ディスディスブログ

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アキバで比屋定真帆を追っていたのはレイエス教授ともう一人?誰でしょう? - アニメ『シュタインズゲートゼロ』5話の感想

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毎週木曜日01:35(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送されています。

2018年5月10日の放送は第5話「非点収差のソリチュード」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

 

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アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』

TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト

 

 

アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』、2018年5月10日の放送は第5話「非点収差のソリチュード」でした。

 

非点収差 (astigmatism) とは、光軸外の1点を光源とする光が、レンズに対して同心円方向と直径方向で焦点距離がずれる収差をいう[1]。

- 非点収差 - Wikipedia

非点収差のWikipediaにはこのように書かれています。

ソリチュード (Solitude) とは英語で「孤独」を意味しますね。

 

 

5話「非点収差のソリチュード」

前回4話で、本作の主人公「岡部倫太郎(おかべ・りんたろう)」は、岡部に第三次世界大戦が起こってしまう未来を救ってもらおうと未来からやって来た「阿万音鈴羽(あまね・すずは)」と、鈴羽の未来の父で「未来ガジェット研究所」のラボメン「橋田至(はしだ・いたる)」からある人物の話を聞きました。

それは鈴羽がタイムマシンで2036年(でしたっけ)から過去へタイムスリップする際に、「椎名かがり(しいな・かがり)」というラボメンの「椎名まゆり(しいな・まゆり)」の未来の子どもと一緒にいたということ。

「かがり」は2036年当時10歳の少女で、タイムスリップをしている中で1975年から1998年に立ち寄ったときに鈴羽とはぐれてしまったというのです。

作中2010年においては22歳になっている「かがり」を捜している鈴羽、橋田と共に彼女を手伝うことにした岡部です。

4話ラストで、橋田が「かがり」捜索のためある人物をラボに呼んでいました……が、その人は……!!

 

 

桐生萌郁の登場

橋田がラボに呼んだ「かがり」捜索の協力者は、α世界線で何度となく「まゆり」を殺した、「桐生萌郁(きりゅう・もえか)」でした。

閃光の指圧師、シャイニング・フィンガー。

萌郁は、1話でもヴィクトルコンドリア大の研究員で「アマデウス」の開発者「アレクシス・レスキネン」の部下「比屋定真帆(ひやじょう・まほ)」と接触していた様子が、岡部の目に止まっていました。

しかし、岡部がβ世界線で萌郁と面と向かうのはこれが初めてのはずで、彼は萌郁に対して激しい動揺と不安の表情を見せています。

 

ラボメンでもない萌郁と橋田がどうやって知り合ったのか?

橋田が言うには「エンプロ(?)のライターさんだお」とのこと。

萌郁が岡部に差し出した名刺には「株式会社アークリライト 出版事業部 編集・ライター 桐生萌郁 (KIRYU MOEKA) 」と書かれています。

 

「前にアキバ関係の都市伝説を扱った雑誌があって、そのときに僕のバイトのこと取材したいって連絡が来てさ」

「ほらぁ、僕のバイトって大きな声じゃ言えないやつでしょ?」

「だからいっつも足つかないようにしてたんだけど、桐生氏は僕のところまで辿り着いてさ」

 

このように橋田は説明していました。

「かがり」捜索のために呼び出された萌郁、橋田から情報を聞いています。

その間、岡部は「(萌郁に)本当に頼っていいのか?」と悩んでいます。

世界線は違えど、こちらでも彼女がラウンダーとして活動しているかもしれません。

そんな岡部の様子を鈴羽は注視しています。

萌郁がラボから立ち去った後、鈴羽は岡部に誰なのかと問うていました。

岡部が言い淀んだ様子を見て、ため息混じりでこれ以上詮索はしないけど、私なりに警戒しておくと鈴羽は言っています。

 

 

真帆は岡部のことを好き?

岡部は、「牧瀬紅莉栖(まきせ・くりす)」の記憶データをサンプルに開発されて人工知能AI「アマデウス」をスマホにインストールしています。

「アマデウス」の開発者の一人である真帆から、現実とバーチャルの混同を指摘された岡部は、それ以来「アマデウス」を起動しなくなっていました。

アマデウス紅莉栖の方からアクセスがあっても無視している様子。

アマデウス紅莉栖からその指摘を受けた真帆は秋葉原に向かうことに。

真帆は岡部に「牧瀬紅莉栖は死んだの」と指摘して、その言葉がキツかったから岡部はアマデウスを使わなくなったかもしれないと責任を感じてもいるようです。たぶん。

レスキネンから「リンタローに会いに行くのか」などと冷やかされ、顔を真赤にして「ついでです」と否定しつつも、行くことは止めませんでした。

 

 

尾行者は誰か?

秋葉原に着いた直後から、真帆は誰かが自分を尾行していると感じます。

早足になり、駆け足になり、徐々に逃走のスピードを上げるものの、追手はついてくるようで……いよいよ路地で捕まってしまいます。

逃走の途中、真帆は岡部に電話をかけて追われていることを伝えていて、岡部は「まゆり」と同じことが真帆に起こってしまうのではないかと、武器を持ってラボを飛び出していきました。

そして、真帆を見つけると真帆は誰かに捕らえられている様子……でしたが、どうやらハグをされているようで、真帆も「違うの!」と敵じゃないことを岡部に教えています。

真帆にハグをしていた人は「ジュディ・レイエス」という女性で、レスキネンと同じヴィクトル・コンドリア大学の、こちらは精神生理学研究所の教授だそうです。

レイエス教授のCVは「にしむらまや」さんです。クレジットでは平仮名表記でした。

レイエス教授は近々、日本で開かれるAI関係の学会に出席するために来日しているそうで、秋葉原で真帆を見かけたから追ってきたとのこと。

 

真帆は追手のことを話しましたが、その正体はレイエスだったと岡部たちは安心しています……が、追手は駅近辺から来ていたと真帆が感じている一方、レイエスは現場近くで見かけたと言っています。

確かに一瞬映った追手と思われる人物の脚は男性のもので、カーキ色のカーゴパンツを履いていました。

しかし、レイエスは黒スカートに黒いストッキングを穿いていました。

追手はレイエスに気がついたからか、途中で尾行を止めている可能性が高そうです。

真帆を追っていた人物は誰か?何のために追っていたのか?

 

レイエスと別れた後、ラボに行くと真帆は岡部にあくまでテストだから続ける義務はない、と伝えていました。

岡部にとって「紅莉栖がそこまで大きな存在とは思わなかった」とも言っています。

 

「見てればわかる。大きな存在だって」

「だからあなたはアマデウスに生きている紅莉栖を投影し、その声に記憶を呼び起こし、システムに息吹を感じ、感情を勝手に補完していく」

「でもアマデウスは現状システムに過ぎない。あるのはデータ化された記憶。そこに感情は……(ない)」

 

そういう真帆に対して、岡部は……

 

「わかってる……でも……でも、その記憶は紛れもない紅莉栖の記憶だ!」

「わかっているんだ、紅莉栖がいないことを」

「ここにあるのはシステムだってことも」

「でも……それでも……少し考えさせてくれ」

 

……と言いました。

考えさせてくれというのはテストの中止、アプリのアンインストールでしょうか。

 

 

大人版「椎名かがり」登場

4話で名前が登場して、10歳当時のビジュアルも公開されていましたが、5話ではとうとう2010年の22歳の「椎名かがり」が岡部たちの前に現れました。

前回、ラボメンの「漆原るか(うるしばら・るか)」から会って欲しい人がいると言われていた岡部でしたが、今回「るか」がその人をラボに連れてきました。

 

それが「かがり」でした。

22歳に成長しても、見た目は紅莉栖そっくりで、岡部は驚きを禁じ得ません。

紅莉栖との違いは胸の大きさと声くらいで、一見すると瓜二つです。

ちなみに「椎名かがり」のCVは「潘めぐみ」さんです。

 

アマデウスといい「かがり」といい、岡部からは紅莉栖が離れないどころか、どんどんと引寄させれていて、それはまるで岡部に紅莉栖を助けろという大きな力が働いているかのようです。

 

しかし、「るか」が連れてきたその人は「るか」の父親の知人が連れきた人で、記憶喪失のために自分の名前も何もわからないと伝えていました。

以前、岡部が人の脳とか記憶とかの話をしていたことを「るか」は覚えていて、そういうことに詳しい岡部なら何とかなるのではないかと頼ってきたのでした。

が、岡部は少し知っているだけで専門家ではないから力にはなれません。

 

「るか」は岡部に身元を探すアイデアを求めています。

岡部も紅莉栖に似ているからでしょう、断ることもせず関わろうとします。

 

「かがり」の身元を探す手がかりはずっと手に持っていたもので、それは「うーぱ」のキーホルダーでした。

4話で、鈴羽がネットで「かがり」らしい出掛かりを見つけ、捜索に乗り出したきっかけになった、あの「うーぱ」と思われます。

ずっと肌身離さず持っていたことと経年の変化で色褪せてはいるものの、「まゆり」がそれを見て「うーぱ」だと指摘します。

「まゆり」が言うのですから間違いないでしょう。

 

「うーぱだぁ。これ元々は緑色だったんじゃないかなぁ。だって『森の妖精』さんバージョンだもん」

「この前やってた映画に出てたんだぁ。まゆしぃも持ってるけど、デザインが違うでしょう? 羽根が生えててね」

 

岡部は、最近上映していた映画のキャラがどうしてこんなに古びているのか、と不思議がっています。

そこで彼はある彼女を「かがり」と結びつけたようです。

と同時にソファから立ち上がっていた「かがり」が床に倒れてしまいます。

 

実は、「まゆり」はこの台詞を言う直前に外からラボに戻っていて、「かがり」は「まゆり」を見て驚きの表情浮かべていました。

それはそうですね、「まゆり」は未来の「かがり」の娘なのですから。

「かがり」はおそらく「まゆり」を見たことで、記憶の奥底を揺り動かされたでしょう。

「まゆり」を見た瞬間に失っていた記憶が戻ったのかもしれません。

 

また、倒れた直後には鈴羽もラボに入ってきて、倒れた「かがり」を見て「……かがり」と名前を呼びました。

「お前はかがり、椎名かがりなのか」と。

10年経ち成長しても、直ぐ「かがり」の面影を見出したようです。

 

 

おわりに

良い引きで終わりましたね……次回が楽しみです。

今回「かがり」が登場したことによって、前回の感想記事で私が書いた「阿万音由季が椎名かがり」説はなくなったことになりそうです。

一方で「紅莉栖のクローン説」も今のところ可能性が低そうに思いますけど……でも紅莉栖と顔がそっくりという事実は残ったままですし。

「かがり」の正体は一体誰なのでしょうね。

4話の回想シーンから、彼女は何者かによって洗脳を受けている可能性がありますから、記憶が戻ることで洗脳のことも戻ってしまうかもしれず……怖いです。

 

そして今回気になることが増えましたね。

真帆の追手は誰なのか?」です。

真帆の存在を知っている人物は意外に少ないと思うのですが……真帆はアメリカに拠点を置いていた訳ですし、「アマデウス」の存在と彼女が来日していること、「脳科学研究機構」のことを知っている人物ですよね。

やはり既にSERNが動いているのでしょうか?

「電話レンジ(仮)」が存在していないのに?

 

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