ディスディスブログ

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ヒロにも角が?ナナの過去とは?叫竜の姫は001?謎が増えました - アニメ『ダーリンインザフランキス』17話の感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年5月12日の放送は第17話「楽園」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

 

2018年5月12日の放送は第17話「楽園」でした。

 

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

 

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

11話まではココロのパートナーがフトシで、イクノのパートナーがミツルでしたが、11話でパートナーがシャッフルされて、12話のOPではシャッフル後のものが反映されています。

しばらく(誰かが戦死するまで?)はこのままのパートナーで行くみたいです。

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスが「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼びます。

 

 

17話「楽園」

「グランクレバス」での戦闘からおよそ1ヶ月、ヒロたちがいた13都市はほぼ壊滅し、ヒロたち13部隊は彼らの居住区画「ミストルティン」でコドモたちだけの生活を余儀なくされています。

オトナたちから「次の命令が下されるまで待機を」と命じられてもいるのですが、13部隊を監視してきた「ナナ」と「ハチ」を含めたオトナたちからの接触は一切なく、自分たちはパパたちから見捨てられたのではないかと不安がっています。

そんなミストルティンにAPE直属の親衛隊「9's(ナインズ)」がやって来ました。

パパから様子を見てくるように言われたとのことで、自分たちがパパたちに見捨てられた訳ではなかったことを知り安堵する13部隊。

ならどうしてこれまで接触も何もして来なかったのかと疑問を持ちつつ。

9'sはヒロたちの生活に興味を持っているようで、しばらくミストルティンに居座るつもりのようで……。

 

 

9'sのキャスト

エンドクレジットに「9's」の名前とCVさんの名前がありました。

 

  • 9'α(ナインアルファ)が「斉藤壮馬」さん。
  • 9'β(ナインベータ)が「増田俊樹」さん
  • 9'γ(ナインガンマ)が「江口拓也」さん
  • 9'δ(ナインデルタ)が「佐倉綾音」さん
  • 9'ε(ナインイプシロン)が「田丸篤志」さん

 

ゼロツーは「9'ι(ナインイオタ)」です。

9'ζ(ナインゼータ)もいるみたいですが、クレジットには乗っていません。

 

 

001

クレジットには前回16話のラストに登場していたゼロツーのような少女、「叫竜の姫」は「001」と書かれていました。

001のCVは「釘宮理恵」さんです。

かなりな勇み足感&ネタバレ感。

 

 

ヒロにも角が生えた?!

17話で、ヒロとゼロツーが仲睦まじく過ごしているときに、2人がヒロの額に突起物について話していました。

 

ゼロツー「やっぱり前より大きくなってる」

ヒロ「やっぱり角かな?」

ゼロツー「ボクと(ストレリチアに)乗ったせいだよね。それとも小さい頃にボクの血を取り込んだから……?」

 

と言っていました。

原因はストレリチアと血のどちらかではなく両方なのでしょうか。

ヒロに角が生える、これはヒロの叫竜化が進んでいると考えられそうです。

ヒロは最終的にどうなるのか……。

 

 

「はじめての出産」がバレる

今の私たちの住んでいる街のような街、でもそこには人間や営みが一切存在しない街が以前ありましたね。水着回で。

街の丘の上にあった洋館の内部で、ココロが「はじめての出産 〜産まれてくる赤ちゃんのために〜」という冊子を拾いました。

妊娠した女性が産婦人科などで手渡される類のものなのでしょう。

その「はじめての出産」が「9's」の手に渡ってしまいました。

アルファの様子だと、パパがコドモたちに教えていない情報ばかりが載っている、また知られてはいけない内容が書かれているもののようです。

9'sが13部隊を呼び出して、皆の前でココロに対して問い詰めます。

 

「これは本来ここに置いてあるものでも、君が持っているはずのものでもないんだ」

「これはどういうことだい?」

 

 

赤ちゃんを作りたい

ココロはアルファたち9'sに謝った上でこう言いました。

 

「私、赤ちゃんを作りたいの」

 

13部隊の他のコドモたちは事情を知らないですから、赤ちゃんって動物たちの? 作るってどうやって?と不思議がります。

 

「へぇ、でもさ、それはパパが禁じていることだよ」とアルファが言ったことで、それってやべえじゃんと動揺するゾロメたち、ミツルだけは察しています。

 

「あのね、それって良くないことなのかな?」

「だって今のオトナの人たちだって、私たちだって、人間はそうやって産まれてきたの」

 

そう言うココロに、フトシは自分たちがパパたちが作ったんじゃないのかと疑問を投げかけました。

 

「ううん。私たちも他の動物たちと同じ。ずっと昔からそうしてきたんだよ」

「生き物ってこれまで何千年もそうやって生命をつないできたはずで……だからその……そのために男の子と女の子は分かれてて……」

「私……ワガママかもしれないけど、自分がいなくなる前に何かを残したいの」

 

だから赤ちゃんを作りたいと。

 

「私たち、フランクスに乗って戦うことしかできないって、そう思って生きてきた。でもね、そうじゃないかも知れないんだよ!」

「新しい命を宿して未来に残していけるかも、って。それがわかったとき私すごく嬉しくて……だから」

 

ココロの言葉を遮るように、アルファは「君、気持ち悪い」と言い放ちました。

生殖機能というものは人間が進化の過程で捨てたもの、男と女で分けたらまたどちらかの性別に縛り付けられてしまう。

ではどうして今なお人間が男と女に分かれて存在しているかというと、男と女は「フランクスを動かすためだけに必要な面倒臭い仕組みだから」だそうです。

そういうことだったのですね……これは初めて明かされる設定ではないでしょうか?

想像するとちょっとエグいですね。

 

その後、怒ったイクノがアルファにビンタをしていました。

性別が下らないものだという発言は、同じ女性であるイチゴを好きなイクノにとってなかなか刺さる発言だったのでしょうか。

好きな人とフランクスに乗ることができない、振り向いてもらえない。

 

 

ナナとハチの過去

ナナとハチがミストルティンにやって来て喧嘩を収めていました。

2人はココロを呼び出して3者面談をします。

 

ナナとハチは、フランクス博士の指示によって13部隊のテストをしていたから、これまで何も接触をしなかった、しかし監視は続けていたとココロに言います。

ココロがミツルと何をしていたか、もです。

実はココロは9'sとのやり取りの前に、ミツルに赤ちゃんを作りたいと服を脱がせようとしていたのですね……。

 

「『子どもを作りたい』など口にするだけでも許されることじゃないわ」とナナ。

ココロがそれならどうして生殖機能が今もあるのかと反論すると、ナナは……

「フランクスに乗るために必要なものだからよ」

だからコドモにしかない、それだけの話。自分たちが特別だなんて思わないで」

……と言いました。

これもまた初めて明かされる事実かもしれません。

オトナには付いていないし、9'sやゼロツーにもないはず……。

 

ココロはなおも食い下がり「なら、この感情は?私たちのこの気持ちは何のためにあるんですか?!!」と言った瞬間、ナナの記憶が揺り動かされたようで、フラッシュバックを起こしていました。

不鮮明な映像だったのであれですけど、1人がパラサイトのスーツを来てフランクスのコクピットのピスティルの位置に座っている様子と、その背後にステイメンと思われる一人の男性パラサイトが1人いるものに見えました。

ピスティルがナナ、ステイメンがハチなのでしょう。

かつては13部隊のようにフランクスに乗って叫竜と戦っていたのですね。

 

 

思春期の再発と新しいナナ

ココロを寄宿舎に帰すと、ハチが何時から?と聞きました。

「ナナは一週間くらい前から、あの子たちの生活を見ていたらイライラして」

そこでアルファが登場し……

「あれあれ?もしかして『思春期を再発』しちゃった?」

否定するナナに「元々、君たちナナとハチはパラサイトだった頃に一度、情操教育を受けているんだよねぇ?二度目となるとかなり不味いよ?」「新しいナナと交換してもらいなよ?」

……と言いました。新しいナナ?

 

ハチとフランクス博士の会話も不穏でした。

博士「そうか、もうナナは使えんか」

ハチ「今後、テストの継続は難しいかと」

博士「だろうな。だが面白いデータは取れた。人間本来の生殖本能の開花。想定以上だよ」

 

 

叫竜の姫とパパ

「グランクレバス」に、パパたちの2名でしょうか、2人の仮面をつけた存在が部下を引き連れ向かいました。

グランクレバスは叫竜の巣窟、しかしゴンドラ的なものもあって思いの外文化的です。

グランクレバスの先には、16話ラストで登場した「叫竜の姫」こと001の姿があります。

姫に謁見するパパ2体(!)のうち1体(便宜上パパAとします)が001に対して……

 

「お初にお目にかかる叫竜の姫よ。我ら人間と叫竜は100年近くに及び争ってきた。君たち叫竜の不屈の闘志をここに讃えよう」

「しかし、その長い争いの歴史もようやく終わりを告げるときが来た」

「もはや君たちに勝機はない。潔く降伏し抵抗を止めよ」

 

……と言ったところで、001は咆哮しました。

 

パパたちの脳に直接言葉を発しているようで、「そんな馬鹿な」とパパAは言いました。何を言っていたかはわかりません。

それを受けて、もう1体のパパBが手から剣(ジャマダハル?)を出して001へと走り出します。殺そうとしているのです。

これで交渉決裂。

それを見たパパAが「馬鹿な……止せ!」とパパBを止めようとしましたが、パパBは001から伸びる触手のような竜?に突き刺されます。

投げ捨てられたパパBは地面に落ちると「金属音」を立てました。

「ち、違う!こんなつもりでは!我らはあくまで降伏勧告を……」

とパパAが言ったところで、やはり001に殺られています。従者も同様。

 

001がパパBに近づき尻尾(?)で仮面を落とすと、そこには人間の顔も何もありませんでした。

 

「人間になりすます者め……」

 

と心の声でしょうか、を001が発していました。

パパBはアンドロイドだったのでしょうかね。

パパAは、殺られたときに血飛沫的な体液的なものが見えたので、人間かそれに近い存在だったかも知れません。

 

パパC「叫竜の姫は滅びの道を選択したか」

パパD「愚かですな。自分たちの生み出した子により地上が焼かれる痛み、味わうことになろうとは」

 

つまり、全てのコドモを作った存在が001だということでしょうか?

 

 

ココロとミツルが!

部屋で一人泣いているココロにミツルが慰めに行きました。

ココロはミツルに無理に付き合わせようとしたことを謝っています。

謝らないでください、無理に付き合っているつもりなんてない、とミツルが言うと……

ココロはミツルの言葉を嘘と信じず、また優しくしなくていいから、もう放っておいてと返します。

それしか選択肢がない方向へどんどんとミツルを導いて言う……ココロさん策士すぎます。

 

ミツルはココロを抱きしめキスをし……

……次のシーンでは2人裸になってベッドに横になっていました。

……何をしたのでしょう?

ただの添い寝でしょうか?

 

あのシーンがただの添い寝だったかどうか、は次回以降わかりますね。

 

 

君たちは素敵だ

ゼロツーは、13部隊のコドモたちが子どもを作ることができる、機能としてそれを持っていることを素敵なことだと思っているようです。

アルファは気持ちが悪いと言ったことを素敵だと感じています。

「羨ましいな。『残す』ってやつ、ボクにはその機能がないからね」

「素敵だよ、君たちは素敵だ。君たちは自分の心で未来を選ぶことができるかも知れないんだ」

ゼロツー……成長したなぁ、と感慨深いものがありましたね。

良い台詞でした。

 

 

おわりに

今回、設定上非常に大きなことが幾つかわかりました。

ヒロの叫竜化の可能性、ゼロツーやナインズ、ナナ、ハチといったオトナたちは機能が付いていないこと、ナナはかつてパラサイトでハチと何かあったけど「情操教育」を受けてコントロールされていること、ナナの代わりのナナがいる(クローン?)こと、001が全てのコドモの親の可能性、人間と叫竜の戦闘の歴史は100年ほどということですか。

人間と叫竜の戦闘の歴史は案外浅く、それはつまりパパたちの年齢も100歳前後なことと、今のダリフラ世界も100年ほど前に成立した、ごく新しい世界だということを示しています。

 

そしてココロの妊娠の可能性も出てきましたね。

これは物語を語る上で絶対に必要なスイッチになることなので、することは間違いないと思っていましたが、そのタイミングがやって来た感じがします。

それを知ったパパたちやフランクス博士はどうするのでしょうね。

怖いです。

 

最終回の流れは何となくわかった気もしてきました。

001とオトナたちは共倒れになって、ゼロツーも死んで、13部隊のコドモたちだけの世界になるのではないでしょうか?

そうして彼らが新しいアダムとイブになると。

 

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