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秋風羽織が初登場!豊川悦司さんが「みうらじゅん」さんにしか見えなくなります - 朝ドラ『半分、青い。』21話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年4月25日放送の21話で、漫画家「秋風羽織」が初登場していました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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『半分、青い。』第4週「夢見たい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年4月23日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第4週「夢見たい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という、おそらく実在しない町です。

時代は1989年(平成元年)です。

本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は楡野家の長女です。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第4週現在18歳、高校3年生。

鈴愛の実家の楡野家は、家族で梟(ふくろう)商店街の「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が鈴愛の年子の弟「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」、祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」です。

1980年時点で廉子さんは既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」です。

律の実家は写真店「萩尾写真店(?)」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」等がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家はふくろう商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

鈴愛が暴れるので「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」もちょいちょい登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

高校では鈴愛も律も菜生もブッチャーも、皆同じ高校に通っています。

 

 

鈴愛の就活とニコニコ仮面

鈴愛は高3の夏休み明けからいよいよ就職活動をしています。

しかし「ニコニコ仮面」の存在もあって、なかなか就職先が決まりません。

就職面接の面接官の中には表向きニコニコしながら調子の良いことを言っておいて、バッサリと落とすような人がいます。

鈴愛はそんな人のことを「ニコニコ仮面」と呼んでいます。

鈴愛の就職先がなかなか決まらない理由は、バブルの崩壊が始まりつつあることが原因としてあるかもしれませんし、耳の病気のことが響いているかも知れません。

就活は農協を残して全滅、弟の草太からは大学に行けばと言われる始末でしたが、その最後の砦の農協から採用の電話が届いて、鈴愛は晴れて就職先が決まったのでした。

 

落ちたというか落とされた企業には「きゅうりのキューちゃん」的な商品を扱う企業もあったみたいですね。

商品名そのものは言っていなかったと思います。「きゅうりのキューべえ」と聞こえました。

鈴愛は落とされた企業をリストアップしていて、その企業の商品は買わないことにしているみたいです。

いや、その気持ちはわかります。

 

 

漫画家を目指せ

鈴愛を律を呼び出して、就職先が決まったこと、鈴愛は就職をすれば良いとしか思っていなくて、美術部の仲間たちはしっかりとした将来のビジョンを描いていることを知って驚いたことなどを話しています。

眼の前のことしか考えていない鈴愛は将来何をしたいかなど考えたことがなかったみたいです。

 

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夏休みに入ってから、鈴愛は律から漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり)」の少女漫画を作品毎に借りていて、そのときも借りていた秋風作品の『東京のカサノバ』を返しています。

秋風羽織のおかげで世界が変わったとまで言い、漫画の模写までする鈴愛、それを見て聞いた律は「漫画家になれば?」と勧めていました。

この言葉が鈴愛の人生の転換点になりそうです。

律としては軽い気持ち、思いつきで話した言葉かもしれませんけど、案外人の背中を推す言葉なんてそんな勢いで口から出た言葉だったりするものです。

鈴愛は漫画家になることを決心するまで至っていないですけど、決心するまでそう遠い話ではないでしょう。

 

 

「秋風羽織」初登場

21話終盤に場面が東京にある、「秋風羽織」のスタジオに転じていました。

秋風羽織は「豊川悦司(とよかわ・えつし)」さんが演じています。

チーフアシスタントでしょうか、右腕的な方が「菱本若菜(ひしもと・わかな)」で「井川遥(いがわ・はるか)」さん、秋風の彼女なのかも知れません。

アシスタントはユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ)」を「清野菜名(せいの・なな)」さん、ボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと)」を「志尊淳(しそん・じゅん)」さんが演じています。

アシスタントはまだいたようですし、編集者も登場していましたが、彼らはおいおい紹介しましょう。

 

みうらじゅんさんに似ている?

そうそう、21話のクレジットを見たら「劇中漫画原作(秋風) くらもちふさこ」と書いてありました。

やはり秋風の絵や作品は「くらもちふさこ」さんが元なのですね。

秋風の漫画家のモデルはオリジナル?色々な人をミックスした人物の可能性もありそうです。

長髪チリ毛でサングラスをかけた秋風は「みうらじゅん」さんにそっくりでした。

 

『Kiss+πr2』 

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21話現在、秋風は『Kiss+πr2』を連載中のようです。

くらもちふさこさんは、『いつもポケットにショパン』を1980年から、『東京のカサノバ』を1983年から、『Kiss+πr2』を1986年から、それぞれ連載していたとのこと(くらもちふさこ - Wikipediaより)。

 

 

21話で登場した89年当時の出来事

東海漬物 きゅうりのキューちゃん100g×10個

21話で1989年当時に流行っていたものは、先述した「きゅうりのキューちゃん」、劇中では「キューベエ」と言っていました。

それと菱本若菜役の井川遥さんは『PINK HOUSE(ピンクハウス)』のものと思われる、ひらひらした可愛らしい洋服を着ていました。

「森尾由美」さんが着ていそうな。

また、律が自動販売機で買っていたジュースは、「ORIGINAL SODA」という名前で、自販機のSODAの並びには「ハニー&レモン」と「ORANGE」と書かれたジュースも見られました。

SODAの他は売り切れでしたけれども。

自販機は古いデザインで、缶の下には「つめた〜いお飲み物」と書かれているフォントや字面も昭和が出ていて個人的にツボでした。

89年当時というと、「はちみつレモン」など流行っていた頃かもしれません。類似商品もちらほら見られた記憶があります。

当時、はちみつレモンの飴もありましたよね。今もあるでしょうか?

 

 

おわりに

ユリイカ 2017年1月臨時増刊号 総特集◎みうらじゅん SINCE1958

一度、秋風羽織が「みうらじゅん」さんだと思ってしまうと、もうみうらじゅんさんにしか見えなくなりますね……。

まさかトヨエツさんとみうらじゅんさんが似ていると思うときが来ようとは……。

私は「くらもちふさこ」さんの作品を読んだことがないと思います。

でもこれだけ劇中に出てくると読んでみたい欲求が出てきます。

 

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