NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年5月12日放送の36話で鈴愛が気づいてしまいました。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
『半分、青い。』第6週「叫びたい!」
2018年5月7日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第6週「叫びたい!」の放送が始まりました。
物語の舞台は岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)というおそらく実在しない町です。
時代は1989年(平成元年)から1990年(平成2年)になりました。
本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は楡野家の長女です。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第6週現在18歳、高校3年生。
鈴愛の実家の楡野家は、家族で梟(ふくろう)商店街で「つくし食堂」を経営しています。
鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。
祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。
鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。
律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真店(?)」を営んでいます。
鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。
ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。
父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。
菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。
菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。
「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も鈴愛たちの小学生時代ほどではないですけど、ちょいちょい登場します。
鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。
高校では鈴愛も律も菜生もブッチャーも、皆同じ高校に通っています。
第3週からは今後鈴愛が世話になるであろう、東京にある漫画スタジオ「ティンカーベル」が登場しています。
スタジオには、鈴愛が律から勧められてドハマリした漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、アシスタント陣に「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」、ユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」、ボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」などがいます。
菱本さんは秋風の右腕的存在で、もしかしたら私生活でもパートナーかもしれません。
新キャラ「朝井正人」
前回35話で律が岐阜から東京にやって来て、新居に引っ越しました。
同じマンション(?)の同じ階に、新しいキャラクターが登場しています。
「朝井正人(あさい・まさと)」です。
朝井は「中村倫也(なかむら・ともや)」さんが演じています。
朝井は律と同じく「セイホク大学(西北?)」の、しかも1年生で、2人は意気投合した様子でした。
律は理工学部、朝井は法学部と言っていたでしょうか。
律にとっては朝井が上京してから初めての友だちとなりそうです。
朝井はゆるい雰囲気を持っていて、女性にとてもモテるキャラのようで、出会いも女の子と別れているときでした。
ゆるくふんわりとした話しぶりではあるものの、頭の良さと割り切りの良さのようなものも持ち合わせていて、何を考えているかわかりにくい人物なのかもしれません。
朝井は鈴愛に惚れる役割のはず
朝井はいずれ鈴愛と出会って鈴愛に惚れる役なのだろうなと予想しています。
律は大学で「伊藤清(いとう・さや、演:古畑星夏)」と運命の再会を果たすのでしょう。
ですから鈴愛には朝井、律には清という、お互いがお互いに相手がいつつも、最終的には鈴愛と律が……となるかなと。
いや、わからないですけど。
秋風羽織は3K?
ブルーカラー(現業系、技能系)とされる職種について、その労働環境・作業内容が「きつい (Kitsui) 」「汚い (Kitanai) 」「危険 (Kiken) 」であることを意味する。そのような職場を3K職場(さんケイしょくば)とも言う。英語では「Dirty, Dangerous and Demeaning」から「3D」と略される。
3KのWikipediaにはこのように書かれています。
どうしてこのような言葉を紹介したかと言いますと、秋風羽織は「3K」だと先輩アシスタントのユーコが鈴愛に言っていたからです。
働いているスタジオ「オフィス・ティンカーベル」も3Kかもしれないですね。
鈴愛は前回、菱本さんからあなたはメシアシだと、つまりご飯を準備などをする家事専門のアシスタントだと言われていました。
鈴愛は、アシスタントなら皆最初はメシアシから始まって、いずれはペンをもたせてくれる、いわば下積みなのだと受け取っていました。
しかし、ユーコから自分や同じく若手アシスタントのボクテは、メシアシなんてしたことがないと言われます。
以前は専用のメシアシさんがいたけれど、どんどん人が辞めてしまうようです。
「ここ、『3K』よ」
「(3K?)キツイ、汚い、危険」
「秋風羽織は危険な香りよ」
とユーコは言います。
本当のことなのでしょうけど、ユーコが鈴愛を辞めさせたいから言っているようにも受け取れます。
鈴愛は炭水化物要員
とうとう今回、鈴愛が自分はメシアシとしてだけのために契約したのだとわかってしまいました。
秋風は鈴愛との出会いのきっかけであり、ティンカーベルに誘う決め手ともなった五平餅を、鈴愛に作ってくれと要求しました。
これまでも要求はしていたようですが、鈴愛は逃げていたようです。
というのも、秋風が心酔しているあの五平餅は祖父・仙吉が作ったものであって、鈴愛は五平餅を作れないから。
それでも実家に電話をして仙吉から五平餅の作り方を教えてもらい、何とか作ってみましたが秋風には「偽物だ」とすぐにバレてしまいました。
鈴愛は正直に白状すると、秋風は「じゃあ何のためにお前を雇ったんだ!」と言いました。
「お前は『五平餅要員』だ」
「こんなことならお前の祖父ちゃんメシアシに雇ったよ」
「実家に一度帰ってでも祖父ちゃんのレクチャーを受けて、完璧なものを作れるようにしておけ」
と言って、せっかく鈴愛がこしらえた五平餅をゴミ箱に投げ捨てます。
鈴愛は少しキレて五平餅要員とは何か?いつになったらペンを持たせてもらえるのかと問いました。すると秋風は……
「はあ?何を言っていらっしゃる?(しっかり聞き取れず)」
「君のその手は五平餅を焼いてもペンを持つことはない。消しゴムすら持たない」
「あなたは『メシアシ』です。永遠にメシアシ。そう『炭水化物要員』だ」
大いにキレた鈴愛、聞いとらん、話が違う、私を騙しましたねと言いながら、秋風のデスクに向かって、描き途中の原稿を部屋の窓から出して…。z
「このままばら撒きます!!」
……と秋風を脅しました。
ここで第6週は終わりです。
おわりに
正直言うと、上京してからの話が全く面白く感じられません。
いつか面白くなるのでしょうか……。
さて、次週は第7週「謝りたい!」です。
鈴愛が盛大な「やってまった」をしてしまった秋風からクビを言い渡されそうですね。
秋風が怒るということは漫画に関することで何かしでかしたのでしょう。
鈴愛が「カケアミ」を描いている様子がありましたから、ペンは持たせてもらえることになっていたみたいですけど……?
鈴愛は律と再会をし、マンション?アパート?も電話番号もバレてしまいそう。
律と再会したということは、鈴愛が朝井と出会った可能性も高そうです。
可能性が高いというか、予告内で朝井が菱本さんに「鈴愛ちゃんの彼氏の正人です」と自己紹介していまいたから、間違いなく出会いますね。
鈴愛のボディコン姿も見られそう。