ディスディスブログ

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ピエール・ガスリーが4位入賞!F12018バーレーンGPでトロロッソホンダがやりましたよ!

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現地時間2018年4月8日、バーレーンの「バーレーン・インターナショナル・サーキット」にて行われたで行われた「F1 (Formula 1、エフワン) 」の2018年シーズン第2戦「バーレーンGP」で、トロロッソ・ホンダの「ピエール・ガスリー」が4位入賞を果たしました。

 

 

目次

 

 

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F12018第2戦バーレーンGP

headlines.yahoo.co.jp

 

現地時間2018年4月8日にF1の2018シーズン第2戦「バーレーンGP」の決勝が行われました。

優勝は「フェラーリ」の「セバスチャン・ヴェッテル」で、ヴェッテルは開幕2連勝を飾っていてこれ以上ないスタードダッシュを決めています。

2位は「メルセデス」の「バルテリ・ボッタス」が入り……

 

3位は同じくメルセデスの「ルイス・ハミルトン」が入っています。

 

 

トロロッソ・ホンダのガスリーが4位入賞!

そして4位に我らが「トロロッソ・ホンダ」の「ピエール・ガスリー」が入賞しています。

フェラーリとメルセデスと「レッドブル」が他より頭一つ二つ、それ以上抜けているため、上位3チームを抜かした「セカンドグループの優勝」と言っても良いかも知れません。

やっほい!

 

私はF1の放送を見られないのでYahoo!ニュースやら欧州のニュースサイトやらから情報を得ているだけで、レース内容は全くわかりません。

しかし、トロロッソホンダはフリープラクティス (FP) 1から速さを見せていて、特にガスリーはFPで常にトップ10内に名を連ねていました。

予選でもガスリーがQ3まで進出して6位、「ブレンドン・ハートレー」は11位で惜しくもQ2で敗退したものの、マシンの特性とコースの特性が合っていることを窺わせました。

 

レポートによれば、ガスリーはスタートで親チームであるレッドブルの「ダニエル・リカルド」を抜いて見せ、その後、今季のライバルチームになるであろう「ハース」の「ケビン・マグヌッセン」に一時抜かれたものの抜き返して、その後完璧に自身とマシン、マグヌッセンをコントロール、リカルドなど上位陣のリタイアの恩恵もあって、自身最高位となる4位でのフィニッシュとなったようです。

速さだけでなくレースでも冷静な判断の下で戦えることを示し、レッドブルの先輩、ダニエル・リカルドの若い頃を彷彿とさせる、高いレベルで完成されたドライバーの印象です。

リカルドにフェラーリやメルセデスへの移籍話が浮上していますから、もしかしたらガスリーには来シーズンのレッドブル昇格があるかもしれません。

 

チームメイトのハートレーは、これまた今季のライベルになるであろう「フォース・インディア」の「セルジオ・ペレス」との接触を起こして、10秒ペナルティを受け、ピットストップ時にペナルティを消化したことで順位を下げざるを得ず、13位でフィニッシュしています。

ハートレーは、新しいセットアップで活路を見出したガスリーと比較のためでしょう、FPでは開幕戦オーストラリアGPでのセットアップを継続する方向性でトライしていて、ガスリーほどの速さを出せていませんでした。

予選でもバードストライク(鳥がマシンに当たる事故)があったり、決勝でも先述の接触があったりと、不幸が続いたことで精彩を欠いていたようにも見えます。

確かにハートレーは、純粋な速さではガスリーより劣るかもしれません。

しかし、5年ぶりくらいですか、フォーミュラカーのレギュラーシートですし、5年の間に耐久の王者にも輝いていますし、プレシーズンテストでも安定した速さを見せ、バーレーンGPでも後半から終盤は速さを見せていたという意見も見られますから、シーズンが進めば持ち味を発揮してくれると私は信じています。

2人とも非常に良いドライバーです。

 

 

トロロッソ・ホンダがやった

ホンダとしては、過去3年間、特に2年目を除く2年間は辛酸を嘗め続けてきました。

苦難の3年を終え、トロロッソという現状では最良と言えるパートナーと巡り会えて、お互いがお互いを支え合って、今回の4位という結果を得るに至りました。

過去3年を含めても、4位は最上位でしょうか?

 

これまでの「マクラーレン」とコンビを組んでいた3年間、「エリック・ブーリエ」や「ザク・ブラウン」、「フェルナンド・アロンソ」から数々の、常軌を逸するレベルの非難を数々受けてきたホンダ、彼らの口撃に対してホンダは安い反論はせずに、愚直とも思えるほどに実直な努力を重ねてきました。

彼らの努力は私の目に見えないものですけど、2018年プレシーズンで見せた速さと安定感から、彼らが昨年から相当な努力を重ねてきたのだろうと容易に想像できました。

ところが、シーズン開幕戦オーストラリアGPでは、プレシーズンテストで見られた速さもなかった上に、テストでは見られなかったMGU-Hでしたっけ、のトラブルにも見舞われ、「今年もやっぱり……」という雰囲気に包まれていました。

少なくとも私はほんの少し疑っていました……今回も2台が完走できれば万々歳じゃないかと……ごめんなさい。

 

それ以降の努力もまた私の目には見えないものでしたけど、バーレーンGP・FP(FP1でしたっけ?)ではスピードトラップの1位になっていて、もはやGP2のエンジンだと揶揄された頃とは別なのだという、ホンダの無言のアピールが聞こえてくるようでした。

そしてレースでは4位という、BIG3に手が届かない現状を考えれば最上とも言えるリザルトを残してくれました。

 

もちろん今回の結果は、ホンダPUだけの力ではなく、トロロッソが素晴らしいシャシーを用意し、空力のアップデートをもたらしてくれたこと、ガスリーとハートレーがテストで開発しレースでバトルをし勝利したこと、それら全ての積み重ねです。

 

ホンダのテクニカルディレクター「田辺豊治」さんや、トロロッソの「フランツ・トスト」、「ジェームズ・キー」たちが常々言っていることは、自分たちは「トロロッソ・ホンダ」というパッケージで戦っている、ということです。

トロロッソ・ホンダには、レースで良い結果が出ても自分だけの力だと言う人は一人もいませんし、結果が出ていないときも誰か「だけ」のせいにはしないのですね。

これこそが本物の「パートナーシップ」というものではないでしょうか。

私はそう思います。

そんなトロロッソ・ホンダの努力が今回、4位という結果で報われたことが、私には何より嬉しいです。

 

しかし、まだまだ長いシーズンの2戦が終わったばかりで、あと19戦ですか、長い道のりが待っています。

バーレーンGPがピークだったねなどと言われないためにも、何より彼ら自身の目標達成のためにも、今後も私には見えない彼らの努力は続いていくのでしょう。

 

 

おわりに

トロロッソ・ホンダ、本当におめでとう!

レース観たかったです……。

 

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