リーディング・シュタイナー」の発現を感じていましたよね。

あれは裏で、ロシア(中鉢)やSERNが動いたことを意味していると思うのです。

あるいは「かがり」が既に、ロシアやSERNと接触をして何かされていることを意味している……かも?

つまり世界線が動いているのです。

どちら方向に動いているのか……?

いずれにしても完全なトゥルーエンディングは無印シュタゲのエンディングしかあり得ない時点で、ゼロのエンディングはハッピーなものにはならなそうですが。

 

それにしても、今回のラウンダーの襲撃はかなりまずいですね。

だって「電話レンジ(仮)」もタイムリープマシンもいないのですから。

でもよくよく考えると、この時点で「かがり」が存在しているのですから、「かがり」も「まゆり」もダルも岡部も死なないと思います。

たぶん。

 

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