ディスディスブログ

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鈴愛が秋風から出された仕事「カケアミ」とは何か?とやり方を紹介していました - 朝ドラ『半分、青い。』37話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年5月14日放送の37話で鈴愛がカケアミを始めました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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『半分、青い。』第7週「謝りたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年5月14日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第7週「謝りたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)というおそらく実在しない町です。

時代は1989年(平成元年)から1990年(平成2年)になりました。

本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は楡野家の長女です。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第6週現在18歳、高校3年生。

鈴愛の実家の楡野家は、家族で梟(ふくろう)商店街で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真店」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も鈴愛たちの小学生時代ほどではないですけど、ちょいちょい登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

高校では鈴愛も律も菜生もブッチャーも、皆同じ高校に通っています。

 

第3週からは東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」が登場しています。

ティンカーベルには、鈴愛が律から勧められてドハマリした漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」、アシスタントにユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」等がいます。

第6週から鈴愛がこのティンカーベルの「メシアシ」として働いています。

メシアシとは飯アシスタントの略で、ご飯を作るなど雑用をするだけに雇われたアシスタントのことです。

鈴愛本人は普通のアシスタントとして雇われていると思っていて、今雑用をしているのはいつかペンを持たせてもらう前の下積み段階だからだと思っているようです。

 

 

原稿を人質に

鈴愛は自分がメシアシだとわかりました。

秋風から、自分が端からメシアシとしてだけのために雇われ、作画のアシスタントとしてはこれっぽっちも雇うつもりはないことを知り、キレました。

キレた鈴愛は描きかけの原稿の束を人質にとって、窓から落とそうとして、私をアシスタントとして雇うなら返してやると、脅しをかけました取引を申し出ました。

原稿はすぐボクテによって奪われてしまいましたが……。

 

 

秋風が鈴愛を雇った理由は?

秋風は原稿を取り返せた安心感からか、どうして自分が鈴愛を炭水化物要員として雇ったかを話していました。

 

全国から才能ある若手を集めて「秋風塾」を開いて、ティンカーベルには総勢5名(実際は8名)の若者がいました。

今は、ユーコとボクテの2人だけです。

ちなみに、ユーコは『ガーベラ漫画セミナー』(マーガレット?)の特待生で、ボクテは『月刊リリー』(りぼん?)佳作常連だそうです。

「漫画を描く才能のある若者なんてのは偏屈な奴ばかりで、いわゆる『エッジ』の効いたオタクばかり。アシスタント同士のつばぜり合いで喧嘩が絶えなかった。卵のうちに潰れる、誰も雛に孵らない!」

そこで秋風は皆のクッションとなる人材、才能ある若者たちの潤滑油となる人材を入れようとした、それが「岐阜の猿」こと鈴愛だったという訳です。

それを聞いた鈴愛は「卵を潰したのは先生や!皆辞めさせられたな」と図星をついていました。

全員が全員、秋風が辞めさせた訳ではないみたいですけど、菱本さんがいうにはそういう人もいたみたいです。

 

 

条件はカケアミ

秋風から採用の理由を聞いたからといって鈴愛がそれに納得するはずもなく、秋風に対してタメ口で「帰らん。絶対に帰れん」と言い、尚も粘りました。

家族に漫画家になると言って岐阜から東京に出てきた鈴愛はそう簡単に漫画家になる夢を諦める訳にはいかないのです。

といっても秋風のもとにいるだけが漫画家になる道ではないと思いますけど、たぶん鈴愛はそれしか道がないと思っているのでしょう。

必死に情に訴え、過酷な漫画家になる決心を示した鈴愛に対して、秋風は1枚の描きかけの原稿を差し出して「ある条件」を提示しました。

 

「ここの背景を任せる。『カケアミ』でお願いしたい。見本はこれだ。その出来を見て、君の行く末を決定する。締切は一週間後だ。今までどおりメシアシもやるんだからな?!」

という条件でした。

 

 

アミカケって何?

鈴愛は、スケッチブックに鉛筆だけで漫画を2作描いただけの、いわば漫画の初級者です。

スクリーントーンの存在すら知らなくて、模様は全て点描や線で描いていました。それはそれで力がつきそうですけれども。

そんな鈴愛ですから、当然のごとく「カケアミ」のことを知りません。

「アミカケって何?」などと発した鈴愛はボクテを捕まえてカケアミのやり方を教わっていました。

ボクテは「ボクのこと『人の良い可愛いだけのゲイ』だと思わないで」などと意味不明なことを言いながらも、鈴愛とホテルのスイーツ食べ放題に一緒に行く(おごる?)約束を取り付けると、簡単に教えてくれました。

ユーコと菱本は厄介事に巻き込まれまいと速攻で逃げています。

 

【漫画の達人05/39】漫画の描き方1-5 カケアミ - YouTube

 

劇中、言葉で具体的なカケアミのやり方は紹介されていませんでした。

なのでネットで調べたところ、YouTubeにカケアミの動画がありましたので紹介します。

カケアミとは「#」のように、縦・横・斜めに重ねて描いていく格子模様のことですね。

「1カケ」「2カケ」「3カケ」「4カケ」と重ねるほど濃くなっていき、「縄編み」といって縄状につなげていくタイプのカケアミもあるようです。

詳しくは上記のYouTubeをご覧になってください。

 

 

「喫茶おもかげ」がある店にそっくり

律は35話でしたか、鈴愛に少し遅れて岐阜から東京にやって来ました。

新居となるマンションの同じ階に、同じ「セイホク大学」に通う「朝井正人(あさい・まさと、演:中村倫也)」と知り合い、友だちになりました。

37話では律が朝井に食事に誘われて、近所にある喫茶店に行っています。

その店は「喫茶おもかげ」と言い、外見も店名のネーミングセンスも岐阜の梟町にあった「喫茶ともしび」にそっくりでした。

律も驚いています。

ただ内装は異なり、おもかげの方がともしびよりオシャレのようです。

 

 

おわりに

その「喫茶おもかげ」で律は名古屋のトークショー&サイン会以来、秋風と出会うことになりそうです。

今回の鈴愛は、原稿を人質にしたのは良くなかったですけど、彼女の主張自体は認められないと、秋風たちがしたことは本当に詐欺ですからね……。

菱本が岐阜まで来て、秋風塾の話をして、漫画家になるための援助をすると言っていたと思いますので、今の扱いは無いです。

人の人生を何だと思っているのでしょう。

といってもハ○ーワークを始め、書かれている募集要項どおりの会社なんてまずないですけどね。

いや、それではいけないんですけど。

 

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