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『花田少年史』の一色まことさんの作品!OPで一ノ瀬海が弾いた曲はショパンのエチュード ハ長調 作品10-1だそうです - アニメ『ピアノの森』1話の感想

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毎週月曜日00:10(日曜深夜)より、NHK総合にてアニメ『ピアノの森』が放送されています。

2018年4月9日の放送は1話「選ばれた手」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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アニメ『ピアノの森』

piano-anime.jp

 

 

 

イントロダクション

森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った一ノ瀬海。過酷な境遇にも負けず、師との運命的な出会いを経て、ショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く感動の物語。

本作『ピアノの森』の録画データの番組説明にはこのように書かれていました。

 

原作は漫画で、作者が「一色まこと(いっしき・まこと)」さん、掲載誌が講談社の『ヤングマガジンアッパーズ』と『モーニング』でしょうか? 1998年から2015年まで連載され、2018年4月現在既に完結しています。全26巻。

ジャンルは音楽。

 

私は本作を未読で内容はさっぱりわかりません。

でも昔から本屋に行くと平積みされている様子は何度も見ていたので、作品タイトル自体は知っていました。

作者の「一色まこと」さんは、私は『花田少年史』で知りました。

15年ほど前でしょうか深夜アニメで映像化されて、それをたまたま観たのがきっかけです。

毎回のように号泣するレベルで良いアニメでした。

OPとEDが「バックストリート・ボーイズ (Backstreet Boys) 」で、花田少年史にバックストリート・ボーイズ?と違和感があるかも知れないですけど、これがまた合っているのですよねぇ。

個人的には紛れもない名作。

 

 

主な登場人物

2018年4月9日は1話「選ばれた手」でした。

本作『ピアノの森』に登場する主な人物です。

主人公は「一ノ瀬海(いちのせ・かい)」です。

海のCVは「斉藤壮馬」さん、1話は小学生時代で「白石涼子」さんが担当しています。

海は一見女の子のような可愛らしい顔立ちをしていますが、わんぱくな性格のようです。

現在、歓楽街(?)にあるバーでしょうか、そこで働く母(後述)と、バーの2階で二人暮らしをしています。

森に捨てられたピアノを毎晩のように弾いて育っています。

 

海の生涯のライバルになるのでしょうか?そんな存在として登場するのが「雨宮修平(あまみや・しゅうへい)」です。

修平のCVは「花江夏樹」さん、1話は小学生で「大地葉」さんが担当しています。

海が通う小学校に転校してきた、親からピアノの英才教育を受けているお金持ちの家の子です。

海にピアノの才能を感じた一人でしょう。

今後、海のライバルになるとなりそうですけど、海はあまりそういうことを気にするタイプではないと思いますので、それを修平がどう感じ取るかが見ものです。

そういう人と素直に受け入れるか、僕なんか眼中にないってかとムキになるのか。

 

後に海の師匠になりそうなのが「阿字野壮介(あじの・そうすけ)」です。

阿字野のCVは「諏訪部順一」さんが担当しています。

1話現在は海と修平が通う小学校の音楽教師をしています。

しかし、かつては日本国内の音楽コンクールで賞を総ナメにするほどのピアニストで、交通事故に遭い左手の自由と婚約者を失った過去がありました。

修平の母親から修平のピアノを見てもらうよう頼まれたもののそれを断り、その一方で海のピアノを聴いて「選ばれた手だ」と海のピアノの才能に一目惚れしています。

海が毎晩弾いているピアノは阿字野が捨てたものだと判明しています。

 

基本的にはこの3名を中心に物語が進行していくと思われます。

他には、バーで水商売をしている海の母「一ノ瀬怜子(いちのせ・れいこ)」、CV「坂本真綾」さんと、親バカな傾向がありかつて阿字野に憧れていた修平の母「雨宮奈美恵(あまみや・なみえ)」、CV「三宅麻理恵」さんが登場しました。

海&修平の同級生でイジメっ子の男の子たちもいましたが、物語上重要ではなさそうなので名前は書かなくても良いかなと。

 

 

OP&ED

本作のオープニングテーマ曲はなかったかと思います。

オープニングでは海の青年期、ショパン・コンクールに出場しているシーンが流れ、海はショパンの「エチュード ハ長調 作品10-1」を演奏していました。

 

本作のエンディングテーマは「帰る場所があるということ」です。

歌っているのは「悠木碧(ゆうき・あおい)」さん。

作詞・作曲・編曲が「hisakuni」さん。

 

 

1話「選ばれた手」

 

1話は上記イントロダクションと登場人物の説明でほとんどすべてを賄えるかと思います。

修平が転校してくるところから物語が始まり、海と出会い、海が毎日弾いているピアノのある森に誘われて、弾いてみるけどどうしても音が出ず、でも海が弾くと綺麗な音を奏でます。

ピアノは壊れていて、相当強い力で鍵盤を叩かないと音が出ないのでしょう。

 一方で阿字野は、自分が弾いたピアノの演奏の誤りや左手が遅れることを海に指摘され驚き、また修平に促されて夜の森に入って海のピアノの演奏を聴いた瞬間に聴き惚れた……という1話でした。

海は阿字野のピアノを一度聴けば覚えられると主張していて、実際に聴いただけの演奏を完コピできていたようです。

 

 

おわりに

2018年冬まで放送されていた『3月のライオン』が将棋のアニメで、『ピアノの森』は将棋がピアノに変わった物語になるような感じを受けました。

本文中に書いたように私は原作漫画やアニメ映画などを観たことがないのでよくわからないまま書いていますけど、1話を観た限りこの2作品は似た雰囲気があるなと思います。

将棋やピアノの上達とともに人間としての成長も描きそうな感じと、主人公には才能がある感じが。

1話冒頭で出落ち気味に海がショパン・コンクールに出場するところを描いていますから、2話以降の海は、紆余曲折はあるでしょうけど、阿字野の教えを受けて音大などに進学し、日本国内のコンクールに勝って世界に挑む、そういう流れが決定づけられています。

結果はわかった上でその過程を楽しむ作品、過程を知った上で1話冒頭に立ち戻ることで強い感慨が生まれる、そういう作品でしょう。

ピアノというと『四月は君の嘘』がありましたね。

2期EDは『seven oops(7!!、セブンウップス)』の「オレンジ」でした……懐かしい。

 

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